香住泰のレビュー一覧

  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    「幸せジャンクション」は、初老の主人公がキャンピングカーを相棒に、各地を巡る中で様々な人々との心温まる交流を描いた物語です。

    読後、強く心に残ったのは、人と人との絆は、意識して関わろうとしなければ決して生まれない、ということでした。主人公も、旅の途中でつい見て見ぬふりをしてしまいそうな場面に遭遇しますが、そんな時、一歩踏み出して人と関わることで、かけがえのない喜びや発見を見つけていきます。他者への思いやりを持ち、積極的に関わろうとする主人公の姿勢は、読者の心を優しく包み込むようです。

    また、物語の中で語られる主人公の過去のエピソードは、深く胸に突き刺さり、思わず目頭が熱くなりました。

    0
    2025年05月06日
  • 稲荷山誠造 明日は晴れか (本のサナギ賞受賞作)

    Posted by ブクログ

    第1回本のサナギ賞優秀賞
     
    作者があとがきで、「いつまでもドタバタとした展開の作品を創作していますが、おもろいやんと思えるものを書き続けたい」と語っていたとおり、コミカルでパワフルでドタバタしたお話でした。
    ただ現実的思考な私には、できすぎた展開に感じる場面が多々あって、そんなうまくいくかと内心ツッコミながら読みました。
    漫画を読むような感覚でドタバタ劇を楽しめばいいのかも。
    毎回ピンチの時に現れる変装した探偵とかもうベタすぎました。

    0
    2025年03月26日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    主人公の浜浦さんとかいう大聖人、人間出来すぎでは…?
    あまりにも浜浦さんが善人かつ博学で腰の低い素敵紳士おじなので「もうこのまま何の事件もなく物語が進んでくれ」と思いながら読んだ。
    キャンピングカーがありとあらゆる役目を果たす無敵乗り物として登場。ちょっと欲しくなった。

    0
    2025年03月17日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    素敵な話です。
    色々あったことで堅物になって仕事をしていた主人公。キャンピングカーをもらってから人との出会いで良いおせっかいが素敵でした。

    0
    2024年12月07日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    様々な人と出会い、キャンピングカーで運び会話をしながらそれぞれの人生模様が垣間見える様は興味深かった。普通の乗用車よりもテーブルやキッチン、トイレがあって小さい家にいるような、そのキャンピングカーの雰囲気が乗る人の心をほぐすのかもしれない。

    ただ主人公の、他人を諭しながらも自分を卑下する思想・言動はあまり好きではなかった。過去の事件のトラウマから、そのような思想に陥りやすいのかもしれないが、度重なると周囲の人にある種の気を遣わせているようにも見えてしまう。
    今回過去の事件のトラウマから脱する機会を得たことで、これからは主人公がもっと楽しく生きていければいいなと感じた。

    0
    2024年10月27日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレしながらも最後まで爽やかに読める。こんな生き方はできないな、と思いつつ、正しいものが最後には報われる気持ちよさ。何をするかより、どう生きるかが大切だとわかる一冊。も、ひねりがほしいところ。

    0
    2024年09月24日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    どんなに人生に挫折しても実直に生きてさえいれば必ずどこかで報われるものなのかなと思えた一冊。ひょんなことからキャンピングカーを譲り受け人生が好転みたいな感じだけど、そもそも主人公の浜浦の人柄がいいからなんだよなと。ベースはそこなのよね、“為善最楽”初めて知った言葉だけどいい言葉

    0
    2024年05月13日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

    Posted by ブクログ

    キャンピングカーのわらしべ長者的小説。
    話がまさかと思うくらいに上手すぎる展開をみせるが、幸せジャンクションのタイトル通りに幸せがグルグル廻っていく。
    安心して読めるこういう小説があっても良いと思う。

    0
    2024年03月16日
  • ホノルル臨時探偵局 過酷な楽園

    Posted by ブクログ

    献本でいただいた1冊になります。
    ハワイを舞台にした、とある私立探偵のドタバタ記でしょうか。

    主人公はモチヅキ、40歳を越えて体にガタが来始めている私立探偵、
    離婚して娘の養育費で首が回らないとの、冴えない状況でもあります。

    そんな、どこかあか抜けない彼ですが、クライアントの温情で、
    ハワイに休暇に来たところから物語が始まります。

    構成としては3つの中編がゆるくつながっていて、
    所々に挟まれるハワイの描写が、何ともうらやましく。

    ただ、主人公はそうも楽しんではいられないようで、
    題名の“過酷”が示すような事件に巻き込まれていきます。

    意外と強くて機転もきくのですが、、なんとなく運が悪

    0
    2014年01月07日