岩澤智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直、全ビジネスマンが読むべき。
これを読めば、中身のない「お仕事ごっこ」を撲滅できると思う。
要点はシンプル。頑張ってるのに結果が出ないのは、やり方以前に「解く順番」を間違えているから。
大事なのは Where(どこが問題か)→ What(何が原因か)→ How(どう解決するか) の順。
特に納得感があったのは、問題には「発生型」と「設定型」の2種類があるという話。
起きてしまったトラブル(発生型)ならこの順で解けばいいけど、難しいのは自ら目標を立てる「設定型」。こっちは「あるべき姿」をちゃんと定義しないと、どこを攻めるべきか(Where)すら見えてこない。
上司に言われて、脊髄反射で「とりあえず施策(How)」に飛びつくのはもうやめよう。この思考法があれば、手当たり次第に動いて疲弊するだけのループから抜け出せるはず。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み応えあり。まだ消化し切れていないので、時間を取って再読すべき本。
印象に残った点
・「How思考の落とし穴」手順を追って考えず、思い付きの対策を連打しても成果が得られる可能性は低い。多くの企業でビジネスパーソンが陥っている大きな落とし穴。8
★★問題解決の3ステップ:where→why→how30、「勘と経験による思い込み」を回避40、問題:where(どこがissueか)、原因:why(reasonは何か)57、日本語の多義性・英語の明瞭さ。分解(where)と深堀(why)の違い79、「油断するとwhyやhowと混同してしまう」89、問題を特定したら、そのまま「コインの裏返し」をするのでなく、原因を掘り下げ「なぜなぜ分析」を。性急な対策を求めるとトライ&エラーで非効率。117、「where絞り込んだ問題から、whyを掘り下げる」(当然と思うが、よくつまづく)124、
・「感度のよい切り口を選ぶ」→特定の場所だけが問題87
・一次分析をおこない、仮説を持って切り口を考える90、「仮説に頼り過ぎない」91
★意味がある切り口を考える:(例)年齢構成→属性(学生、社会人等)92
・論拠(問題の裏付け)と原因(要因)95
・「打ち止め」①それ以上どうしようもない、②たまたまやってない、③悪循環131
・なぜなぜ分析・論理を飛躍させない129、正しい日本語で掘り下げる137、「自分を主語として掘り下げる」139、「末広がりー広がりっぱなし」にならないように消し込む。145
・「手を打つべき原因を明らかにする」手法の類型151
★浅すぎず深すぎないところに手を打つ153
★「設定型」か「発生型」かよく見極めて対応する。「設定型」なのに「発生型」のようなアプローチをすると大失敗(例:「売上50%伸びない」というのは、発生型でなく設定型、故にまずは問題を吟味すべき)190
★★「課題」という言葉は、「問題」「原因」「対策」と混同されがち。「課題」とはあるべき姿とのギャップ。「対策」と間違えるのが一番危険(How思考の落とし穴、コインの裏返し)210、そんな簡単なことをというが、よく出て来る誤り(例:若手人員への業務移管されていないことが課題(「対策」ができていないことが「課題」という論法になっている。本来は、その背後にある残業時間過多が課題。))。212
・仕組みに落とし込む268
・「対策と結果のつながり」、KPIの選び方297
・「確認できない検討」328
★異動や組織変更によって担当が変わった場合にありがちなのは、何の振り返りもせに、いきなり全く異なる「PD」をやること。「CAP-D」を意識。329 -
Posted by ブクログ
読むのにかなり時間がかかりました。
「問題解決」とは、すべてのビジネスの現場で日々必要とされる普遍的な「仕事の進め方」である
本書は、ビジネスの現場からこうした無駄をなくし、すべてのビジネスパーソンが効率的・効果的に仕事を進めるための「手順」を明らかにしたものである。
問題解決については、2つの型 ①基本手順:問題発生型 ②応用手順:課題設定型 がある。
①基本手順 問題発生型の解法 問題解決の手順⇒問題の設定⇒原因の追究⇒対策の立案⇒対策の実行⇒評価と定着化
