堀本裕樹のレビュー一覧

  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    母に勧められて俳句会「いるか句会」に参加する事になった女子大生の杏。初めての俳句作りや句会に、周りの人たちについていくのが精一杯。でも楽しい仲間たちと俳句作りにだんだんとはまっていき、そして仲間の中のひとりの男性に惹かれていく。その俳句の上達ぶりや恋の行方を描いている。
    本業が俳人の著者が書いた小説で、読みやすくはある。けど、所々「あれれ」っていうところもあり、物足りなさも感じる。でもこの文体がヒロインの爽やかさには合ってるかな。

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    2019年12月23日
  • 俳句でつくる小説工房

    Posted by ブクログ

    俳人の堀本さんが一般から俳句を募集し、その句をもとに田丸さんが、ショートショートを作った、という一冊です。
    なかなか面白いですよ。もともと俳句って、詠む人の想像力を刺激するものなので物語を引き出しやすいのかもしれませんね。そして田丸さんのスタイルと俳句の相性も良さそうな気がします。ショートショートというと星新一さん、江坂遊さん、筒井康隆さん、阿刀田高さん、あたりの作品が有名ですが、この4人の作品は面白いのは当然ですが、ブラックでビターな部分がかなり強いんですね。皮肉が強い、というか。
    対して田丸さんというのはゼロとはいいませんが、ブラックな要素は薄いですね。読後感さわやか、という作品がほとんど。特にこの俳句をもとに書かれた作品集はその傾向強いですね。ご本人の性格もあるでしょうが、世代的なものもあるのかな?1987年生まれだそうです。私の思い込みかもしれませんが、このあたりの世代って、ほんと優しい人たちが多いですよね。

    『弾き蛙』
    不眠に悩む青年が同僚からG線錠のマリアの楽譜を渡される。同僚の指示通りに水をはった風呂桶の中に楽譜を浸しておいた。朝目覚めて風呂を覗いてみると、あらびっくり!!!!!!という話。

    『ムクドリ合唱団』
    ムクドリの大量発生に悩むある地方都市の市役所に老人が現れる。騒音問題を解決するという。老人はムクドリの集まっている場所へ向かった。そして手にしていた指揮棒を振りはじめた。すると、ムクドリたちのは一斉に・・・・・・・。という話。

    『ペーパーノイズ』
    ペーパーノイズとはラジオ放送中にアナウンサーが紙をめくるときにする音のこと。トークの最中に聞こえるぺらっ、ぺらっ、という音ですね。ある女性DJのペーパーノイズは不思議なチカラを持っていて、ペーパーノイズの音を聞いたリスナーは時間をさかのぼることが出来る(ように錯覚する)。で、ある男から、後悔に満ちたハガキが届く。DJはいつもは1枚とか2枚くらいしかめくらないんだけど、その時だけは、ゆっくりと何枚も紙をめくる。ぺらぺらぺらぺら・・・・。すると、ラジオを聴いていた男の部屋のドアを叩く音がして・・・・・・という話。
    2017/12/02 07:11

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    2018年01月04日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

    購入済み

    俳句入門としては

    俳句がよくわからない人にとっては初歩の初歩が書かれていて勉強になりつつ楽しめました。素人の私でもいいなぁと思える句もありましたし。
    でもラブストーリーは余計というか。なぜ二人がそこまで思いあうようになったかがまったく不明。主人公がイケメンに一目惚れするのはいいが、結局、声もステキ、眠そうなところもかわいい、など外見に触れるのみ。カレの方もなぜ主人公に惹かれたのかがさっぱりわからない。せめて、カレも主人公に一目惚れでした、くらいないと唐突過ぎてラストにまったく共感出来ず。俳句のように多くを語らず、読む側の想像にお任せします、ってことなのでしょうか?
    下手なラブストーリーより、句会のメンバー一人一人の俳句に対する思いやバックボーンを描いてほしかったかな。

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    2020年11月23日