感情タグBEST3
Posted by ブクログ
印象に残っているのは、宗教を強く持たない日本人が異国の環境に置かれた時に天皇を拠り所にしてたという箇所。
エピソードとしては瑣末ですが、それほどに過酷な環境で有ったのでしょう。
結果としてどれほどの意味のあるODAになったのだろう。
小説としても一気に読ませる面白いものでした。
Posted by ブクログ
主人公が毎日座る電車の座席が爆破される。たまたま難を逃れたが、次に昔かかわりのあった人が爆弾で殺され、これは偶然じゃない、なぜ?
話は30年前の海外でのバイトに飛ぶ、その時あったでき事が関係?犯人はあの時置き去りにした人か?
というストーリーで、テンポがよく、次が気になる展開で一気読みした。最後は凶悪犯に、自分一人で出向かんでも、公安と協力しろよとおもったけど、まあいいでしょう。
Posted by ブクログ
作者が言うように『この物語を書くために小説家にならなければ』というほどの想いが込められていたように思う。
エッセイでなく、小説とした形をとることで思いがけずこの話に触れる人も多いだろう
Posted by ブクログ
あとがきに書かれているように、アルバイトのエッセイを読み存在を知った本
エッセイを読み終えてすぐの時には単行本のみの発売で、話題になったからか価格が高騰しとても手が出ない状態だった
私たちが垂れ流すように使っている石油はいろんな人の犠牲に上に成り立っているのだと思った
そういった描写は強くないがそう思った
犯人は山科さんの恋人だと思っていたが、まさか奥さんになっているとは思わなかった
タイトルの異邦の仔の意味が終盤で納得できた
考えがまとまらないが、戦争の始まりを体験した作者の描写力は臨場感たっぷりでとても怖い
読めてよかった