柳家花緑のレビュー一覧

  • 柳家花緑 特選まくら集 多弁症のおかげです!

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    今日も落語のまくらについての本です。

    落語に縁のない人でも、永谷園のCMで有名な
    柳家小さんの孫、柳家花緑のまくら集です。

    こちらも時事ネタをうまく取り入れて、巧み
    な話術を披露しています。

    偶然起きた物事を関連づけてシンクロニシテ
    ィー」として楽しむ、という姿勢は柳家小三
    治の本でも書かれていた気がします。

    なんでも楽しむ、が大事なのでしょう。

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    2022年05月26日
  • 僕が手にいれた発達障害という止まり木

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    小学入学から勉強が出来ずついたあだ名「バカな小林くん」中学卒業後祖父柳家小さんに弟子入りし戦後最年少となる22才で真打。40才で漢字ローマ字などがうまく認識できない識字障害と分かる。講演会では発達障害の理解啓蒙活動も、また師匠の噺を聴きたくなりました。

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    2022年06月23日
  • 花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか?~スピリチュアル風味~

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    元々中立の心。どう思うかは自分の心が決める。
    笑って感謝を述べる機会が増えれば人生を肯定できる。好転につながる。
    心に留めておきたい。

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    2022年03月21日
  • 僕が手にいれた発達障害という止まり木

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    花緑さんご自身の具体的な体験談、思いが書かれていた。当事者として発達障害という言葉の敷居を低くさせてくれたような気がする。普通ってない。みんなそれぞれ個性がある!そういう多様性のある世の中になっていくと良いと感じた。

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    2021年05月03日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    著者の落語人生と落語に対する様々な思いが詰まった本。
    読むと落語が聞きたくなる。
    ちなみに著者は噺をイメージで覚えているので忘れない模様。他の落語家も同じだろうか。

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    2017年02月25日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    著者である柳家花緑(やなぎやかろく)は落語家で人間国宝お五台目柳家小さんの弟子である。小さんの弟子でありながら孫である()。

    「落語家はなぜ噺を忘れないのか」
    全てをつつみ隠さず手の内を明かす・・・とあるが、これは、「落語家」ではなくて、「柳家花緑という落語家はなぜ噺を忘れないのか」としてもいいと思う。

    柳家花緑の落語に対するアプローチは、「赤めだか」の立川談春や、「雨ン中のらくだ」の立川志らくとは違うように感じる。ノートに書き上げるという非常にまじめな地道な作業なども紹介されている(ちなみに、立川談春は聴いただけで覚えるらしい・・・)。

    この本では、柳家花緑の感じた落語論が個別の体験の

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    2012年08月07日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    ネタバレ

    「」の使い方がうまくて読みやすい。おそらく意識してか、短い文章が多く、「」がない部分でもなんとなく落語を聴いている感じでさらさらと読める。噺全体のわかりやすさにとにかくこだわって、かつやっぱりウケたい、と修業を続けた経緯が語られる。


    「古典落語でも、江戸時代に聴いていた人にとっては現代噺」という解釈で、自分なりの脚色を入れていく。それがウケたウケないで入れ方を変えていく。迷ったときや間違ったとき、師匠や先輩の名前が出てきて、考え方の修正が入る。身近な祖父の五代目柳家小さん、叔父の六代目小さんから、立川志らく、柳家小三治などの名前がよく出てくる。独学の部分も多いのだろうけれど、やっぱり伝承芸

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    2011年12月14日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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     落語って暗記しているのかと思っていたんだけど、これを読むとどうやら違うようである。
     落語家は、役者であり演出家。
     最近読んだデザインの考えで言えば、落語というソースがあり、それをデザインし観客に披露するるのが落語家なのだろう。

     落語が聞いてみたくなった。

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    2011年11月25日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    落語家が噺を忘れないことなど全く不思議に思わない。と、そう考える人の方が多いんじゃないかと思う。そしてそういう人は本書のタイトルに全く魅力を感じないと思う。当方もそう感じて手に取るのを躊躇っていたけれど、読んでみると面白かった。

    本書には「落語家が噺を忘れない不思議」など、ほんの数文字しか書いていない。おそらくは著者も不思議でもなんでもないと感じているんだろう。むしろ本書は著者自身の落語論であり、そうした観点からこそ面白く読める本だった。

    おそらくは編集側によって付けられたタイトルなんだと思うが、タイトルでずいぶんと損をしている本だと思う。落語に興味のある人は、ぜひともタイトルに「騙されず

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    2011年03月23日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    師匠や先輩、後輩から教わった噺をどのようにして、自分のものにしていくのかということが語られている。