②応用手順 課題設定型の解法 課題の設定⇒対策の立案⇒対策の実行⇒評価と定着
対応するスキル 戦略立案、課題解決、分析力 をカバーしている
また、デファクトスタンダードでないが、「定番教科書」として使える本を自前でつくることとした とある
本書の特徴は、以下です。
①「わかる」ではなく、「できる」を目指している
②「課題設定型」まで言及したものであること、
気になったことは以下です。
<問題解決の手段>
・問題解決の手段とは、あなたが直面するあらゆる問題の解決策を考え、実行するための手順である。
・問題解決の手順とは
①Where 問題がどこにあるのか 問題を絞り込み、合意を取り付ける どこどこ分析
②Why その問題の原因はなにか 広く深く原因を掘り下げる なぜなぜ分析
③How ではどうすればいいのか 原因に対する効果的な策を打つ
の3つのステップで考えることだ
・その原因に対する対策を複数考えた上で、もっとも効果が高く、費用が安く、時間的にも速くできるものを優先的に選択する
・How思考に注意 深く考えずに目先の対策に飛びついてしまうこと
・応用として仮説思考 Where⇒Why⇒How とやらないで、仮説で(How、Why)をきんて、その仮説を後から検証する方法である
<問題を特定する>
・問題特定のポイントは3つ ①全体を正しくとらえる ②問題を適切に絞り込む ③論拠をつけて問題を特定する
・もれなくだぶりなく MECE
・視野を広げて全体をとらえる⇒全体が決まらないと、もれがきまらな
・視野をあまりにも広げすぎないこと 視野をあまりにも小さく絞りすぎないこと
・上司や関係者とこの段階で一度「にぎる」こと
・切り口を考える上で、分解と深堀を繰り返していく ⇒ ①ロジックツリ- ②問題所在マトリックス ⇒ トラアンドエラーを繰り返し、真因を見つけていく
<原因の追究する>
・コインの裏返し(表面に見えている問題をそのまま裏返して対策にする)をしない
・因果の構造図 を作って考える
・なぜなぜ分析 3ステップ 8つ
深く掘り下げる ①Whereで絞り込んだ問題から掘り下げる ②なぜをくりかえす ③論理の飛躍に気を付ける ④打ち止めになるまで掘り下げる
広く掘り下げる ⑤もれなく、幅広く可能性を可能性を考える
正しく掘り下げる ⑥事実で確認する ⑦正しい日本語で掘り下げる ⑧自分を主語として掘り下げる(自責で考えること)
・掘り下げたら、因果を正しく考えれらえたかを確認する
・問題解決の効果のポイントは、3ステップ 9つ
問題解決の効果を高める ①主たる原因に手を打つ ②全体に影響がでるように手を打つ、③浅すぎず深すぎず手を打つ ④立場とリソースを考え、分析しながら手を打つ
対策の実現性を高める ⑤単にやっていないだけの原因に手を打つ ⑥入ってくる矢印が少ない原因に手を打つ ⑦下にある原因を避けて手を打つ
検討の効果を高める ⑧悪循環を断ち切るように手を打つ ⑨いくつかの要因にまとめて手を打つ
<あるべき姿を設定する>
・問題には、発生型と設定型の2つがある 発生型は現状復帰 ⇒ 設定型はチャレンジ(あるべき姿)へ
発生型は、問題がどこにあるかは明白であり、共通認識を取りやすい
設定型は、問題かどうかは人によって違う、共通認識をつくることが非常に難しい ⇒ そのために ①視点を定める ②具体化する ③指標化する
・設定型 目標(いつまでに、どの程度) と 目的 (どちらにむかう) ⇒ KGI ゴールとする数値的目標、指標を設定する
・あるべき姿のチェックポイント ①夢物語でない実現可能な姿になっているか ②具体的になっているか ③箇条書きの羅列でなく、矛盾を含んでいないか ④大目的・外部環境・内部環境が関連性をもっているか
・環境分析には、フレームワークの使用、フレームワークの組み合わせでチェックする
①共通分析(3C,SWOT) ②外部環境 (PEST,5Forces) ③内部環境(バリューチェーン、SPRO,ヒトモノカネ、4P,4M)
・トリの目、ムシの目
・空・雨・傘
<対策を立案する>
・そもそも対策とは何か ⇒ 意図をもってこれまでと違うことおこなうこと ⇒ 単なる思い付きでなく適切に感が抜かれたこれまでと違うことが 対策
・優れた対策3つ
