角征典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「クラフトマンシップとは、何かをうまくやる方法を知っている状態である。」
クラフトマンシップについて扱ったアンクルボブの新著は、前半の少なくない分量をTDDの解説に割いている。なぜTDDなのか、あとからテストを書くことの弊害、TDDによりコードが洗練されていくさまが丁寧に書かれており、このパートだけでも多くのエンジニアに読んでいただきたい代物だ。
そして、後半の「いい仕事」をするための心構えについてはいろいろ考えさせられた。自分の仕事の影響は、利用者が受ける。そのあたりまえのことを忘れずにクラフトマンシップをもって臨むことが大切なのだ。 -
Posted by ブクログ
2022年、改めて白本を手に取る。
ペアプログラミング、テストファースト、CI/CDといったプラクティスはもはやエクストリームではない。ペアプログラミングを先鋭化させたモブプログラミングさえそれほど突飛なものではなくなった。
この白本からXPの道を歩み始めた先人たちにとって、先述のプラクティスとXPの価値観は分かち難いものだろう。価値観、プラクティス。そのあいだにかけられた原則という橋が、たしかに存在していた。
2022年現在、プラクティスは現場に根付いている。では原則はどうか?価値観は?
CI/CDは回っている、けれどなぜそうなっているかわからない。ペアプログラミングをやっている、ず -
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Posted by ブクログ
ネタバレエンジニアになったときからアジャイルが当たり前にあったので、アジャイルの目的や手法について詳しく学んだことがなかった。この本で目的や手法についての把握ができてよかった。以下まとめ。
## アジャイルとは
- 開発プロセスを効率化する方法論
- ソフトウェア開発を予測可能、実行可能、管理可能にする方法論
## 第1章 アジャイル入門
ソフトウェア開発の4つのよりよい手法として以下があげられた
- プロセスやツールよりも 個人と対話を
- 包括的なドキュメントよりも 動くソフトウェアを
- 契約交渉よりも 顧客との協調を
- 計画に従うことよりも 変化への対応
### 鉄十字とは
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Posted by ブクログ
設計・アーキテクティングについて書かれた良書。他にアーキテクチャの本を余り読んでいないので比較対象が少ないが、何度も読んで身に着けよう、と思わせる本だった。
自分が理解できる事例に当てはめたり、実際にOOPしてみないと消化しきれないのだろうなぁ。
描かれている事例ではスッキリとはわからない感じ。それはまだ自分の経験が乏しいから?
行う責務を一つに絞ったコンポーネント化とか、それらコンポーネント間の依存関係の方向とかがメンテナンス性に大きく影響するのは本当にそうだろうな。
アーキテクチャにフレームワークやデータベースは登場しないとか。
MSAのデメリットについて語られているときの「サービ -
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