中井はるののレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このお話の中で面白かったのはお兄ちゃんのロドリックがめちゃめちゃの嘘をついたことです。どういう嘘かというと、ロドリックが朝の三時に起きて制服に着替えてグレッグを起こしこういいました。「お前は夏休みの間ずっと寝ていて運よく今日目を覚ましたんだ。」と言いました。それをグレッグが本当に信じてしまい朝の三時にコーンフレークを食べてしまいました。そしてグレッグのパパが起きてきて「朝の三時にコーンフレークを食べるやつがいるか!」といい怒鳴られてしまいました。そしてグレッグがだってお兄ちゃんがというとぱぱがロドリックの部屋に行くとロドリックは何もなかったようにパジャマでグーグーとねていました。そしてパパはうんざりしてまた寝てしまいました。そこが面白かったので皆さんもぜひ読んでみてください。
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Posted by ブクログ
ネタバレ一部、法律や投票に関する部分は違うし、本はもう少し詳しく書いてある部分もある。
『例え話』が多いので一見すると『何を言ってるの?』と思ってしまうかもしれないという点はある。
そして、私も読んでいて、ん??と思ってしまう。
基本的に『性交に関することや、身体への接触に関する話』として読むと、例え話でも入り易いかもしれない。
でも、やはりこの本は読む人を選びそうだなと思う。
『ハグ』という行為はそこまで日本に広がっていないとか、このコロナの時代もあって人との接触が減ったせいもあるケド。
『ハグしていい?』『ダメ』というページがあるケド、子供を抱きしめる人は子供にそんな事を聞いて来ない。子どもだから触っていいと思っている人が多い気がする。もしくは親に聞く=子供の意志は確認しない。
最初の章は同意についてで、『あなたに選択肢がある』『自分の身体の事は自分で決める』と言うような事が書いてある。
2章は自分の気持ちについてなのだが……この章、わかり辛いなと感じる。
3章は同意すること、同意を貰う事。要は、相手に関する事はちゃんと相手に質問する。そして、相手の話を聞くという事が書いてある。
着てる服で同意かどうかは決められないと、水着を着ている子を突き飛ばしてはいけないというのがあるけど……そんな事をする人いる??と思いながら見てしまった。 日本版だとここに、『ミニスカートだからと痴漢してもいいわけではない』みたいなものが入ってきそう。(実際の痴漢はミニスカートだからというよりも、大人しそうな子を狙うらしいけど)
4章は気持ちが変わってもいいという事を説明している。
断ったら相手が怒るかもしれないケド、それでも自分で決めていいとある。
5章は安心して付き合える関係
6章は自分も同意を忘れちゃうことあるよね。だから、『同意をとる練習』が必要となっている。
同意は意識しないと忘れてしまう。断られても、断ってもいい関係がいいけど、その為の練習は必要。
7章は誰かを支える説明。被害を受けた人には「君は悪くない」と伝えよう。
8章はささえあう説明。
『まわりのだれもが「同意」をちゃんと実行できているわけじゃない』
身も蓋もない終わり方だけど、それが現実なんだよなというのも痛いほどわかる。
だから、わからない人と話すより、わかってくれる人と話そうねという話なのだが……この『同意』がわかる人を探すのが大変なんだよな。とも思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ〈残酷で下品で浅はかで最高〉
こどもの本総選挙でTOP100に入り、「翻訳読み物」のジャンルで1位をとっている作品(第2位は『ハリー・ポッターと賢者の石』)ということで読んでみた。
グレッグという少年(日本でいうと小学高学年から中学1年くらいだろうか)が彼の身の回りに起こることを書き記していくというお話。
グレッグはどんな男の子かといえば……
一緒に遊んでいる子を馬鹿にしてからかって遊び、
女の子からはちやほやされたくて、
バンドにハマっている兄からはおちょくられまいと身を守り、
父母から過保護な愛情を受けている弟を羨ましくも妬ましくも思っている、
そんな少年。
彼の周りには、彼に馬鹿にされていることに気づかない友人たちや、ヒステリック教育をする母、よく分からない教育観をもつ父などがいる。
彼が考えるいたずらや遊びは残酷で下品。
彼の行動は浅はか。
大人が読めば眉をひそめるような物語。
だから、子ども達に人気があるんだろう。
残酷で、下品で、浅はかなことを純粋に楽しむ子どもたちにピッタリの作品。
人気があるのもうなづける。
これを読んだときの感想が「なんでこんなのが人気なのか、理解できない」となったら、「子ども」でなくなったのかもしれない。
【受賞記録】
「第3回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100 「翻訳読み物」第1位
「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100 「翻訳読み物」第1位
「第1回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100 -
Posted by ブクログ
自分の事は、自分で決めて良いし、他の人も自分の事は自分で決めて良い。だから、誰かがあなたに何かしようとしたら(もしくは、一緒に何かしたいと言ったら)嫌だったそれを伝えてやめて貰おう。また、誰かにあなたが、何かしたい時は、人によってはしたい事が違うのだから、ちゃんと聞いてからしよう。って事が、マンガ(イラスト)で分かり易く説明されている。
著者は、アメリカで「性的同意」についての説明動画を共同制作している。また、巻末には、伊藤詩織氏(ジャーナリストで『Black Box』の著者)と村瀬幸浩氏(性教育研究者)のメッセージがある。私は最後の最後にそれを読んで、性的同意について比重が置かれているのだなと思い至るのだが、私の印象としては、「基本的人権が子どもにもあるよね、子ども自身もその事をちゃんと理解しよう」と読めた。イジメを考えるテキストにもなると感じた。
内容はかなり具体的なので、分かり易いし行動に移し易い。例えば、親戚のおばさんが「ほっぺをツネツネさせて」と言ってきたら、もしそれがイヤでハイタッチなら出来るなら、「ハイタッチが良い」って、言うなど。
それから、身勝手と自分を大事にするとの違いも分かる。
私はこの本で、「バウンダリー」と言う言葉を初めて知った。また、真面目な大人の私に響いたのは、自分が決めたバウンダリーを変えても良いって章だ。私は、周りの人が、以前と意見を変えるのがとても嫌いだ。だから、私自身は、気が変わっても、(自分を押し殺してでも)約束を守ろうとする。そんなのナンセンスなのに。私は、謙虚とか黙ってやるのがカッコいいとか分相応とかに縛られているのだなと、改めて感じた。