①成果につながること 成功要因と失敗要因を踏まえる
②わかりやすいこと 理想は一網打尽
③着実に実行できること 障壁を取り除く
・より効果的・効率的な対策
複数の視点で評価 効果・コスト・時間 で評価
整合性を確認 矛盾、確実な実行
全体への影響を考慮 社内へ影響部門をあらかじめ配慮、関係への事前連絡
<対策を実現する>
・対策をより細かいToDoへ落とす そのために既存の取り組みをうまく活用する
下ネゴして合意を取る
状況を共有する
小さな課題解決を繰り返す
着手タイミングを計る
組織の不文律を踏まえる
やりぬく意志を持つ
・タスクの見える化
実行計画全体を見える化する
ゴールと制約要件を明確化する
タスクを分解し、始まりと終わりを考える
マイルストーンを設定する
・対策実行をモニタリング
管理指標(KPI)、基準値、アクション
<結果を評価し、定着させる>
・PDCAを回す C,Aをわすれないように
・KGI,KPIを振り返る
・成功・失敗要因をまとめて、見える化する
・PDCAから、CAP-Dへ 次のサイクルは、チェックから始めてみる
・アクションとはなにか ①今の問題解決を完遂 ②組織へ定着させる ③新たな問題解決に取り組む
目次
はじめに
第1章 問題解決の手段
第2章 問題を特定する
第3章 原因を追究する
第4章 あるべき姿を設定する
第5章 対策を立案する
第6章 対策を実行する
第7章 結果を評価し定着化させる
ISBN:9784862761248
出版社:英治出版
判型:A5
ページ数:352ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2021年11月10日第1版第13刷 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▪️第一章
・問題解決のステップ
①Where 問題がどこにあるのか
②Why 問題の原因は何か
③How ではどうすれば良いのか
・問題は必ず最初に絞り込む。
・細分化した問題の着実な解決を何度も繰り返すのが問題解決の定石である。
・絞り込んだ後には必ず合意を取り付けておく。
▪️第二章
・検討に入る前に考えるべきことの全体は何かを意識すること。
・問題の全体を捉えるには、関係のない人に質問してもらうことが有効である。
・どこに切り目を入れると最も違いが際立つかをしっかり検討すること。
▪️第三章
・問題の原因を追求するときは、必ず自分を主語として掘り下げること。
・原因が広がらない場合は、「この原因があっても、こういう場合は異なる結果になるはずだ」と考えてみるとよち。
・事実で確認しながらその問題固有の原因を考える。
・複数の原因にまとめて効率よく手を打つ。
・掘り下げた下の原因がどうしようもない場合、割り切って下の原因を大前提に上の原因を解消できないかを考える。
・原因分解の方法は、足し算/掛け算/プロセス/フレームワーク
・あるべき姿を定めるには3つの視点を用いる。
①遠い将来どうなりたいか?
②自分達の強みは何か?何ができるのか?
③周囲に何を期待されており、何をなすべきか?
▪️第五章
・対策とは意図を持って、これまでと違うことを行うことである。
・この対策を実行したらどうなるかを最後の仕上げに考えることで、試作の整合性を測る。 -
Posted by ブクログ
何度も読み返したいと思う本
問題解決の手順はwhere→why→howの順で考える
①WHERE
問題がどこにあるのか
【具体的な手順】
問題を以下の項目に分解すること
⭐️when
いつ起きた問題か
→春夏秋冬、平日休日、朝昼晩
⭐️WHERE
どこで起きた問題か
→市町村別、都市部郊外
⭐️WHO
誰が起こした問題か
→男性女性、10,20,30代
⭐️WHAT
何についての問題か
→フード類ドリンク類、ハンバーグ定食豚カツ定食
②WHY
whereで絞り込んだ問題を掘り下げる
なぜなぜ分析(なぜを5回繰り返す)
首都圏の30代の男性の売上が下がったのは、なぜ
→客数が減ったから
③HOW
Whyで広く深く掘り下げて特定した原因に対して、それを解消するための様々な対策を検討する
問題に直面したときに、対策を考えるHOW思考になりやすいので気をつけること