黒崎視音のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
何年かぶりのシリーズの新作。
間に出ていた柳原のスピンオフを読んでからと思って、買ったまま、なかなか読めなかった。
柳原をメインとした2冊を挟み、本作ではメインは爽子に戻る。
都内で発生した女子大生の殺害事件。
友人宅の浴室で殺害され、その友人も何者かに拘束された状態で見つかる。
猟奇的な殺人を爽子のプロファイリングで事件解決に導いていく、初期の作品らしさが見えるのが、以前からのファンには嬉しい。
長編かと思ったけど、以前の事件で知り合い、弁護士となった因縁の相手に中国人留学生の冤罪を晴らすのを手伝って欲しいと言われ、規則違反ギリギリのところまで手を貸してしまう爽子の人の好さを描いた中編と、こ -
Posted by ブクログ
カバーイラストに象徴される通り、“漫画的”なキャラ設定及び展開(笑)。
けれども、飽きさせないスピーディーな進行が心地よく、一気に読めた。
“警視庁心理捜査官”のサブタイトルから、シリーズ3作目かと思いきや、読めども読めども前作の関連キャラは出てこない……。終始“?”が頭をちらついていたという(笑)。
最後の3ページでやっと登場したシリーズ主人公(笑)。作者さん、どうやら、壮大なシリーズにしたいらしいなと判断。
買うべし(^-^)v。
★3つ、7ポイント半。
2013.09.26.了。
※内容は十分に面白い部類に入っているのだが、カバーのアニメチックなイラストは…………、
“軽