竹熊健太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
# 「自由」に伴う責任のお話
## 面白かったところ
- 著者自身の疑いようのないリアリティ溢れるフリーランス人生が生々しく、読書を通じて彼の人生を擬似的に体験できた
- 自由を得ることの大きすぎる代償が本全体に散らばっており、分かる人にはわかる内容になっているところ
## 微妙だったところ
- 特になし
## 感想
サラリーマンのメガネを通すと、理解不能な生態を除くような気持ちになる。
会社に文句ばかりを吐く新卒からすると、あまりにも「自由」という言葉が尊く感じる。
森羅万象に良いこと・悪いことがあるように「自由」という言葉ももちろん例外ではない。
「若さ」というレバレッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ竹熊健太郎さんのフリーランス遍歴が語られる自伝的な内容でもあった。オレもフリーランスで確かに40歳から厳しさは感じていて、出版業全体の景気の悪化と厄年せいかと思っていたけど指摘されるようなことも原因だった。
とても面白く引き込まれ、参考になる話がたくさんあった。80年代のフリーランスがとても楽しそうで、過ごしてみたかった。
ただ、フリーランスでやっていくための条件として「妻子なし」を強調されており、確かに一理はあるけど、あまり推奨するのはいかがだろう。
俺は仕事を断ることは滅多にないのだが、合わない人とはは距離を置いて、結果的に好きな仕事しかやっていなかった。だから楽しくやってき -
Posted by ブクログ
当時敢えて手を出さなかった本。
「スキゾ」に続く「パラノ」。
こういう精神病理学っぽいタームを駆使した書名に、半ば惹かれ半ば反撥したあの頃。
今では資料として面白い。
1997年3月なので劇場版の直前。
庵野欠席裁判における貞本氏の舌鋒やよし。庵野流にいえば、グーです。
つい「スキゾ」も注文してしまったよ。
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第一部 庵野秀明ロングインタビュー
第壱章 もう、僕は勉強しない
第弐章 ダイコンフィルム誕生
第参章 エヴァへの長い道
第四章 絶望は思うんだけど、そこからスタートです
-コラム-アマチュア時代の庵野秀明 ナウシカからナディアまで 「エヴァ」主要キャラクター紹介
第二部『エ