角征典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「アーキテクチャ」って何?という質問に説明できる人はどれだけいるでしょうか?
他に、「単一責任の原則」という、「一つのモジュール(ソース)は一つの責任者にすべき」という原則が書かれているのですが、この原則について、誰か教えてくれた人はいるでしょうか?
(実際、私は、この原則をわかっていたつもりですが、重要さを意識できておらず、業務上痛い経験があったため、この本の価値がわかりました)
要は、アーキテクチャを理解して、教えてくれる人は、なかなか周りにはいないと思います。
そのような貴重な情報を教えてくれるのがこの本だと思いました。(と言いつつ、私は、2回ぐらい読みましたが、まだまだ理解できてい -
Posted by ブクログ
第4部までと第5部以降で大きく感想が変わる本。
第4部まで(全体の半分弱)は以降の議論のための土台を用意するためにプログラミングパラダイムや SOLID 原則などが解説される。ここは概論がよくまとまっていて、読んでいて楽しい。
ただし、親切丁寧な解説というわけではないので紹介されるそれぞれの概念を初めて知る人向けというよりは、多少なりとも知っている人がよりクリアに理解するための文章という気がする。
第5部以降がこの本の主な主張かと思われるが、ここからは結構癖が強い。
有用な記述もあるものの、全体的な印象としては「理屈はわかるが、それは現実的か……?」と感じるものが多かった。
(あと、読んで -
Posted by ブクログ
最初は読みにくいなぁと思っていた。
ただ、「2章の「ノー」と言う」につい食いつきました。
プロフェッショナルというのはどういうことか?という話なのですが、自分も含め、どれだけプロではないことをしていたのかと反省しました。
責任を持って、出来ないことを言うことが大事であること、コミュニケーションをとって、相手が何を望んでいるかを把握すること。その望みをかなえる為に、別の提案で出来ないかを考えること。
その他、プロが見積もりを立てる時、予定完了時間と分散を使った確立的な見積もりを提出することが多い。不確実性があるから、当たり前のことですね。
今まで、やってみますと言って、残業して必死に対応し -
Posted by ブクログ
コード片と文章で説明されているので、ある程度プログラマとしての経験がないと理解は難しいだろうなという印象。
デザインパターンが前提知識になっているんですが、あんな23個も覚える必要なかったな、、と遠い目で思います。
JJUGで聞いたクリーンアーキテクチャの実践は、やっぱり面倒だと思うし、規模にもよるけど、保守性を担保するのにここまでやる必要あるのかなと、やや懐疑的。
とりあえずコードは書けるようになったけど、きれいに書くにはどうしたら良いか迷ってる人にはオススメかも。
以下、気になったところの引用。
p34 ソフトウェアアーキテクチャの目的は、求められるシステムを構築・保守するために必要な -
Posted by ブクログ
印象に残ったことメモ
- ソフトウェアアーキテクチャの目的は、「求められるシステムを構築、保守するために必要な人材を最小限に抑えること」である。
- 設計の品質は労力で計測できる。必要な労力が少なく、ライフタイム全体で低く保たれているならば、その設計は優れている。逆に、リリースごとに労力が増えるなら、その設計は優れていない。
- 崩壊したコードを書く方がクリーンなコードを書くより常に遅い。よくある、「あとでクリーンにすればいいよ。先に市場に出さなければ」これは、リリースごとの負担が増えていき、開発スピードが鈍化していき、先にクリーンにしているコードよりも後に市場に出る結果となることが経験 -
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Posted by ブクログ
スクラムを始めたときから、何回も開いている。
ここに答えはないが、考えるための要素がある。
これまで一気通貫で読んだことがなかったので、通しで読んでみた。
結果、あらためてスクラムは難しいと思った。
予想として良しとするのか、コミットメントしてやり切るのか。
どっちが正解なのかわからない。
本気なのか適当なのか。
本気でやってても、他人からみたら適当レベルに見えるかもしれない。
ただ開発はチームで行っていて、人と一緒にチームを形成している。
一人ひとりが異なるのだから、どのチームでも正解なんてないのと同じように、
そういうことを受け取られる可能性の一つがスクラムなのだと思う。
スクラ -
Posted by ブクログ
何度も読んでいます。
ビジネスアジリティを現場レベルでイメージすると、応用できることがたくさんあるんじゃないか?という仮説を立てています。
少しずつになってしまうと思いますが、時間をかけて整理していきます。
以下は、完全に自分用メモです(;'∀')
1. 支援する…前向きでいられるように
a. 育てる
i. 与える
ii. 守る
iii. 勇気づける
b. 動機付ける
i. 挑戦
ii. 実験
2. ファシリテートする…アジャイルになりやすくなるために
a. 会議
b. 対話
c. 環境
3. 教育する
a. やってみせる
b. 実例を示す
c. 教える
i. 学習
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