野呂俊介のレビュー一覧

スピーシーズドメイン 9

野呂俊介

[レトロゲーム大好き侍]

ニヨニヨできる

今回の見どころは何といっても紅川と長渡です。
青春だなぁホント末永くお幸せに。

他にも奥田先輩の告白や、相田さんのエピソードなど見所たっぷりです。
田中の性春模様もあるよ！

スピーシーズドメイン 1

野呂俊介

[かまきり]

マイナーだけど面白いのみっけ。

作品の題名の意味が分からず敬遠していた。

エルフやドワーフ、翼人、鬼などがおおっぴらに人に交じって生活する世界で科学を崇拝する高校生の（科学を超えた）発明に主人公ほか登場人物が巻き込まれていく物語である。

勢いのある画風で少し読み手を選ぶかもしれないが、丁寧な絵にキャラは立ってるしギャグもありシリアスもありのおすすめ作品である。

スピーシーズドメイン 3

野呂俊介

恐ろしい手練れだ野呂俊介先生
人外ものといふことを抜きにして、学園ラブコメ？として素晴らしい完成度だ

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

結構ベタベタな二重人格ものだけど、初期の段階で暗くなる要素を徹底的に排除している。
ので入れ替わりを利用（悪用、濫用とも言える）した明るいラブコメにしかならないようになっている。
登場人物も悪気のあるやつはいても黒いやつはいないし、主人公もそれに適当に対応してしまう。
悪友ポジションの連中が揃って癖あるし最初からツンツンしていたりするのに、これと険悪な空気になるでなく日々過ごしているのはいい感じの関係だと思う。
極悪そうに見えてもちゃんと可愛げがあるんだよねえ。
この辺のさじ加減はうまい。
二重人格がせっかくのラブ要素に水を差しまくるというストッパーになっているのもいい感じ。
絵柄はやや固いかな。

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 2

ときゎ / 野呂俊介

[つみたて兄さん]

1巻読んだら残りも買っていた

デートやら、お勉強会やらニヤニヤが止まらない巻です
個人的に26ページ辺りからの
珠姫とのもしもトークが笑ってしまった(笑

＃笑える ＃萌え ＃胸キュン

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

[つみたて兄さん]

展開が気になる

想い人が二重人格という設定で
学園生活をどうするんだと思っていたが
周りも濃い目のキャラが多く
何より二重人格に寛大で意外でしたね。
今後の展開がどうなるのか気になる作品です。

＃笑える ＃ほのぼの

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 3

ときゎ / 野呂俊介

うさぎカフェで仮とは言え手を繋いだ事で愛姫が珠姫と耕弥を近づけようとするとは
確かに現状では愛姫と耕弥の接触を珠姫が拒否している状態なのだから、それが改善されれば耕弥との交際も上手く行く可能性が生まれるか
というか、仲の良い半身が恋人と反発している状態って好ましくないしね

珠姫もそれが判るから少しずつ耕弥と接触を増やそうというわけか
ただ二人の場合、ドキドキするだけじゃなく悪友達みたいな空気感に成りつつドキドキも生まれるから厄介なのだろうけど
手を繋ぐ行為が指相撲になって握手に落ち着くとかどういう事なの(笑)

そんなこんなだから変わらないように思えた耕弥と珠姫の距離感。それが少しずつ変化の兆しが見え始めるのがラブコメ的にとても良いです……
前々からそうなったら面白いなという視点で見るとそう見えてしまうシーンは有ったけど、25話の抱き締めは何の言い訳もできないレベル
ただ、耕弥は見てないし珠姫は隠せたつもりだからそれは明確な転換点にはならず。でも兆しにはなる

もう少し押せば何かが変わる状況、それが恋人なら何の違和感もない瞬間に訪れるなんてね
「2枚抜きだよ…バカ」はナカナカに強烈な台詞

又、珠姫との接触を増やす流れや変化を見せる珠姫の様子が耕弥の好意も変えていく流れは良いね
愛姫の半身だから自動的に好きになるのではなく、きちんと珠姫も好きになっていく様子が判る

だから28話と最終話の展開が説得力を持つわけだね
耕弥と愛姫はもう付き合っていて、耕弥は珠姫も好きになって、珠姫も耕弥を憎からず思っている。なら後は認めるだけ

珠姫への告白シーンはかつて愛姫へ向けた遣り取りの焼き直しかのよう。それがやり直しにならないのは3人の関係が進んだから
愛姫の幸せだけで入れ替わるのではなく、珠姫の幸せでも入れ替わるようになったのは3人が幸せを掴んだ何よりの証であるように思えたよ

スピーシーズドメイン 1

野呂俊介

[匿名]

登場人物みんな好きになれる

登場人物みんな好きになれる。そんな作風。
エルフやドワーフが出て来るけど、コミカルに普通のスクールライフが描かれて楽しい。
とくに、主人公がエルフだけど、本人エルフっぽくしたいけど、どこにでもいるような女の子を感じる日常感が出て来るのが、かわいくて好き。

