ジョン・A・リストのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この経済学の本は、なかなか面白い。「実地実験」を通して語られる様々な問題への解決策が。同様の本として「ヤバい経済学」という本が浮かんでくる。
今はやりの「ビッグデータ」に関する話題が載っている。ビッグデータにも問題点があると指摘している。それは因果関係ではなく相関関係に依存していて、しかも、大きすぎてどうやって進んでいったらよいのか途方に暮れると言う点だ。数字やデータをこねくり回していて知らぬ間に難しい理論だけが独り歩きして実態とかけ離れることになりかねない。
インセンティブに注目している。どうすれば人が良いことをするのだろうか、インセンティブが「どう働くかを理解しないといけない」と -
Posted by ブクログ
この本はどうすればアイディアや事業をスケールアップできるか、またどんなアイディアはスケールアップにつまずくのかを論じている。
けっこう当たり前なことが書いてあるのでそんなに勉強にならなかった
スケーラブルなアイディアには5つの特徴が備わっている。
1、偽陽性や詐欺ではないかを見極める
「統計上のエラー」はよく起こる。
ある属性集団の結果(偽陽性)を誤評価してしまい、それをスケールした時にうまくいかないことがよくある。
人は自分の見たいものしか見ない(確証バイアス)
4.ネガティブなスピルオーバーはないか
スピルオーバー効果「意図せぬ結果の法則」
経済外部性と同義