佐藤健悦のレビュー一覧
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サーシャと弼、そしてニセモノの鉄使いの少年との戦いに決着がつけられることになります。しかし、戦いのなかでアガサは命を落とし、サーシャは彼女の命と引き換えに、まふゆのサーキットを解呪します。
さらに、サーシャを陥れようとしたシスターのウィルマ=アシュネルは、過去に命をうしなっていたにもかかわらず、ふたたびよみがえったことが明らかになります。そんな彼女の話を裏付けるように、サーシャたちの前にやはり死んだはずの鳳榊一郎が姿を現わし、「神成(テオシス)計画」が推し進められていることが明かされます。
後半は、カーチャをめぐる物語です。彼女の過去に関するエピソードと現在のつながりが示され、新たな展開が -
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前半は、フリードリヒ・タナーとの戦いの後、つかの間の平和を楽しむサーシャたちの姿が描かれます。サーシャは、彼のことを想いつづける史伽とデートに出かけ、美由梨は久しぶりにカーチャや華と再会するも、お見合いを迫られてとんでもない目にあってしまいます。
その後サーシャは、アトスがまふゆの心臓にサーキットを埋め込んだことをビッグ・マムから聞かされます。彼女を救うために至聖女(パナギア)のアガサのもとへ向かいます。そして彼はまふゆを救うため、「至聖女誕生祭」のバトル・ロワイヤルに参戦することになります。
この手のバトルマンガには付きものの武闘大会ですが、どのように描かれることになるのか楽しみです。 -
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聖ミハイロフ学園にエドガーという少年がやってきて、美由梨たちをはじめとする女子生徒たちに温かく迎え入れられます。一方、学園に身柄を拘束されているジータも、彼と友人になって、久しぶりに学園に戻ったサーシャやまふゆたちとにぎやかな毎日を送ることになります。
しかし、やはりそんな平和な日々は長くはつづかず、エドガーを殺害するという使命を帯びてメテオラがふたたび学園にやってきます。サーシャやまふゆは、ジークと手を結んで、エドガーを彼らの手から守ろうと戦います。
もちろんハードなバトルも良いのですが、今回のように美由梨を中心とするドタバタコメディふうのエピソードもキャラクターの魅力が十分に発揮されて -
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汪震の計画にしたがってウィッチクラフトにみずからの身をささげた美雪と、彼女を止めようとみずから犠牲となってマグダラを発動させた翼の二人が、サーシャのまふゆへの想いを揺り動かします。そんな彼の気持ちに答えるように、満を持してまふゆが登場し、いよいよ汪震との戦いが開始されます。
戦いの後、ジータは聖ミハイロフ学園に身柄をとらえられることになります。ところがそこへ、アトスの「神罰執行部」(メテオラ)の面々が姿を現わし、彼女の引き渡しを要求します。そしてそのなかには、まふゆとカーチャが使命を受けてともに訪れたドイツのバインツェルンで、彼女たちと知り合ったマックスの姿がありました。
翼と美雪の関係性 -
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ソロリティに幽閉された華を助けるため、サーシャはアデプトに戦いを挑み、さらにカーチャも応援に駆けつけます。そして彼らは華の身柄を取り返すことに成功します。
ところが、アデプトの汪震(ワンチェン)は、マグダラ計画を放棄して、「魔女の礎」(ウィッチ・クラフト)の力を完成させる新たな計画を発動させます。そして、そのために彼は、幼い頃から翼を知り、彼女のことを守ろうと決意した瀬田美雪を利用することにします。ウィッチ・クラフトに身をささげた美雪は、女生徒たちを取り込むことで完成体へと近づいていき、サーシャたちは彼らを止めようと戦いを挑みます。
ストーリーがかなり緊迫感を増してきました。主要なキャラク -
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前巻から始まっていたエヴァ・シルバーとの戦いに、決着がつけられることになります。
その後、カーチャと、クラスメイトの椎崎(しいざき)るるという優等生の少女のやりとりを描いた短編を挟んで、前巻の冒頭で登場した鳳榊一郎(おおとり・しんいちろう)と「リジー」ことエリザベスの正体が明らかになります。鳳は、かつてサーシャの姉のオーリャを殺したナトリウムのクェイサーだったのです。サーシャたちに正体を明かした彼は、まふゆたちのもとから燈の身柄を奪っていきます。一方エリザベスも、サーシャが鉄のクェイサーであることを知り、両者の間で戦いの火蓋が切って落とされることになります。
サーシャの過去にまつわる設定が -
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綾南学院の転校生としてやってきた、酸素使いのクェイサーである朽葉悠(くちば・ゆう)という少年に華が襲われます。さらに、彼女を救出しようとしたカーチャとテレサまでもが彼の前に苦戦を強いられます。一方、サーシャの前には朽葉葵(くちば・あおい)という少女が現われます。悠の妹だという彼女は、兄を止めてほしいとサーシャに懇願し、彼は悠と戦うことを決意します。
さらに、ジョシュア=フリギアノスが燈を求めてやってくる短編を挟んで、「Q」(クー)と「R」(エル)と名乗る水銀使いのドヘンタイの双子少女がミハイロフ学園へとやってきます。彼女たちは、まふゆのクラス委員長を務める御手洗史伽(みたらい・ふみか)という -
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サーシャにつづいて、エカテリーナ=クラエというゴスロリ少女が学園に転校してきます。何かにつけてまふゆや燈に冷たく当たってきたお嬢様の辻堂美由梨(つじどう・みゆり)は彼女に接近します。しかし彼女の正体は、「赤銅の人形遣いカーチャ」と呼ばれる新たなクェイサーでした。異端者たちの襲撃を憂慮した「アトス」が、サーシャとは別のクェイサーを学園に送り込んできたのです。カーチャは、彼女に仕える桂木華(かつらぎ・はな)という少女の前でサディスティックな本性をあらわし、華を聖神女にしてサーシャを牽制します。
ゴスロリでドSという、いかにもなキャラクターのカーチャの投入により、一気に物語が華やかになったように感 -
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私立聖ミハイロフ学園に通う織部(おりべ)まふゆと山辺燈(やまのべ・とも)の二人は、とつぜん現われた仮面の人物に襲われます。そんな彼女たちの前に、「致命者サーシャ」と呼ばれる銀髪の少年・アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘルが登場し、二人を救います。彼らは、特定の元素を自在に操る能力をもつ「クェイサー」という存在で、サーシャは学園のシスターを務めるテレサ=ベリアのオッパイから「聖乳」(ソーマ)を吸うことで力を発揮するとされます。
サーシャの活躍で一度はしりぞいた仮面の人物でしたが、今度はまふゆたちのクラスメイトでメガネ少女の水瀬文奈(みなせ・あやな)に襲いかかります。異端者と呼ばれる彼らのねらい