ケルスティン・ギアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サンジョルディの日に向けて、中学生の娘に贈る本を探していてたどり着いた。
タイムトラベルを題材としたファンタジーだが、恋愛小説としての要素の方も強いかも。ロンドンが舞台だがドイツの作品で、本国ではミリオンセラーだそうだ。
登場人物も多く、タイムトラベルにまつわる設定が複雑なので、何度か読み返すこともあったものの、基本的には女子高生らしい軽快な一人称の文章に乗ってテンポよくストーリーが進んでいくので、どんどん読み進めてしまった。
脳内で映像化されるような描写も多く、普段本を読まない子でも、いつのまにか世界に入リこめてしまうのではないだろうか(実際に映画化もされているようなので、いずれ観てみ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ時間旅行者の系譜第三作・下巻
最後の最後まで読んで、ええーっ、と声を出してしまった。あの人がグウェンドリンの弟なの? それってあり? ……ありなんでしょうね。ただ、ある人物を救えたのなら、おじいちゃんも救えるのでは……? と思ってしまったけど、それを言ったらキリがないよね。なにより、おじいちゃんがそれを望まないか。
ということで、久々にハマった海外ファンタジーでした。作者のケルスティン・ギアさんが素晴らしいのはもちろんだけど、遠山明子さんの訳もまた素晴らしく良かった! 遠山さんの訳なら次の『夢の書』三部作も読んでみたいなあ。絶対面白そう。 -
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Posted by ブクログ
終わってしまった~
物語はここまでだけどワールドは続いていく感じが大好きです♪♪
わりとさらっともろもろの設定を回収して、でも人間関係とかはちょっと放ってある感じが若干物足りないけどそれはそれでありかなと。その辺りがワールド感を出しているのでしょうか。
でも、おいらちゃんにはでっかくなって暴れてほしかったなー☆
このシリーズでいいな!と思ったのはレスリーの扱い。不思議な能力を持つタイムトラベラーがヒロイン&ヒーローなんだけど、知恵袋は別の子がちゃんと担ってて、きちんと生きてて恋までしているのが、やっぱりいい!脇が生き生きしてるのは重要なことだなぁと、改めて。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ《時間旅行者の系譜》その三の下巻。
予言の完成がグウェンドリンの死を意味するとわかり、『結社』のリーダーであるサンジェルマン伯爵の指示に従って行動していたギデオンにも迷いが生じる。さらに、ポールとルーシーがクロノグラフを盗んで時の彼方へ逃亡した理由が明らかに…
退屈な学校生活の合間をぬって、超絶イケメンとのラブロマンス、意匠を凝らしたドレスで舞踏会に出かけ、謎解きありアクションありの大冒険。
これは難しいことを考えず、ジェットコースターファンタジーとして楽しむが勝ち!という作品。
タイムトラベルものだけれど、クロノグラフが誰によって作られ、どういう原理で働くとかは不問でヨロシク!
児童文 -
購入済み
タイムトラベル能力に目覚めてしまう女の子が主人公です。
幽霊、高飛車な従姉妹、学園生活など、色々な要素が出てくるので
読んでいて楽しかったです。設定も作り込まれている感じでした。
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