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Posted by ブクログ
# 「自由」に伴う責任のお話
## 面白かったところ
- 著者自身の疑いようのないリアリティ溢れるフリーランス人生が生々しく、読書を通じて彼の人生を擬似的に体験できた
- 自由を得ることの大きすぎる代償が本全体に散らばっており、分かる人にはわかる内容になっているところ
## 微妙だったところ
- 特になし
## 感想
サラリーマンのメガネを通すと、理解不能な生態を除くような気持ちになる。
会社に文句ばかりを吐く新卒からすると、あまりにも「自由」という言葉が尊く感じる。
森羅万象に良いこと・悪いことがあるように「自由」という言葉ももちろん例外ではない。
「若さ」というレバレッジが効いていて、すべてが上手く行っているうちはなかなか気づかない。
- 発注者がいずれ年下になること。
- 年を取れば体が痛むこと。
- 体力が衰えること。
- 若い才能の芽が無限に出てくること。
こういう当たり前だけどなかなか気付けない生々しい現実を体現され、リアルに描写されている点がとても良かった。
終身雇用制度が瓦解を始めた令和時代。
そんな時代を迎えた我々にとっては、こういう一冊も教養としてありだと思う。
Posted by ブクログ
「計画的にフリーランスになった人」と「結果的にフリーランスになった人」は言い得て妙。後者は若い時分に隙間産業の便利屋として重宝されるうちに仕事を振る側が段々と年下になり「何でも屋」として扱いずらくなって仕事が減る、「40歳の壁」に突き当たるのは哀しいくらいロジカルだ。
本書自体は「『サルまん』で大ヒットを飛ばした竹熊氏でもそうなのか」というフリーランスの悲哀系読み物としては面白い。ただ竹熊氏の同年代の知人の話を聞いて集めました感が強く「別冊〇島」的な趣で、全然40歳の壁にぶち当たってない人も多く、何か示唆があるかというと難しい。20~30代が反面教師として読むにはよいかもしれない。
Posted by ブクログ
竹熊健太郎さんのフリーランス遍歴が語られる自伝的な内容でもあった。オレもフリーランスで確かに40歳から厳しさは感じていて、出版業全体の景気の悪化と厄年せいかと思っていたけど指摘されるようなことも原因だった。
とても面白く引き込まれ、参考になる話がたくさんあった。80年代のフリーランスがとても楽しそうで、過ごしてみたかった。
ただ、フリーランスでやっていくための条件として「妻子なし」を強調されており、確かに一理はあるけど、あまり推奨するのはいかがだろう。
俺は仕事を断ることは滅多にないのだが、合わない人とはは距離を置いて、結果的に好きな仕事しかやっていなかった。だから楽しくやってきたのだけど、その結果ヒットもなく今に至り、ヒイヒイ言っている。一寸先は闇な感じがすごくする。
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