角征典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アジャイルコーチとはどういうことか?というよりは、プロのコーチが組織の改革を頑張るエバンジェリストに向けて大切なことを伝授する感じ。
でも、私自身がプロでやってても印をつけたポイントはいくつもあったし、最終章には著者レイチェルの愛の深さを感じる。私もこういうコーチでありたいと改めて思った。
アジャイルを導入の関門を抜け、もっと効果的な実践を目指したいスクラムマスターには読んでもらいたい。アジャイルのやり方やマインドを書いた書物は多いが、チームをリードしたりファシリテートしたりする視点に集中して書かれた本はあまりないように思う。この本にはスクラムマスターが常に気にしておいて欲しいことが沢山書いて -
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Posted by ブクログ
関心の分離をしたいのだろうということはなんとなく分かった。「クリーンアーキテクチャ」のことを知りたくてこの本を読んだのだけれど、そこについて書かれているのは数ページ(1章分)だけなので、物足りなさを感じる。周りの概念の部分はそんなにいらないから、核の部分をもっと書いてほしかった(原点って得てしてそういうものかもしれないけれど)。大風呂敷を広げた感はやっぱり感じてしまい、考え方としては分かるけれど、現実問題として、ピッタリ当てはめることができるものかはよく分からない。ネットでは鵜呑みにするなって言っている人も見かけるし。本書が、エンジニアとしてものすごく響いたかと言えば、否と言わざるを得ない。
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Posted by ブクログ
第Ⅰ部 イントロダクション
第1章 設計とアーキテクチャ
ソフトウェアアーキテクチャの目的は、求められるシステムを構築・保守するために必要な人材を最小限に抑えることである。
…事実は、短期的にも長期的にも崩壊したコードを書くほうがクリーンなコードを書くよりも常に遅い。
■まとめ
いずれの場合も、開発組織が自らの自信過剰を認識して回避し、ソフトウェアアーキテクチャの品質と真剣に向き合うことが、最善の選択肢となる。
ソフトウェアアーキテクチャと真剣に向き合うには、優れたソフトウェアアーキテクチャとは何かを知る必要がある。労力の最小化と生産性の最大化を実現する設計とアーキテクチャを構築する -
Posted by ブクログ
【プロ意識】
■責任を取る
■第一に危害を加えてはいけない
・機能に危害を加えてはいけない
QAは何も見つけてはいけない
動作することを「把握しなければ」いけない
自動QA
・構造に危害を加えてはいけない
本物のプロは、構造を犠牲にして機能を届けるのはバカのやることだと思っている。コードの柔軟性はその構造にかかっている。構造が不安定ならば未来も不安定になる。
あらゆるソフトウェアプロジェクトの基本的な前提として、ソフトウェアは変更しやすいというものがある。構造に柔軟性がなくなり、この前提が崩れてしまえば、業界全体の経済モデルが根底から覆されてしまう。
つまり、ソフトウェアは適切なコ -
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