リタ・メイ・ブラウンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ第8弾。
高校卒業20周年の同期会にからんで起こる殺人事件。相変わらずの、どろどろ人間関係(^^; ミセス・マーフィー達、動物目線のせいもあり、「ニンゲンって・・・(-_-;)」って思っちゃうことの多いシリーズ。
みんなの飼い主ハリーも、決して欠点がない女性ではないけど、元夫の浮気相手と、ちゃんと顔を突き合わせてるのは充分偉いと思うけどなー。狭い街だから、どうしても‘和解’は必要なのかな。狭くたって関わらないで済む方法もありそうな気がするんだけど。元夫フェアとよりを戻すのは、私はオススメしないんだけどなぁ。
お気に入りのブレアがあんまり出てこないパターンの時は、 -
Posted by ブクログ
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ第7弾。
クロゼットでは、南北戦争の再現劇の準備で盛り上がっていたが、貯水池計画のことでは賛成派と反対派で分かれていた。ある人物が行方不明のまま、事件は起こる。/マーフィーや、タッカー、ピュータが賢さの片鱗を人間たちの前で見せ始めた感じがする今回。前から賢かったけど、益々勢いに乗ってきた様子(^^) クライマックスの場面では、「頑張れ!」と応援に力が入ってうるっとしてしまった。私は個人的に好きではない元夫が出てこなかったし、ブレアが久々に出てくるのが嬉しい♪ この後まだ8冊ほど出てるとのことなので、早い翻訳を切望シテマス。 -
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Posted by ブクログ
ミセス・マーフィーシリーズの第9弾。いつもいかにも怪しい人物が本当に犯人だったりするのでミステリとしてはどちらかと言うとゆるめ、…と思って油断していたらレギュラーだと思っていた人物がさっくり退場したりして案外気が抜けなかったり。バレンタインにフェアが元妻に馬用駆虫剤をプレゼントしたシーンには思わず吹いたけど、それがハリーにとって一番喜ぶものだということを知っていたからで、虚飾を必要としない二人の関係が素敵でした。
興味深かったのはキツネ狩りのシーン。原書が出版されたのが2001年でイギリスで「狐狩り禁止法」が成立する前からヴァージニア州では狐を殺さないスタイルが当たり前のようです。自分的には「 -
Posted by ブクログ
クロゼットは道路が凍るような季節。主人公・郵便局長のハリーはヴァレンタインの仕分けで忙しいところ、リトル・ミムが町長選に出るから協力して欲しいと頼まれ、濁したまま気が重い。
クロゼット病院で残忍な殺人事件が起き、好奇心旺盛なハリーがまたもや首を突っ込むので、飼い猫のミセス・マーフィー達は気が気じゃなく・・・・。
動物探偵団が登場しないと事件は解決しない?
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ9作目。
面白いのと面白くないのとあるこのシリーズで、今回面白くないパターンでした。何と云うかテンポが悪くて読みづらい。
動物達は相変わらず大活躍なので、そこだけかなぁ。
無駄にだらっと長い。
猫ミステリだ -
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Posted by ブクログ
人口3千人余りの小さな町が舞台。
平和なハズだったクロゼットに突如、訪れた、惨殺な連続殺人事件。町、唯一の郵便局長を勤めるハリーは、持ち前の好奇心から事件に首を突っ込むことになる。だが、彼女の飼い猫マーフィと、相棒のコーギー犬タッカーが、余りにも的外れなことばかりしてる人間達を見かねて、自ら、謎に挑むことに……。
とまあ、大まかな内容はご想像通り、ごく普通の推理小説である。
でも、私が気に入ったのは事件の流れよりも、猫の描写の方。彼女達は擬人化されている訳ではなく、猫の世界に則った、猫の視点で人間を見ているのだ。だから、不自然に思う部分もなければ、嫌みにも思わない。猫特有の仕種もさり気 -