＃笑える ＃癒やされる ＃ほのぼの

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 2

ときゎ / 野呂俊介

色々と難しい事情の愛姫を幸せにすると決めた耕弥。けど恋人を幸せにするとはつまり恋人らしい接触を増やす意味となり、必然的に珠姫が望まぬタイミングで出現する機会も増えてしまうという事であり(笑)
やっぱりよくよく考えなくても、この交際って難易度が高すぎる気がするよ？恋人らしいイベントが発生する度に耕弥とイチャつくつもりのない珠姫が現れてしまうとか、その様子は笑えるけど恋愛的にはかなりキツイよなぁ……
ただ、それによって耕弥が愛姫との交際そのものを嫌がってしまうとか、珠姫を邪険にするとか一切しないから彼に対しても、そしてこの交際に対しても好印象を抱けるようになっているのだけど

でも、それにしたって「手を繋ぎたそうだな」とそれに応えたら一瞬後に手を振り払われるとか心臓強くないとちょっとしたトラウマになりそうだ(笑)
まあ、珠姫は珠姫で耕弥の接触に戦々恐々だから仕方ないのだけど。そりゃ、手を繋いだくらいで愛姫と珠姫が入れ替わってしまうなら、将来的に「そういった場面」が訪れた時に入れ替わってしまったら目も当てられない(笑)

そういった愛姫との距離が詰まれば珠姫が出てくる状況だから、彼女のお部屋訪問なんてドキドキイベントもあっさり珠姫が出てきて何故か愛姫の可愛い姿鑑賞会になってしまうのだろうけど
ていうか、彼女の部屋を訪れてやることが勉強でもイチャイチャでもなくてそれなんだ(笑)

この厄介な事態を解決するにはそれこそ珠姫が耕弥を受け入れるくらいしか無いように思えてしまうけど、それでは愛姫を幸せにするという趣旨から外れてしまうわけだし、この先の交際はどうなってしまうのだろうね？


互いを好き合っているけど、そういった事情からあんまり進展しない耕弥と愛姫。耕弥はその人間性から関係構築を急いだりしないけど、あまり触れ合えない愛姫まで同様とは言えないわけで
雨を利用しての誘惑、デート時間確保の為の苦行。それは暴走としか呼べない行動なんだけど、この愛姫の無茶を耕弥や珠姫がフォローしているから愛らしい様子に落ち着いていると思えるし、愛姫も耕弥との距離を詰めていけるのかもしれないね

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

幼馴染と９年ぶりの再会、その間に二人を繋いでいたのはSNSでの遣り取りのみで声も聞かず。その状態で相手への恋心を維持していたのは凄いけれど、完璧ではない遣り取りだからどうしたって相手への認識も欠けてしまう
それは仕方ないことだけれど、耕弥はとんでもなく大事な事を知らずに交流を続けていたのか……

いや、それにしたってずっと好きだった相手が二重人格だなんて誰が想像できようか。でも、ここで本作が明るい空気を維持したままでいられるのは、愛姫が珠姫という別人格を生み出すに至った経緯がとても幸せに満ちたのものであり、人格交代のスイッチも幸せを理由にしているからだろうね

本作の特徴的な点は珠姫は愛姫大好き人間だから耕弥の事は別にそんなでもないという点かな。耕弥が愛姫と付き合う事は嬉しいと感じているが、自分が耕弥と付き合う事象には微塵も興味がない。
なら珠姫は大人しく二人の交際を見守るかと思いきや、愛姫が一番幸せな気分になったタイミングで人格交代のスイッチが押されてしまうという理不尽

こういう状況だと耕弥と珠姫も好き合うしか無いんじゃないかと思えるけれど、そこは一線を引くのか
珠姫は愛姫の幸せを見たいから干渉したくない。耕弥は珠姫と付き合ったら浮気だと感じてしまう。だから耕弥も珠姫も友人として接するわけだね。
二重人格という問題は有る。けれど、耕弥も珠姫も境界を守る事で気持ちの良い交際が始められるわけだ

ただ、それでも愛姫が幸せな気分になると人格が変わるというのはやはり交際を続けていく上では不便としか言えないのでは……。一緒に登校しようとなったのに、会う前から人格交代しているのは色々とシャレにならない気がするよ!?


耕弥・愛姫・珠姫、三人の遣り取りはかなりコミカルで賑やかなものになっているね。また、三人を取り巻く家族や学友も個性豊かで賑やかというか静かな時間がほぼ見つからないくらい。特に殆どの人間が愛姫と珠姫の二重人格を受け入れているのはまさしく優しい世界と言った処。ただ、愛姫と付き合うことを「面倒臭くない？」と言えてしまった松浦は少々浮いている気がしないでもないが
本人としては思った事をそのまま口にした形。けれど、耕弥にとって望ましくない言葉だから言い返す。そして愛姫は人格交代……(笑)

まあ、言い返した後は松浦と一緒に飯を食うあたり、耕弥って懐の広い人間だよなぁ。だからこそ、愛姫のような少女とも付き合えて、珠姫とも友人を続けられるのだろうけど
好きを通り越して「君を幸せにしたい」と言い切れた彼は本当に格好いいし、それに「幸せにしてください」と返した愛姫は本当に可愛らしい

