【感想・ネタバレ】松谷警部と三鷹の石のレビュー

あらすじ

三鷹の堀越俊介殺害事件は無理心中の様相を呈し、松谷警部も当初捜査が難航するとは考えなかった。しかし白石巡査は納得しない。堀越の本命らしき女性の線から、次第に河口湖とカーリングに絡む諸々の事情が判明。堀越は長野オリンピック有力候補の木屋沢を事故に巻き込み、将来の芽を摘んでいた。カーリング場開設とクラブ結成の話が持ち上がった際に木屋沢はコーチに招かれ、土建屋&スポーツ用品店主の兄弟が一儲け企み……事実を積み上げても明確な方向性は見えなかったが、地道に聞き込みを続けた白石巡査はついに真相を看破する。ど真ん中の本格ミステリ、好評シリーズ第2作。

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Posted by ブクログ

シリーズ二作目。一見ただの無理心中で片付きそうな事件。しかしそこで見つかる小さな矛盾から、事件の真相をじわじわと追い求めるミステリ。まったりとしたムードながら、実に緻密に手がかりが提示されていくさまはこれぞミステリの醍醐味です。
凶器がカーリングストーンというのも驚きだけど(やっぱりそんなに重いのか!)。今回の一番の驚きポイントはやはり動機でしょう。たしかにそれを示唆するあれやこれやはあったけれど、まさかそこまで、と思ってしまいました。実に印象的です。

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2016年08月21日

Posted by ブクログ

01月-08。3.0点。
松谷警部シリーズ。
スポーツライターの死体が見つかり、交際していたと見られる女性が自殺して見つかる。無理心中かと捜査を始めるが。。。

サラッと読める。読者も犯人当てが楽しめる。

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2022年01月13日

Posted by ブクログ

極めてオーソドックスな本格ミステリーで、どこかに破調が欲しい印象は前作と一緒でした。
捜査過程の丹念な書きっぷりが心地良いですし、伏線が随所に張り巡らされていましたが、ロジカルの緻密さは前作の方が上だと思いました。
また、松谷警部は相変わらず掴み所がないキャラクターでしたが、山口警部補、探偵役のイアイ、オネエ系のスポーツ店主・梁田は程よく戯画化されて魅力的でした。彼らとのやり取りは面白かったです。

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2014年12月11日

Posted by ブクログ

すごーく次の話を読みたくなる「読ませモノ」。
とにかく次へ行きたくなります。
マッタリさんの松谷警部のどこがマッタリなのか今一つわからず、イアイ巡査の決めも今一つぼんやりな感じが・・・。
うーーん、何なんでしょう???

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2014年09月22日

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