小山田いくのレビュー一覧
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ほのぼの青春群像
小山田いく氏の初期の青春群像物をリアルタイムで読んでいた世代なので懐かしくなって一括購入。
絵は拙いながら独特のコメディと温かさがあって面白かったです。
氏の早逝が残念ですね。
古い作品ですが、画質も問題ないので、ほのぼの青春群像が好きな人には読んでみて欲しいですね。 -
購入済み
電車と恋
「マリオネット師」を週刊少年チャンピオンで読んだのが小山田いくとの出会いだった。
残念ながら「マリオネット師」は小山田の作品の中でも異色なものとされている。
本作品は他の大多数の作品と似た雰囲気を持った作品だ。
1980年代中頃のまだ全国に新幹線が整備されていない(※)時代に出版社でアルバイトをしている興生(おきお)が、取材旅行の途中で環(たまき)と出会ったところから始まる。
この2人が特急や鈍行を使い、取材の旅をしながら、心通わせていく作品です。
途中で国電なんて言い回しも出てきます。この時代の電車を懐かしく思う人にもお勧めできます。
※電車の歴史に疎いので間違ってるかも