酒井政人のレビュー一覧
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本の内容と言うより、単純に自分が思ったことですが…
・ここまで国民的行事・コンテンツにした、読売新聞・日本テレビの熱量はすごい
・大学にとって、受験シーズン直前に、これだけ大学名を出せて目立てるのは、ビジネスとして考えれば、乗っからない手はない。強化費用かけても、回収見込みはある
・シューズ等のスポーツメーカーも、ビジネスなので、そりゃ乗っかる
・学生がそれに利用されているかと言うと、学生による。世の中、利用する・される、はあって当たり前だし、学生とは言え、大人なので自分で判断すべき。例えば、山登り・山下りのスペシャリストとしてそれだけに特化した練習をして、実業団に行って使い物にならな -
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正月の風物詩箱根駅伝。視聴率30%を超えるキラーコンテンツのブラックボックスに切り込んだ一冊。高額の放映料の行方、改革を阻む密室政治、有望選手への奨学金などの問題を提起。
箱根駅伝をオトナの世界から見つめ直した内容、ある意味衝撃。
箱根駅伝の過去から現在、未来を俯瞰的に捉える。近年の超高速化など具体的なエビデンスに基づく記述は良いが、奨学金などの内容は伝聞か多い。もちろん具体的には記せないのだろうが。説得力は弱い。
アメリカの大学スポーツビジネスを例示的に紹介してはいるが、日本の大学や学連が内部から改革することはないだろう。讀賣グループも既得権益を手放すことないだろうし。
問題提起は良 -
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ネタバレアシックスの米国販売権を取得したところから会社を始めたnike。60年弱の間に天と地程の差がついてしまった。
・ナイキズーム ヴェイパーフライ4%フライネット2万5920円を中心にした書物。何と160KMしか持たない。
・大迫、設楽等マラソンランナーにもページを割いている。
・キプチョゲはペースメーカ何人も変わる非公認レースイタリアBREAKING2(3名挑戦)で2時間00分25秒で走った。30人のペースメーカーがフルに走る。給水ボトルも手渡し。
・キプチョゲ負けたレースは2回のみ
・伝説のシューズ職人 三村氏アデイダス→ニューバランス
ナイキの社風
・会社というより、巨大な大学キャンパス -
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分かってはいたが、箱根駅伝が綺麗事だけで運営されているはずがない。
しかし、それでも毎年感動して泣いているからこそ、裏側を知るべきだと思った(実際は箱根に向けてテンションを上げたかっただけ)。
知らなかったことも多く、小ネタを含めて周辺情報を手に入れるにはとてもよい。
ただ、箱根が抱える闇が広過ぎて深過ぎるからこそなのだが、一つ一つの内容が薄い。なんなら第1章は歴史を振り返っているだけ。ならばもっとそれぞれの問題にフォーカスしてほしかった。元箱根ランナーの筆者ならば、尚更見える景色もあったと思うのだが。
ただ、第4章で出てきた小林至氏のインタビューは良かった。彼の説明がわかりやすく、日本ス -
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スポーツライターの著者がナイキのシューズで2時間台の壁を破ろうとするマラソン界の現状と話題の厚底シューズの関連について自身の取材に基づいて最前線を書いた一冊。
大迫傑、設楽悠太、服部勇馬と来年に延期となった東京オリンピックの男子マラソンで活躍が期待される日本人選手やエリウド・キプチョゲなど世界のトップランナーも本番で使用しているズームヴェイパーフライを代表とする厚底ジュースと更新される記録について関係性を本書で知ることができました。
2017年から大学の箱根駅伝などでも使用されて区間賞などを占有するなどトップランナー以外でも使用され話題となっている厚底シューズの重さに反比例する凄さと記録を出 -
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