北村想のレビュー一覧

  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    ミステリーというより、冒険活劇。あまりのおもしろさに、一気に読みふけった。足づかいまでがリアルに伝わってくる文章は、さすがに劇作者と感心。
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    映画「K-20」とはだいぶ違うけれど、わたしはどちらも好き。
    乱歩の二十面相作品と時代感とか世界観が一緒(当たり前だけど)でこちらのほうがアヤシさが少ないぶん冒険活劇的。
    これ一冊だけより、PART2と二冊続けて読むほうが話が完結するのでおススメです。
  • 怪人二十面相・伝 PART2(小学館文庫)
    何と二代目同士の対決になるとは思いませんでしたが、初代の方がどちらも明らかに上手だと思います。でも盛り上がりから考えると、映画版の台本も少し納得。映画を前後編にしてこちらの小説に忠実に作ってもある程度面白かったとは思いますけどね。そして、太宰治についても残念。
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    原作の世界を膨らましたユニークなオマージュ作品。
    映画にもなったが、あの映像イメージとはちょっと違う。
    乱歩ファンこそ必読。
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    映画をだいぶ前に見ていて、たまたま見つけたので
    読んでみたのですが…
    あれ、だいぶ映画と…違う…?
    まだパート2を読んでいないので、なんとも分かりませんが。
    パート2も読んでみたいです。

    丈吉(二十面相)の活躍、わくわくしながら読みました。
    視点がころころと変化するので、どちらがどちらを
    読み切っ...続きを読む
  • 怪人二十面相・伝 PART2(小学館文庫)
    舞台は十年後、戦後となり、二十面相も、明智小五郎も二代目にという設定で話は進む。前編のスマートな怪人二十面相と、知的な明智小五郎との戦いはおもしろかったのだが、ヒステリックな二代目明智小五郎と、芸術性の欠ける二代目怪人二十面相の戦いは、いまいちか…。エンディングもしっくりこない。先代二十面相、先代明...続きを読む
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    で、こちらは、1作目のみのやつなんですが、今度公開される「K−20」の原作です。
    といいつつ、映画は全然小説とは違うみたい・・・見に行くのやめようかなあ・・・
    ちなみに、続編も文庫化されるのでしょうね。まだ見ていないけど・・・
  • 怪人二十面相・伝 PART2(小学館文庫)
    読もう読もうと思って早数年。本棚の肥やしからようやく脱却。
    北村想戯曲、21世紀FOXの芝居はいく作か観賞しました。そういえばファンクラブにも入ってたなあ。
    二代目同士の会話は面白かった。二代目明智の嫌らしさが良い。
  • 怪人二十面相・伝 PART2(小学館文庫)
    再び平吉と丈吉が出会ったところは素直に感動した。
    この物語は子供のころ読んだ二十面相シリーズとは全く立場が逆の物語になってるけどやっぱり完全悪や完全正義なんて世の中にはないんだなぁと思った。
    立場が違えばそれぞれの正義がある。戦争と同じなんだなぁ。二十面相側の立場から見たら小林くんはあんな嫌な奴に見...続きを読む
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    子供のころから読んできた「怪人二十面相」。
    江戸川乱歩の作品を二十面相視点で描いたような作品。
    子供のころはおどろおどろしいだけだった二十面相もなんだか人間らしさが滲み出ていてよかった。
    最初のほうのサーカスのくだりは退屈だったけど後半、一気にパート2へと続く話の展開はかなり期待を持たせる終わり方だ...続きを読む
  • 怪人二十面相・伝(小学館文庫)
    ジャンルがいまいち解らないのですが、一応推理……?
    なんだか冒険活劇みたいなノリですよね。

    映画が面白かったので見終わった後に思わず買ってしまいましたが。
    映画の印象が強すぎたっぽいです。

    面白いけどね。