ダニエル・ゴールマンのレビュー一覧

  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    SELをどう理解するのか苦慮していましたが、読み進めながら、「関係性に関する知性」を深めるためのものという個人的な見解に辿り着きました。

    社会変化はとても激しくなっていて、私たちはそれに対応していく必要があります。個人のレベルで見ると、デジタルツールを用いたコミュニケーションや働き方の変化があり、...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    EQのゴールマンとシステム思考のセンゲの夢の共演。自分と他者、それを取りまくシステムの3つにフォーカスする力を高めることが必要、という主張。子供の教育が主題ではあるが、大人に対しても十分応用が効く内容
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    最近、教育に関心を持ち始め、購読。本書「はじめに」にもあるように、現代は注意を逸らすものに溢れている社会。電車に乗っても、ソファでくつろいでも、常時接続のデバイスからの情報をついつい眺めてしまう。ぼんやりと、あるいはしっかりと、自分や周囲の人、社会を考えることをしにくくなっていることは確かで、それが...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    システム思考によって、EQの能力が拡張される。
    EQについて、判りにくい、捉えにくい点が、システム思考を加えることで明確になるイメージでした。

    システム思考側からの読者より、EQ側からの読者にとって良本ではないかと思いました。
  • フォーカス
    素晴らしかった。
    集中力が成果に結びつくという主張ですが、「人間が注意散漫になる(集中できない)根本原因」を能の二つの機能に着目して科学的に立証しています。その理論が各章を通じで軸となっているので説得力があり、腑に落ちる。
    実生活に役立ちそうな助言もたくさん。反復演習は単に数をこなせばいいだけではな...続きを読む
  • フォーカス
    集中を妨げるものが私たちの周りには多すぎる。その結果自分にとって本当に大切なものが見えなくなっているのではないかと警鐘を鳴らし、そこから脱していくために必要なことは何かを具体的な研究結果や事例をもとに私たちに示してくれる本。自分を見つめ、他者に共感し、未来を考えることの大切さについて考えさせてくれる...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    SEL中心の本。
    社交性×感情を学ぶ。

    自分を見つめ、自分の感情に気づく。
    その上で他者がどのように感じるかを考え、どう行動するとよいかを考えていく力を養う。
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    訳が分かりにくいところがあり、原著の英文と併記して読みたい。
    ただし、SELのコンセプトはこれから日本でも広がっていくだろう
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    SELで述べられている5つの能力(セルフアウェアネス、セルフマネジメント、エンパシー、ソーシャルスキル、より良い意思決定)は学校という枠組みだけではなくこれからの社会をより良く生きるために必須の能力だと感じた。

    また、それらの力をつけるためには心理的安全性が土台にあるというところや教師が子どもの安...続きを読む
  • フォーカス
    中身はパートごとに違う話題になるので、全体的にはまとまりはないが、個々の話は面白かった。マインドフルネスが今流行っているけど、それだけみんなスマホとかが原因で集中できないことが多いんだろうな。
  • フォーカス
    3つのタイプの集中力、自己への集中、他者への集中、外界への集中。テクノロジーが人間注意を奪って、人関関係を断ち切ってしまう。目の前のせ起っている事に関心が向かない。

    脳のトップダウンシステム能動的、ボトムアップシステム受動的。情動をトップダウンで制御することは可能。マインドワンダリングの効用。じっ...続きを読む
  • フォーカス
    ●読むキッカケ
    ・ポモドーロとかをやっていて、まさしく集中力は成果を出すことに対して、
    大きなファクターであると考えたため。
    ・ダニエル・ゴールマンが著者だったので、気になったため。

    ●サマリー

    ●ネクストアクション

    ●メモ
    ・集中の対象として、①自己②他者③全体性(システムや仕組み)の3つが...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    ココロのEQを育てるための、環境づくり、指導者の心の持ち方について。
    子供って小さい頃からしっかりしてるもんね。しっかり考えて自分の気持ちを整理してもらうことは重要と理解しました。
    IQや知識ではなく、どうしてそう思ったのか感じたのかをしっかり聞く事。
    ビジネスとおんなじだね。
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    この本のテーマは、トリプルフォーカスだ
    3つの包括とは自身、他者、外の世界である。へ、そして3つの方がそれぞれには技術があり、大切なのは、この3つをつなげた全体感を持つことだと伝えている。
    この変動する世界の中で、自分と言う存在が感じていることに気づき、理解し、そこから他者を理解し、より広い世界へと...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    高名な著者二人だったので期待して読みましたが、トリプルフォーカスの概念はなんとなく分かったが、全体的にハッキリしないモヤモヤ感が残りました。
    翻訳の問題なのか、自分に基礎知識が欠けているからなのか?
    巻末付録の解説が理解の助けになった。この付録をつけたのは、出版社も著者二人の話だけでは伝えきれないと...続きを読む
  • 21世紀の教育―――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
    EQのゴールマンと「学習する組織」のセンゲによる教育に関する共著。

    「なぜ、この2人が?」というほどの驚きはなく、ゴールマンがEQやSQの学校教育の応用に力を入れるのは当然だし、センゲもシステム思考を教育にいれことこと、そして「学習する学校」ではこれからの教育に関する全体的な本もある。

    内容的に...続きを読む
  • フォーカス
    集中力を高めるための具体的な方法論がもっと知りたかった。
    ・自分の最も深い価値観や目的意識に従って人生を歩むための強烈な指針は、どこから来るのだろうか?決め手は自己認識、とくに自分の内なる肉体の声を聞きとる能力だ。微妙な生理的反応には、決定を下そうとしている案件に関するその人の経験のすべてが凝縮され...続きを読む
  • フォーカス
    マインドフルネス、瞑想等最近注目されるスキルに関する有用性がわかる。
    マシュマロ テストからもわかるように、感情をコントロールするスキルが社会で成功するために重要であることを再認識。
    経営者には共感性も必要だと、自分がワーカーだった頃は上司に対して感じていたはずなのに、自分が上に立つと人は忘れてしま...続きを読む
  • フォーカス
    「やらなくてはいけない」と思っていることがあっても、別のことを考えてしまう、飛び込んできた情報に反応してしまう。
    そんな集中力のない自分に気づき、”改善しなければ”と感じることが、日常生活で多々あります。

    その”集中力”について書かれている本があると知って、「自分の悩みを解決するヒントが得られるか...続きを読む
  • フォーカス
    『EQ こころの知能指数』の著者による本作は、認識、注意(散漫)、気づきなどについて、脳科学の知見に基づいて、直感と思考の在り様やマインドフルネスの有効性などが語られている。
    「はじめに」も「あとがき」もなく、8つのパート・21章立ての構成は、読後に目次を読み直してみれば、ああそういうまとめ方だった...続きを読む