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

[@甘味好き]

一風変わった幼馴染ラブコメ

高校生ラブコメのお話。よくある幼馴染がヒロインの設定ですが彼女にちょっとした事情があり、そこをどう捉えるかで評価が変わるでしょう。自分はこの設定がどうも受け入れられずこの評価ですが、斬新な設定として好感が持てる方には大変楽しめる作品ですね。作画もまずまずのオーソックスな学園ものです。

＃胸キュン

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

話は面白くて登場人物の殆どにも好感が持てるのだけど、海老沢がうざい。しゃしゃり出るな。あと、愛姫(珠姫)がモテまくってる理由が謎。

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

[サージュ]

「幸せすぎるってアリ？」を設定にしたラブコメ。愛姫がにまにまデレデレすると可愛くて、普通なら耕哉とできてハピエンだけどまさかの不憫。でも常時叫びまくってるから元気な人たちだこと。裏の折り返し好き。

それでも君を幸せにしたい【電子特別版】 1

ときゎ / 野呂俊介

[Brebu]

おもしろい

斬新な二重人格ストーリーで、両想いなのに全くいちゃつけないのがおもしろくはあるのですが、結局双子相手のハーレム系の展開でなく、純愛な展開でいってほしいです。

＃ドキドキハラハラ ＃ハッピー ＃笑える

スピーシーズドメイン 11

野呂俊介

"「……本当の親との 繋がりを残しておきたかった
今の両親のことは愛している だからこそ秘術を望んだし 何も後悔はしていないけれど
ただもし…いつか本当の両親に会えたとしたら…
…いや 耳だけ残したところで…会いに行けば悲しませるだけだろうにね」
「会いたいの？ お母さんとお父さんに…」"

弦子ちゃんと取り替えられた少年ジンが異世界からやって来て一騒動。
弦子ちゃんが決心して、ジンくんが産みの親と会えて、受け入れられる一連の話で泣いた。
取り替え子が行われる理由も判明し、今の取り替え子たちの出自がまさかすぎてちょっと笑った。筋はちゃんと通ってて面白いし、合間合間の台詞のやりとりも面白くて最高。
そして最後に自覚した弦子ちゃんが告白……！しかも告白された大機くんは顔赤くなるし、それを見て弦子ちゃんも顔赤くなるって展開がもう可愛い！

スピーシーズドメイン 10

野呂俊介

"「ど…どう思う？」「どうって……」「弦子ちゃんに言われてふてくされるって…」
「科学のことならいざ知らず…この手の話じゃいつものんきに流してたのに…」
「え…だってこんなん絶対…！？」「意識してますよね！？」
『ついに来たのか…！？思春期！！』"

まさに帯の通りの大告白祭り。結果としては実らなかったけど、風森さんはこれでちょっとは意識したのでは……。
「あたしこの面子だと一人余りますね！」があまりに正直で笑っちゃう。

スピーシーズドメイン 9

野呂俊介

"「最近ボーッとしてる率高いな 何考えてんだ？」
「…最近風森さん俺の発明品を見ても大して驚かないから
あの人が絶対驚くような発明創りたいんだけど
思いつくのは大体創ったし…もっと…もっと何か凄いやつ…」
「…また脳内ラボに引っ込んじまった」
「…倦怠期の夫婦みてぇなこと言ってんな」"[p.135]

そうなるの！？と言いたくなる展開。
かわいい×かわいいの風森ちゃんの気持ちわからんでもないけど、恵良ちゃんも幸せになってほしいけど、そうくるの！？
大機くんが全然わかってないっぽいのも、風森ちゃんが自分のことに大しては全然わかってないの、読んでてもにゃもにゃする反面面白い。
つ、次が楽しみ……！

スピーシーズドメイン 8

野呂俊介

"「うあああ〜〜…それ超良い〜〜
二人の恩人になりたいい〜〜」
「それでいいの！？」
「だってウチ ふーりんのことも好きだし…」
「まぁ…美味しいとこ取りではあるのか…？」
「二人に頼りにされたい…」
「恵良も大概夢見がちだな」"[p.138]

そこで彼女が音無森だとわかる大機くんーー！！！

スピーシーズドメイン 7

野呂俊介

"「違っ…！違う違う違う！！」
『照れた少女の赤らむ頬は熟した心の表れかーーッ！！』
「違う違う違う違う違う違う違う違う！！
こいつ案外なんでも出来るし面白いし気が利くし！！
なによりデブだから非常食になるってそういう意味！！
デブは非常食になるってそういう意味だから！！」
『ええ…食べるの？このお題でそこまで極限想定する…？』
「ネタに決まってんでしょうがぁーッ！！」"

運動会編。わちゃわちゃしてて面白かった。

スピーシーズドメイン 6

野呂俊介

"「…土和とどこまで行った？」
「一番遠いので海までだよ!!」
「夏のあの暑さだぞ!？何か間違えなかったのかよ!!」
「おまえの目の付け所が間違ってんだよ!!」"