周藤芳幸のレビュー一覧

  • 物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~

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    ソクラテスの時代の前300年•後100年の社会状況を、物語というより小説仕立てで、生き生きと描き出す。個人的には、ソクラテスの裁判を巡る政治的モヤモヤをやっとイメージできたので、第五章がお気に入りだが、どの章も筋立てといい時代考証的な内容といい、とても面白い。

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    2025年07月25日
  • ミケーネ文明 古代ギリシアの原像

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    紀元前17~前12世紀に栄えたミケーネ文明。
    古代ギリシアの原像と謳われたが、謎多き文明でもある。
    その最新研究と遺跡、考古学史資料から、構成した諸王国や
    周辺諸国との関係、文明の衰退などを解き明かしてゆく。
    関係
    ・はじめに
    第一章 失われた文明をもとめて
    第二章 歴史のなかのミケーネ文明
    第三章 ミケーネ文明の遺跡を訪ねる
    第四章 諸王国の統治構造
    第五章 東地中海世界のミケーネ文明
    第六章 ミケーネ文明の遺産
    年表有り。
    ・あとがき
    ・参考文献有り。

    始まりはシェリーマンの発掘と発見。
    エヴァンスのクノッソス宮殿の発掘と古代文字。
    そして線文字B粘土文書の解読と、ミケーネ文明は
    徐々に

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    2026年05月01日
  • ミケーネ文明 古代ギリシアの原像

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    古代ギリシャ文明のミケーネ文明について最新の知見を含んだ内容で案内いただきました。世界史の授業以来。古代のロマンですね~。

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    2026年04月29日
  • ミケーネ文明 古代ギリシアの原像

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    ミケーネ文明、古代ギリシアの知識があるわけではないので、本書の内容を理解しきれたわけではないが、ミケーネ文明が文化的に古代ギリシアの原像となっていたという学説はとても興味深いことだ。

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    2026年04月24日
  • 物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~

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    一言でいって著者は天才ですね。
    私のようにギリシア史にそう思い入れもない者をも夢中にさせてしまうくらい面白かったです。
    7つの物語のうち・・
    第2章の「民主政治をつくるために抜かれた剣」
          ペプロスの少女の物語
    第6章の「姦通事件」の二つの顔
          エウフィレトスとその妻の物語

    が特に面白かったです。
    どちらも女性が語り手になっているからでしょうか。

    何千年かの時とギリシアという遠い地・・
    での出来事であっても人々の日々の暮らしと家族を思う気持ちは現代と同じように存在していたことが解りました。
    まさに時空を超えたという感じでした。

    とりわけ第6章は衝撃的でした。以前読んだ

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    2013年02月13日
  • 物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~

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    あたかも古代ギリシア人のナマの声を聞いているような錯覚を覚えてしまう7本の歴史小説の短編と、その分かりやすい解説がそれぞれに付いていて、とても読みやすく内容も充実している。「ユートピア史観を問い直す」という副題が何か難しそうな感じで、いきなり「記号としてのギリシア」で始まるのでここで敬遠してしまう人がいるかもしれないが、読んでみれば著者の主張は実に明快で分かりやすい。最初に簡単な古代ギリシアの歴史について、年表や地図などとともに簡単なイントロダクションもあって、初心者に親切な本。それよりもこの本の中核を成す7本の短編は、どれも小説家ではない著者が執筆したもので、本格的な短編小説とは呼べないかも

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    2009年10月04日
  • 物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~

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    (資料用)
    ギリシャ神話以外のものが読みたくて購入。おもに一般市民の語り口調で書かれる文章は読みやすくて、生活の様子とかを想像(妄想)するのが楽しい。ちらっと出てくるパンアテナイア祭とかもっと知りたかった…!

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    2009年10月04日
  • 物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~

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    若手のギリシア考古学者による、新機軸の古代ギリシア紹介本。有名・無名の7人の人物を語り手として設定し、基本文献にとどまらず近時研究が進んできた法廷弁論資料なども用いて、その人物を巡る事件を物語るという構成。古代ギリシアの社会の雰囲気を同時代人の目線で物語ることにより、より生き生きとした形で読者に訴求していこうという試みは評価できる。物語構成の必要上とはいいつつときとして著者の仮説がやや大胆にすぎる点や、物語の運びが多少ぎこちない等の点は、著者の意欲を汲んで目をつぶるべきだろう。

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    2009年10月04日