感情タグBEST3
Posted by ブクログ
会社が倒産するシーンから始まり、あまり面白い展開にはならないのではないか、などと考えていたが、読み進めるうちにどんどん惹き込まれていった。
出来すぎな感はあるものの、キャンピングカーを入手して、期せずして旅をすることになり、その行く先々で奇跡が起こっていく。
そして、そこで出会う人たちにポジティブな変化を与えていく。
この本の終わり、彼らの旅の終着点に到達するのが惜しくなった。
とても面白かった。
そして、いくつも学びを与えてもらった。
この本は、多くの人の目に触れてほしい。
そして、小さな変化や気付きを得て欲しい。
Posted by ブクログ
物語として、ただただ楽しめる作品。
そんなことある?とか思いながらも、各エピソードが面白い。
生徒の自殺の件は、ちょっと無理やり感が否めないかな。
それでも、みんなが前を向いて進んでいこうとするところがいい。
変に心がざわつくこともなく、本当に、ただ物語を楽しめる。
描かれていない登場人物の未来が楽しみ。
みんなが幸せでありますように。
Posted by ブクログ
人に八つ当たりするよりも誰かのためになる方が気持ちが良い。その通りだと思う。自分を好きでいられるしね。私も日頃から人に親切にできるよう心がけよう。
主人公の謙虚でお人好しな性格に好感を抱き、続きをワクワクしながら読めた。
Posted by ブクログ
最後の最後に、主人公の冴えないおじさんの職業や過去がわかります。
どうしてここまで人に手を差し伸べられるのか。
最後まで読んで初めてわかりました。
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ちょっと出来すぎている?と思ってしまう展開
たけど、嫌ではなくそうなってほしいと思っている自分がいる
人との繋がり
少しばかりお節介になってもいいのかもと思ってしまう
キャンピングカーいつか乗ってみたいな
キャンピングカーはまだ勇気がないが、
夢の一つ、車で日本一周
関東から関西までは行ったことを思い出し車で旅したくなった
人助け、徳を積むというのか
少しばかりやってみようかなって勇気がもてた
Posted by ブクログ
主人公は運送会社で働く冴えないおっさん。
ある日、会社に借金の取り立てが来ていることに気付く。どうやら社長がヘマをしたらしく会社が倒産した。従業員は僅かな退職金とトラックを貰った。一方、おっさんは、フルカスタムされた高級キャピングカーを貰った。そこから、様々な人をキャンカーに乗せ、新たな出会いをしていく。おっさんと関わった人物は皆、よい影響を彼から与えられ、人生が豊かになっていく。
おっさんは、人生で長い間、悔いていることがある人物でもある。
その問題も急展開で、解決の方向に向かっていく。主人公の巧みな相手の諭し方や、一期一会のかけがえのない出会いを体験できる良著。
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人との繋がりこそ1番大事なんだろうなと感じた作品。
キャンピングカーでその都度のお願いを聞くことで繋がりを強くしていく話は現在ヨーロッパ周遊ツアーの旅をしている私にとって旅は道連れという言葉にもあるように今この瞬間の繋がりはとても貴重なものなのだなと感じました。
ちょっとしたきっかけで人生が大きく変わるようにそのきっかけを見逃さないように過ごしていけたら良いと感じた。
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突然、勤務先が倒産し退職金代わりに社長から貰ったのはキャンピングカー。
還暦になる浜浦は戸惑いながらも運転して帰る途中に雨に濡れて佇む老婦人と若い女性の二人を家まで送ることに…。
この一件の出来事から老婦人に頼まれて、介護士の女性・多智花と一緒に東京まで〜。
ちょっとしたきっかけで、浜浦と多智花がキャンピングカーで偶然出会ったちょっとワケありな人たちと旅することになる。
変なオッサン?と思いながらも出会う人に親切で丁寧な言葉使い。
ちょっとした気遣いも恩着せがましくない。
寄り道しながら人助けしながら最終、家に着く前にやるべきことの大切な用事の意味になるほど元教師だったのか、と。
心を閉ざして人と関わりあうのを避けてきた浜浦の過去がわかったのだが、キャンピングカーでの旅を経験して偶然に出会った人たちとの数時間の交流を持つことで、彼自身も変わっていったように思えた。
そして、浜浦のことを忘れられないと思うような魅力を持つ人だと誰もが感じたのではないだろうか。
彼に関わると尖った人でさえ、気持ちが穏やかに丸くなるのだから。
また、誰かからお願いされるのかもしれない。
あそこまで乗せて行って〜と。
もしかしたら、浜浦の方から困っている人を見つけるのが先かもしれないが…。
Posted by ブクログ
心が和んだ。最初に主人公が働いていた会社の倒産から始まるのでどうなるのだろうと思っていたら、ある人助けからお話が続いていき、最後には主人公までもが救われるっていうミラクルなお話でした。そんないいお話が続くと、読んでいる側も心地よくなってきて、自分も何かいいことしてみたいなという気持ちになった。キャンピングカー買ったらいいことあるかも。知らんけど。
Posted by ブクログ
ある日突然、勤めていた運送会社が倒産。社長から退職金代わりにキャンピングカーを譲り受けた浜浦。
ひょんな事から、事情のある人達をそのキャンピングカーで目的地まで送り届けていく。
という様々な出来事が4日間で繰り広げられていく。
んな事あるかーい!と、大人気なく突っ込みたくなるような展開だけど、次々起こる奇跡的な出来事は読んでいて晴れ晴れとした気分になった。
Posted by ブクログ
どんなに人生に挫折しても実直に生きてさえいれば必ずどこかで報われるものなのかなと思えた一冊。ひょんなことからキャンピングカーを譲り受け人生が好転みたいな感じだけど、そもそも主人公の浜浦の人柄がいいからなんだよなと。ベースはそこなのよね、“為善最楽”初めて知った言葉だけどいい言葉
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キャンピングカーのわらしべ長者的小説。
話がまさかと思うくらいに上手すぎる展開をみせるが、幸せジャンクションのタイトル通りに幸せがグルグル廻っていく。
安心して読めるこういう小説があっても良いと思う。
Posted by ブクログ
勤め先が倒産して退職金代わりにもらったキャンピングカーでいつのまにか人助けの旅に出る話。
いろいろ都合よく話が進みすぎだけど、テンポがよくサクッと楽しく読めた。
Posted by ブクログ
出てくる人々が皆良い人ばかりで、読後も爽やかな気持ちになれた。
ただ、読み応えという意味では、盛り上がりにはかけており、少し物足りなさを感じた。
個人的には、キャンピングカーが走った東名高速や中央道は馴染みがあり、知っているサービスエリアやパーキングエリアが登場するのは嬉しかった。