高橋直樹のレビュー一覧

  • 五代友厚――蒼海を越えた異端児

    Posted by ブクログ

    朝ドラ「あさが来た」のなかで大きな役割を果たしたことで、一気に知名度が上がったと思われる、幕末から明治の時代を駆け抜けた大立者、五代友厚。
    その生涯を元にした歴史小説。

    朝ドラ便乗商法と言えばその通りかもしれないが、五大友厚入門本として読むには適していると思う。

    薩摩藩のエージェントとして、外国商人と渡り合い、軍艦や武器を調達する。
    常に情報収集は怠らず、薩長の力による現状変更を、物資面から支える重要な役割を果たす。そして、いち早く民間に転身し、商都大阪の礎を気づいた人物、五代友厚。
    その一代記を、駆け足で読み込むことができる。
    幕末、新政府の大物たちとの関係、五代が果たした役割とともに、

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    2016年02月18日
  • 真田幸村と後藤又兵衛

    Posted by ブクログ

    全1巻。

    うわあ。
    どうした。
    最近ダメダメだなあ。
    平将門とか面白かったのに。

    真田幸村だけなら一杯あるけど、
    後藤又兵衛とセットの設定が興味深く手に取った。
    が、
    書き散らした印象。

    真田十勇士を否定する設定はまあ良いとしても、
    代わりの小説的なキャラが全員活用できてない。
    最後まで何だったんだアイツって役割のキャラ多い。
    設定の叩き台のまま発表された感じ。
    小説としてぐちゃぐちゃ。
    PHP文庫.....って感想。

    ただし、
    又兵衛も幸村も最期がすごく良い。
    全然な物語で嫌気さしていたのに、
    ここは泣きそうになった。
    読ませるパワーはすごいんだから、
    久しぶりにちゃんとしたの書いて

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    2015年01月19日