アン・パチェットのレビュー一覧

  • 密林の夢

    Posted by ブクログ

    読み応えがあって良かった。
    日常を忘れて物語の中に引き込まれました。
    あれがどうなったのか、それはなんだったのか、とかいう突っ込みもあるでしょうが、読者に余白を残したよい小説だと思います。気になるから心にも残るんでしょうね。

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    2015年02月19日
  • ベル・カント

    Posted by ブクログ

    映画観賞後積読。1996年に起きた在ペルー日本大使公邸占拠事件を題材にしたフィクション小説。
    リマ症候の心理を覗ける一冊。

    テロ事件なので、おおよその結末はわかっていたけれど、悲しい事件。

    ただ、感じたのは、テロリスト=悪ではなく、育った環境の中での無知な世界観や、家族や仲間を思う気持ちから、反感を持ち行動を起こす。

    価値観が違うもの同士が同じ国で同じ立場で生きられないからこそ、このような事が起きるのだなあと思った。

    現在アフガニスタンでタリバンが征服してる今、私から見れば悪の組織にしか見えないが、他国から国を占拠され、色んな立場からすると一概には悪とはいえないと感じた。

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    2021年08月28日
  • ベル・カント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    予想外の一気読みでした。

    在ペルー日本大使公邸人質事件を彷彿とさせる人物配置。
    華やかなパーティーにゲリラが踏み込んでからは一転、まず女性を解放するまでの時間が、全体からするとほんの僅かな時なのに、ものすごく長く、密度も濃く、緊張感が漂います。

    そして、残った男性陣と、パーティーで歌唱を披露していた有名オペラ歌手ロクサーヌが人質として生活を始めます。
    彼女が解放されなかったことは幸か不幸か、音楽という美を人質、ゲリラ部隊双方に与えることに繋がるのでした。

    膠着状態が続く中で、人質とゲリラの関係に少しずつ変化が生じます。
    ただ、人質が死ぬか、ゲリラが死ぬか(捕まるか)どちらにしても、この話

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    2019年11月03日
  • 密林の夢

    Posted by ブクログ

    物語は中盤過ぎまでかなりのスローテンポで進み少々ダレるのだが、ラスト1/3辺りからはストーリィの核心に触れるネタが次々と投下され息つく間もなく読み進めてしまう面白さ。
    登場人物一人一人のキャラクター設定がハッキリとなされているのだが、それぞれの心情部分についてもう少し掘り下げて書いてくれればもっともっと心を揺さぶる作品になったはず。

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    2016年04月03日