ダニエル・ゴールマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SELをどう理解するのか苦慮していましたが、読み進めながら、「関係性に関する知性」を深めるためのものという個人的な見解に辿り着きました。
社会変化はとても激しくなっていて、私たちはそれに対応していく必要があります。個人のレベルで見ると、デジタルツールを用いたコミュニケーションや働き方の変化があり、世界規模でみると環境問題、well-beingなど世界全体で取り組んでいくべきタスクが多くあります。
それらを一歩ひいたところから見ると、「他者」や「世界」といった関係性の中で、「自分」がより良い決断をし行動をしていくことが求められていることが分かります。
本書ではそういった時代に生きる人たち( -
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Posted by ブクログ
最近、教育に関心を持ち始め、購読。本書「はじめに」にもあるように、現代は注意を逸らすものに溢れている社会。電車に乗っても、ソファでくつろいでも、常時接続のデバイスからの情報をついつい眺めてしまう。ぼんやりと、あるいはしっかりと、自分や周囲の人、社会を考えることをしにくくなっていることは確かで、それが学びや思いやりといった「能力」を育むことを妨げているということも体感としてある。本書では、これからを生きるために必要なスキルセットとして、3つのフォーカスを提案している。「自分自身」「他者」「外の世界」の3つ。自分が寂しいと感じている、ということを正しく自覚できなければ、他人が寂しいと感じていること
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Posted by ブクログ
SELで述べられている5つの能力(セルフアウェアネス、セルフマネジメント、エンパシー、ソーシャルスキル、より良い意思決定)は学校という枠組みだけではなくこれからの社会をより良く生きるために必須の能力だと感じた。
また、それらの力をつけるためには心理的安全性が土台にあるというところや教師が子どもの安全基地になるなど共感する内容が多かった。
SELとは全く新しい特効薬ではなく、これまでもそれぞれの場所で大切にされていたものを整理しまとめたものであり、これまでにも大切にしていた部分も多かった。
また、その方法に一つの正解があるわけではないし直ぐに効果が出るわけでもない。
なので、何のためにこの活 -
Posted by ブクログ
3つのタイプの集中力、自己への集中、他者への集中、外界への集中。テクノロジーが人間注意を奪って、人関関係を断ち切ってしまう。目の前のせ起っている事に関心が向かない。
脳のトップダウンシステム能動的、ボトムアップシステム受動的。情動をトップダウンで制御することは可能。マインドワンダリングの効用。じっくり自由に考えをめぐらす時間の確保が何より重要。
脳のおしゃべり止めるための瞑想。注意が疲労した時は休息とること。自然ぼ中に身を置くこと。
自己認識は極めて重要な集中であり、人生の指針となる内なるこえにみみを傾けること。
マインドフルネスとリーダーシップ。 -
Posted by ブクログ
●読むキッカケ
・ポモドーロとかをやっていて、まさしく集中力は成果を出すことに対して、
大きなファクターであると考えたため。
・ダニエル・ゴールマンが著者だったので、気になったため。
●サマリー
●ネクストアクション
●メモ
・集中の対象として、①自己②他者③全体性(システムや仕組み)の3つがある。
良きリーダーには、3つが高い次元で備わっている必要がある。
・面白い仕事をするには、フロー状態に入れば良い。
フロー状態に入るためにも、集中力は必要である。
・脳にはトップダウン的(新皮質)な回路と、ボトムアップ的(皮質下)な回路の、大きく2種類がある。
前者は理性的であるがスピードが遅 -