平石貴樹のレビュー一覧

  • 松谷警部と三鷹の石

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    01月-08。3.0点。
    松谷警部シリーズ。
    スポーツライターの死体が見つかり、交際していたと見られる女性が自殺して見つかる。無理心中かと捜査を始めるが。。。

    サラッと読める。読者も犯人当てが楽しめる。

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    2022年01月13日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    10月-10。3.0点。
    松谷警部シリーズ、第一弾。
    OLが部屋で殺害される。容疑者はみんな、大学のアメフトサークルの面々。しかもOBたちがこの5年に3人死亡していることがわかり。。。

    犯人当ての王道ミステリ。小気味の良い文章で読みやすい。短めなのも良いかな。

    キャラクタの違いが小さく、最後まで登場人物一覧を見ながらだった。次作に期待。

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    2021年12月13日
  • サロメの夢は血の夢

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    社長の首だけ死体発見から関係者たちの語りで物語は進む
    いろんな人がいるので事件関係などが把握しにくく
    私には苦手な内容でしたがなんとか読み終えました
    探偵役の車椅子美貌弁護士は新鮮かも

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    2021年07月10日
  • サロメの夢は血の夢

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    ん〜サロメと言う名前に惹かれて読んでみた。なかなかおもしろかった。推理小説には珍しい文体で一人一人の心の中を書き綴りながら犯人に近づいていく。犯人の心の中で自分が犯人だと告白は最後までないが、心の中の端々から犯人の匂いを嗅ぎ付けながら犯人を推理していくのはおもしろかった。

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    2021年04月25日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    陰ではマッタリさんと呼ばれ捜査中に俳句をひねるとの噂もある松谷警部は、目黒の殺害現場で所轄の白石巡査と合流。被害者の友人から聴取を始めたところ、過去の変死事件が浮かんできた。事件は予想外の広がりを見せるも、関係者に犯行の機会や動機は見当たらない。白石巡査の推理に期待し、松谷警部は助勢に徹するが…。犯人当ての妙味に富んだ本格ミステリ、文庫書き下ろし。

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    2017年12月08日
  • 松谷警部と向島の血

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    シリーズ四作目。松谷警部が定年間近に発生した力士連続殺人事件を白石以愛巡査部長が追います。
    アリバイ崩しのフーダニットもので相変わらずの安定感ですが、一部不自然に思う部分があったので前三作と比べるとやや落ちる印象。ただ、最終作らしい特別な趣向が凝らされているので、シリーズで最も魅力的な作品かなと思います。

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    2016年11月19日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    本格ミステリベスト10でみつけて気になり購入。
    犯人探しの部分はなかなかだが、登場人物や雰囲気は良くも悪くも地味なかんじ。
    犯行動機なども個人的にはあまりしっくりこなかった。
    これは好みがわかれるところかな。

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    2016年01月09日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    ネタバレ

     この作品には,トリッキーな叙述トリックや,突拍子もない設定などは存在しない。殺人事件があり,それを警察が捜査するという非常にシンプルな構成の作品である。
     捜査をするのは松谷警部と白石巡査などの警察官たち。そのうち,所轄の白石巡査は,美人というわけではないが,少年のような顔立ちで,目に力があり,元気な運動選手に見えると描写されている。平石貴樹の過去の名作で探偵役として活躍した更科ニッキを思わせる描写であり,非常に魅力的なキャラクターとして描かれている。
     中野区の中野と八王子の中野を勘違いしたというトリックや,自殺に見せかけて保険金を得ようとした人物が,協力者に殺害されるというトリックなど,

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    2015年09月06日
  • 松谷警部と三ノ輪の鏡

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    シリーズ3作目。相変わらず地味なストーリーですが、天然キャラの新米巡査が良いアクセントになっており退屈することはありません。元ゴルファーをめぐる人間ドラマも活き活きと描かれていますし、白石以愛巡査部長によって一つ一つ解きほぐされていく推理は爽快で、なかなか良質なミステリーに仕上がっていると思います。

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    2015年08月25日
  • 松谷警部と三ノ輪の鏡

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    シリーズ第3作らしいが第1、2作は未読。
    警部とその部下たちが地道に捜査して事件の謎を解く。
    元プロゴルファーが殺害され、調べていくとその周辺の人間も変死や行方不明など不可解なことが多い。これらは一連の事件なのか…
    終盤、それぞれのエピソードがつながって謎が解かれるのは読み応えがあったが、全体的にキャラも展開も地味で今ひとつ盛り上がりに欠けるまま終わってしまったのが残念。

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    2015年08月22日
  • 松谷警部と三鷹の石

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    極めてオーソドックスな本格ミステリーで、どこかに破調が欲しい印象は前作と一緒でした。
    捜査過程の丹念な書きっぷりが心地良いですし、伏線が随所に張り巡らされていましたが、ロジカルの緻密さは前作の方が上だと思いました。
    また、松谷警部は相変わらず掴み所がないキャラクターでしたが、山口警部補、探偵役のイアイ、オネエ系のスポーツ店主・梁田は程よく戯画化されて魅力的でした。彼らとのやり取りは面白かったです。

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    2014年12月11日
  • 松谷警部と三鷹の石

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    すごーく次の話を読みたくなる「読ませモノ」。
    とにかく次へ行きたくなります。
    マッタリさんの松谷警部のどこがマッタリなのか今一つわからず、イアイ巡査の決めも今一つぼんやりな感じが・・・。
    うーーん、何なんでしょう???

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    2014年09月22日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    ロジカルなミステリ。
    女性の他殺死体が自宅にて発見される。捜査するとその女性が関わるアメフト部で過去にも2人の死人が出ていた。過去の事件も再度調査することになるが。
    謎解きは非常にロジカル。その分、キャラクターは弱い気がする。特に容疑者たちは特徴が弱く区別が付きにくかった。

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    2014年02月28日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    現在の事件を放っておいて過去の事件ばかり調査するスタンスは違和感がありましたが、過去の事件を伝って伏線を拾い、ロジカルに犯人を特定していく展開が秀逸で読み応えがありました。
    登場人物は、一人の女性を数人の男が取り巻く設定でしたが、男たちが信奉するほどの魅力が伝わらずもどかしさを感じました。
    また、白石以愛巡査は良いキャラクターでしたが、主人公の松谷警部は「浦霞好き」しか印象に残らず、イマイチ掴めませんでした。

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    2014年12月11日
  • 松谷警部と目黒の雨

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    「動機は脇に置いといて」地道に捜査するロジック冴えわたる本格ミステリ。

    目黒本町での殺人事件から人間関係を洗ううちに、過去に起きた2つの事件へとつながります。
    手がかりひとつひとつは言われてみればなるほど~なんですが、それが分からないからおもしろい。
    登場人物や情報量が多くて、現在と過去のアリバイ確認などは混乱しました。
    携帯電話やパソコンが普及しはじめたこの時代というのも考えられています。

    「動機は脇に置いていて」のロジカルな推理は楽しいですが、決して動機がないがしろにされているわけではありません。
    むしろ、最後にガツンと苦々しい真相が待っていました。

    この著者は他の作品でもそうなんで

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    2014年01月09日