【感想・ネタバレ】真田幸村と後藤又兵衛のレビュー

あらすじ

大坂の陣から四〇〇年――誰も見たことのない幸村と又兵衛が、ここにいる!五十男にして側近から若殿と呼ばれる真田幸村。京の都で遊女屋の用心棒ぐらしをする後藤又兵衛。慶長十九年(一六一四)、不遇をかこつ軍略家二人が、大坂城に入った。しかし決戦を前に、大坂城内は謎ばかり。又兵衛が警戒する真田家の不審な家臣・味岡、幸村の脳裏に蘇る長篠合戦の記憶、突如姿を現わした亡父・真田昌幸と瓜二つの老人、そして決戦前夜の、幸村と又兵衛二人の秘策……。戦国最後の戦いの行方はいかに?謎が謎を呼ぶ巧みな仕掛けでかつてない大坂の陣を展開させつつ、時代の巨大な奔流に抗った男たちの熱き魂を描いた、著者渾身の歴史長編。

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Posted by ブクログ

全1巻。

うわあ。
どうした。
最近ダメダメだなあ。
平将門とか面白かったのに。

真田幸村だけなら一杯あるけど、
後藤又兵衛とセットの設定が興味深く手に取った。
が、
書き散らした印象。

真田十勇士を否定する設定はまあ良いとしても、
代わりの小説的なキャラが全員活用できてない。
最後まで何だったんだアイツって役割のキャラ多い。
設定の叩き台のまま発表された感じ。
小説としてぐちゃぐちゃ。
PHP文庫.....って感想。

ただし、
又兵衛も幸村も最期がすごく良い。
全然な物語で嫌気さしていたのに、
ここは泣きそうになった。
読ませるパワーはすごいんだから、
久しぶりにちゃんとしたの書いてほしい。

0
2015年01月19日

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