伊藤一彦のレビュー一覧

  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    新書コーナーで平積みになっていたので、好奇心から購入。
    牧水って全く知らなかったけど、興味をもてて楽しかったです。
    伊藤先生と堺さんの掛け合いがまた、魅力的。

    文中で堺さんが、

    太宰や啄木は、想像での言葉でどこか胡散臭さがあるけど、
    牧水は実体験をそのまま歌にしているところに惹かれる

    みたいな箇所があり、なんだか同感。

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    2010年10月08日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    若山牧水の白鳥の歌が小学校?中学校?の教科書にのってて以来、あの歌が非常に好きなのだけれど。でも、旅してたくらいしか牧水のこと良く知らないことを思い出しました。
    牧水のおおらかさやおもしろみが対談から伝わってきて非常に面白く読めました。

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    2010年10月04日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    新書を読むなんて何年・・いや、何十年ぶりなんだろう?
    堺雅人・・に引かれて買ったはいいが、「牧水」にも「短歌」自体にもあまり興味がない。
    風流などというものをおよそ解さない私に面白いのか!?
    はなはだ疑問に思いつつ、読み始めたら・・・あら?結構面白かったでございます。

    「牧水」の魅力がわかったか?と問われると、自信を持って「うん!」とは言えないですが・・・とにかくのんべいな人であったことはわかりました(笑)
    読んでる最中、飲みたくなってしかたない(笑)

    今度、是非宮崎焼酎「あくがれ」を探して飲もうとおもいます。

    そうそう、この本で、「文・堺雅人」以来の謎・・・・
    堺文章における漢字と仮名

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    2013年06月07日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    牧水の魅力をフランクに語った1冊。堺雅人は俳優なのに、何だか文学の研究をしている大学院生のようだ。恋の歌よりも、自然を歌った歌が印象に残った。

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    2012年02月04日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    旅先などで歌碑をみることがあったとしても、これまで牧水に注目したことはなかったので、宮崎出身とは知りませんでした。宮崎出身、大学時代に上京し早稲田大学に学ぶ先生と教え子の対話形式で牧水の話がすすみました。サンデル先生観てから対話形式の教授法はオモシロいと思います。牧水の歌が日々の心のまんまであることや、自然をうたうのではなく自然そのものになってしまいたいと強く願う気持ちなど、牧水の生涯の説明と同時進行で作品を読むと歌人自身に親近感がわきます。お酒をいっぱい飲んだ歌人でもあったようです。

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    2010年12月16日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    宮崎で育ち、早稲田大学で学ぶという共通点を持って、著者のお二人が牧水を熱く語る。牧水という人がどういう歌人だったのか、これを読んではじめて詳しく知った。地味な人というイメージ、啄木や、北原白秋などと同年代なのに、彼らに隠れている感じ。それにしても、歌人でも詩人でも大恋愛は切っても切れない、それも悲恋。創作の糧でもあるのだろうか。それとお酒、まさに判で押したように。

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    2011年07月20日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    【概要】
    全くビジネス書じゃなくてすみません…。一般教養として読みました。
    地元にゆかりのある人だったのと、堺雅人が好きで…。

    【活かせるポイント】
    堺さんの恩師はカウンセラーとしても活躍されているようで、牧水の話はもちろんためになりましたが、それ以上に、若者とカウンセラーの関係もイメージできました。
    我が同期が、お客さまとの雑談で、「最近の子は自分の弱味をやたら人事に言ってくる」という題材が出たという話を教えてくれたので、
    「新人には、人事の方が保健室の先生とかカウンセラーみたいな存在なのかな」と回答しましたが、
    新人は我々以上にカウンセリング慣れしているのかなぁ、なんてことを思ったのはこ

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    2010年11月04日
  • ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学

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    歌人、伊藤一彦先生とその教え子の堺雅人さんの対談集、テーマは若山牧水。
    二人は牧水と同郷、同窓と縁が深く、伊藤先生は牧水の研究家である。その二人が三夜にわたり酒を酌み交わしながら牧水について語る。

    「あくがれ」、「まろび」、「なまくら」をキーワードとして、牧水の恋、旅のエピソードと共に、その人、短歌に迫っていく。

    短歌を作る人には牧水の短歌鑑賞はもとより作歌のヒントが散りばめてあり面白い。短歌になじみの無い人でも牧水の天真爛漫ともいえる生き方は、時代の違いはあるとは言え興味深いものがある。カウンセラーでもある伊藤先生の言葉でかたられる牧水は作歌のヒント、生き方のヒントと二度味わえる。対談の

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    2010年10月24日