    ただ真摯に時間をかけて噺と向き合っているからこそ、噺を忘れないんだ。そこに近道なんてない。

    タイトルを見て便利な記憶術を学びたいと期待した人には、ガッカリする内容かもしれない。
    でも落語が好きな人、興味がある人にとってはとても楽しめる内容だと思う。

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    2010年11月24日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    [ 内容 ]
    落語家が高座に上がるまでにやっていること、高座の上で考えていることを、自らをモデルに明かす。
    タイトルの「落語家はなぜ噺を忘れないのか」に始まり、「どうやって噺を面白くするのか」「どんな噺が難しいのか」等々、落語にまつわる創意工夫を公開。
    あまり明かされることのない、落語家の頭の中、手の内を見せる。
    祖父であり、人間国宝ともなった五代目柳家小さんからの教えも随所に登場。
    柳家一門および一門を超えて受け継がれていく落語の伝承が感じられる一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 落語家はなぜ噺を忘れないのか
    第2章 いかにして噺に命を吹き込むか
    第3章 落語家にとっての噺の種類
    第4章 自分の

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    2010年07月10日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    噺を作っていく過程、改作していく過程が書かれているのがおもしろい。
    この人は努力型の人なんだね。お坊ちゃんとして下駄はいて出てきていることをよく分かってらっしゃる。

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    2018年12月05日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    2008/12
    若手の実力者とされる著者が、実体験を元に平易に書いた落語論。どのようにして噺を身につけていくか、落語とはどういう芸能か、軽妙に述べられている。

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    2009年10月04日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    おしぼりを使ってある噺家に上下の切り方を教えてくれる志ん朝師匠、「教えられない」と言いながらも高座にかけてくれた小三治師匠などのエピソードが印象に残った。
    決して「記憶術」のマニュアル本ではない。

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    2009年10月04日
  • 僕が手にいれた発達障害という止まり木

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    上手くいかなくて落ち込んだ時でも、発達障害の疑いで悩んでいる時でも、気持ちを軽くしてくれる本です。

    ディスレクシアをもつ柳家花緑さんが自身の経験や取り巻く人たちの話を元に、苦しかった時の乗り越え方や、発達障害があるということについての付き合い方のティップスが詰まっている。

    実際、落語の世界では、いつもドジをするキャラや威張り屋のキャラなど、多様な人で構成されている。でも、現代では、なんでもできて、感情コントロールもできて、うまくやれることが求められている。確かに、色々必要なスキルが増えて、
    そんな理想の人を探しているのかもしれない。
    でも、200年前と今で人の根本の気質ってそう変化しないは

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    2024年02月01日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    落語に向き合う姿勢、高座の上で何を考えてるのか。同じ噺でも、噺家が違えば雰囲気が変わってしまうこと。また重ねた人生でも変わっていくこと。落語を聞きたい。

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    2018年05月19日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    柳家小さんの孫、花緑が書いたエッセイ。まず、タイトルがいい。タイトルだけで買いたくなり、中身も分かりやすくていい。肝心の、「なぜ忘れないか」は結局のところよくわからないが、話の作り方、古典への寄り添いかた、はとても興味深く読めた。

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    2016年01月31日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    謎の書き込みに惹かれBOOKOFFで購入
    なぜ「2~5回さらえば高座にかけられるネタ」に追加書き込み?
    かなを振るのはいいけど時々間違ってる
    勝手にセリフを書き足したり
    なんなんだ

    花緑さんはとっても真面目そう
    …めんどくさそう(笑)
    今書いたら少し違うんじゃないかなどと思いつつ

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    2015年10月22日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    ○落語家の柳谷花緑氏の著作。
    ○自身の落語家としての経歴や話の選び方、覚え方などを通じて、落語への向き合い方を紹介した作品。
    ○落語が「芸道」であるということがとてもよく分かった。

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    2015年01月08日
  • 落語家はなぜ噺を忘れないのか

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    噺が身についているから、落語家は噺を忘れない。

    その「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」的なタイトルから、《落語家が明かすマル秘暗記術》のような内容を期待するときっと肩すかしを食うだろう。落語家が噺を忘れないのは、ただ台詞を暗記しているだけではなく「立体的に」覚えているからだと著者は言う。それが「噺が身につく」ということであり、それはただただ稽古の賜物でしかない。ではいったい、落語家は噺を身につけるためにどんな具合に稽古を重ねているのか?この本の「肝」は、そこにある。

    個人的には、花緑師が演じる『笠碁』がいままで聴いた誰の『笠碁』とも違うため、いったいその「型」がどこからやってきたのか知りたく

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    2013年01月28日