西川司のレビュー一覧

  • 向日葵のかっちゃん

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    この本を読むと不思議と、忘れかけていた小中学校の記憶が蘇ってくる。大きくなっても忘れてはいけない大切なことを、この本を読んで再認識しました。

    読んでて気持ちが動く1冊だと思います!

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    2025年03月27日
  • 向日葵のかっちゃん

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    著者のお話を聞く機会があり、真っ正直な語り口に惹かれ購入。

    実体験とのことで、
    いい先生と出会えた幸運に、

    評価コメントとしては安っぽい表現ですが、
    クライマックスでは手ばなし落涙。よかったねえ。

    足の遅かった私が、あの頃出会いたかった。

    これはまた読みたくなるでしょう。

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    2022年05月11日
  • 異邦の仔

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    印象に残っているのは、宗教を強く持たない日本人が異国の環境に置かれた時に天皇を拠り所にしてたという箇所。

    エピソードとしては瑣末ですが、それほどに過酷な環境で有ったのでしょう。
    結果としてどれほどの意味のあるODAになったのだろう。

    小説としても一気に読ませる面白いものでした。

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    2022年01月01日
  • 異邦の仔

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    主人公が毎日座る電車の座席が爆破される。たまたま難を逃れたが、次に昔かかわりのあった人が爆弾で殺され、これは偶然じゃない、なぜ?
    話は30年前の海外でのバイトに飛ぶ、その時あったでき事が関係?犯人はあの時置き去りにした人か?
    というストーリーで、テンポがよく、次が気になる展開で一気読みした。最後は凶悪犯に、自分一人で出向かんでも、公安と協力しろよとおもったけど、まあいいでしょう。

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    2021年02月17日
  • 異邦の仔

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    西川司『異邦の仔 バイトで行ったイラクで地獄を見た』実業之日本社文庫。

    タイトルを見て、中東での特異な体験を描いたノンフィクションかと思ったのだが、物凄く面白いサスペンス小説だった。主人公の立花が味わう死の恐怖と34年前の過酷で哀しい体験……やがて真相が明らかになり、全く予想だにしない結末が待ち受ける。

    58歳になる放送作家の立花遼一が携帯電話を忘れた女性を追い掛け、電車から降りた直後、車両が爆発する。数日後、都内で起きた自動車爆発事件の被害者の池上昭次という男性は、立花が34年前にイラクで出会った日本人と同姓同名だった。

    立花が、34年前に高額報酬のアルバイトで訪れたイラクで体験したの

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    2020年10月16日
  • 向日葵のかっちゃん

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    放送作家でもある著者の自伝的小説。1人の素晴らしい教師が子供を変える力を持っていることが本書でわかる。私自身もそうだったので、カッチャンを昔の自分に重ね合わせながら読み進めた。個人的に星5つの小説である。

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    2020年10月11日
  • 向日葵のかっちゃん

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    何歳になっても始めるに遅いことはない。

    他人の何倍も努力することの大切さ

    たった1人、自分を受け入れてくれる人がいればいい。

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    2019年08月21日
  • 向日葵のかっちゃん

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    たった今読み終えて自分が泣いていた事に気付きました。おそらくこの本は、私のこれからの生き方を変える一冊になるでしよう。もっと、早くに出逢いたかった!そしたらもっといい子育てができただろう。何より、自分がやりたい事に挑む姿勢が違っただろう。諦めかけてたけど、頑張ります!って気持ちになりました。

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    2015年08月31日
  • 向日葵のかっちゃん

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    よかった〜(涙)!!
    読み書きも計算も出来ない、跳び箱も飛べない鉄棒も出来ない、ひまわり学級のかっちゃんが、小学5年の春休みに森田先生と出会い、奇跡を起こした作者の少年時代のお話。
    感動してあたたかい涙がとまりませんでした。
    「勉強ができないとどうして困ることになるのかわからなかった。」
    確かに、将来困るから!とかだけ言われても、わからないなぁ。
    勉強になりました!

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    2015年06月20日
  • 異邦の仔

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    作者が言うように『この物語を書くために小説家にならなければ』というほどの想いが込められていたように思う。
    エッセイでなく、小説とした形をとることで思いがけずこの話に触れる人も多いだろう

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    2020年12月01日
  • 向日葵のかっちゃん

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    「人はたったひとりでいいから、自分を丸ごと受け入れてくれる人がそばにいてくれさえすれば、たいていの困難は乗り越えることができるに違いない」そんな人になりたいと思った。

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    2019年03月19日
  • 異邦の仔

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    ネタバレ

    あとがきに書かれているように、アルバイトのエッセイを読み存在を知った本

    エッセイを読み終えてすぐの時には単行本のみの発売で、話題になったからか価格が高騰しとても手が出ない状態だった

    私たちが垂れ流すように使っている石油はいろんな人の犠牲に上に成り立っているのだと思った
    そういった描写は強くないがそう思った

    犯人は山科さんの恋人だと思っていたが、まさか奥さんになっているとは思わなかった

    タイトルの異邦の仔の意味が終盤で納得できた

    考えがまとまらないが、戦争の始まりを体験した作者の描写力は臨場感たっぷりでとても怖い
    読めてよかった

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    2021年04月29日
  • 異邦の仔

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    おもしろかったので、一気に読んでしまいました。異邦の子という題名の意味が最後の最後になってわかりました。
    日本のODA援助の裏側も見られたような気がしました。確かにそんなこともあるかなぁと。外国人を監視するだけで300万。しかし、50度の気温との戦い。政情不安の状況。300万でも安いといえそうです。
     読後感はよかったです。

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    2021年02月19日
  • 鷹狩り 単独捜査

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    最近、切れモノだが、人に愛想を見せることもなく、警察組織にあって必要とあれば、上司だろうと誰であろうとかみついていくデカものをよく読む。

    こんな部下を持った上司は大変だろうなぁ、と同情する。よっぽど腹をくくっていかなきゃ、ならないだろう。

    こういう天才肌で、変人っポイ人間は、その人間性によっぽど魅力がなければ、うんざりして途中で投げ出してしまうかもしれない。

    さて、北海道警の刑事、鷹見健吾の場合は…。

    女性の変死事件が、ある病院で起きた医療ミスへとつながっていく。
    その病院の院長夫人は、失踪した鷹見の妻にそっくりだった…。

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    2017年10月09日