無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
著者である柳家花緑(やなぎやかろく)は落語家で人間国宝お五台目柳家小さんの弟子である。小さんの弟子でありながら孫である()。
「落語家はなぜ噺を忘れないのか」
全てをつつみ隠さず手の内を明かす・・・とあるが、これは、「落語家」ではなくて、「柳家花緑という落語家はなぜ噺を忘れないのか」としてもいいと思う。
柳家花緑の落語に対するアプローチは、「赤めだか」の立川談春や、「雨ン中のらくだ」の立川志らくとは違うように感じる。ノートに書き上げるという非常にまじめな地道な作業なども紹介されている(ちなみに、立川談春は聴いただけで覚えるらしい・・・)。
この本では、柳家花緑の感じた落語論が個別の体験の中から展開されていて、落語論でありながら、半自叙伝でもある。
特に、他の落語家(こと祖父である小さん)とのやり取りや、修業の過程の話は特に面白かった。
また、それぞれの噺について、柳家花緑がどう解釈するかという所にも触れることができて興味深かった。
落語って広い。
巻末には、柳家花緑の『笠碁』が全文収録されている。
『笠碁』は柳家花緑の祖父であり師匠の人間国宝柳家小さんの十八番である。
文字だけでも、非常に面白い。
なるほど、柳家花緑の世界に触れることができて面白い。
----------------
【目次】
第1章 落語家はなぜ噺を忘れないのか
第2章 いかにして噺に命を吹き込むか
第3章 落語家にとっての噺の種類
第4章 自分のネタを作る―『笠碁』への挑戦
第5章 伝承芸としての落語
巻末 柳家花緑版『笠碁』―全文収録
----------------
【内容(「BOOK」データベースより)】
落語家が高座に上がるまでにやっていること、高座の上で考えていることを、自らをモデルに明かす。タイトルの「落語家はなぜ噺を忘れないのか」に始まり、「どうやって噺を面白くするのか」「どんな噺が難しいのか」等々、落語にまつわる創意工夫を公開。あまり明かされることのない、落語家の頭の中、手の内を見せる。祖父であり、人間国宝ともなった五代目柳家小さんからの教えも随所に登場。柳家一門および一門を超えて受け継がれていく落語の伝承が感じられる一冊。
----------------
【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
柳家/花緑
本名:小林九。1971年8月2日生まれ。東京都出身。87年3月、祖父であり、後に人間国宝となる五代目柳家小さんに入門。前座名「九太郎」。89年9月、二ツ目に昇進して「小緑」(ころく)。94年3月、戦後最年少となる22歳で真打に昇進し「花緑」。2003年に落語界の活性化を目的に結成された「六人の会」(春風亭小朝・笑福亭鶴瓶・林家正蔵・春風亭昇太・立川志の輔)のメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
----------------
Posted by ブクログ
落語家が噺を忘れないことなど全く不思議に思わない。と、そう考える人の方が多いんじゃないかと思う。そしてそういう人は本書のタイトルに全く魅力を感じないと思う。当方もそう感じて手に取るのを躊躇っていたけれど、読んでみると面白かった。
本書には「落語家が噺を忘れない不思議」など、ほんの数文字しか書いていない。おそらくは著者も不思議でもなんでもないと感じているんだろう。むしろ本書は著者自身の落語論であり、そうした観点からこそ面白く読める本だった。
おそらくは編集側によって付けられたタイトルなんだと思うが、タイトルでずいぶんと損をしている本だと思う。落語に興味のある人は、ぜひともタイトルに「騙されず」に、読んでみることをおすすめする。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
落語家が高座に上がるまでにやっていること、高座の上で考えていることを、自らをモデルに明かす。
タイトルの「落語家はなぜ噺を忘れないのか」に始まり、「どうやって噺を面白くするのか」「どんな噺が難しいのか」等々、落語にまつわる創意工夫を公開。
あまり明かされることのない、落語家の頭の中、手の内を見せる。
祖父であり、人間国宝ともなった五代目柳家小さんからの教えも随所に登場。
柳家一門および一門を超えて受け継がれていく落語の伝承が感じられる一冊。
[ 目次 ]
第1章 落語家はなぜ噺を忘れないのか
第2章 いかにして噺に命を吹き込むか
第3章 落語家にとっての噺の種類
第4章 自分のネタを作る―『笠碁』への挑戦
第5章 伝承芸としての落語
巻末 柳家花緑版『笠碁』―全文収録
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用