岩城宏士のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
いよいよチジョウズルシが登場します。ネタバレになってしまいますが二巻のエピソードのほとんどがチジョウズルシへの伏線となっています。スモーキングが現代日本のダークヒーローなら獅子神は最大のラスボスですね。これからスモーキングを読む皆さんへ、このダークファンタジーを楽しんでいただきたいと思います。
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購入済み
スモーキングの続編です。八丁やひふみんのような懐かしのキャラも出ますが新キャラをメインに力強くストーリーが進むのでまるで新作を読むような新鮮さがあります。そしてあとがきの作者の一言、「これからも暗闇をガンガン進んでいきます」という一文に他の似たような漫画と違う力強さを感じる理由が分かりました(すみません、本当は結構後の巻まで読んでからレビュー書いてます)スモーキングってダークファンタジーなんですよね。主人公が残酷に人を殺す不道徳な漫画なのにどこかワクワク感を感じさせる。漫画的な表現はつたないのに気にならないくらい引き込まれる。うまく説明できませんが作品としてきちんと昇華されていると思います。ま
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Posted by ブクログ
ネタバレ何故、急に、この(7)の感想を書いたか、まぁ、理由は到って、シンプルです。グッと来たから、それだけです。
もちろん、これまでの巻もグッと来ていました。それこそ、私が感想を書く必要がない、と思うくらい。
他の漫画読みの方から共感を得られるか、そこは微妙な気もしますが、基本的に、私は、他の漫画読みの方に、こんな良い作品があるんですよ、と訴えたくて、その漫画の感想を書きます。なので、ファンが増えて来たなぁ、と感じたら、感想を書く事から手を引きます。私の感想で、ファンが減ったら悲しいので。
まぁ、ファンが増えてきた、と感じても、感想を書き続けている漫画はあるっちゃあるんですが。もちろん、この『スモーキ -
購入済み
さらばスモーキング
新キャラ登場で、これから盛り上がるかな?という所で最終巻とは…。しかし納得の最終話が収録されています。殺伐としたお話のはずなのに、爽やかさと暖かみが残ります。ダラダラと何十巻も続かせるよりもずっと良いと思います。さらばスモーキング。
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Posted by ブクログ
あくまで、私個人としての意見なんだが、良い漫画と世間から認められる条件の一つには、(1)より(2)の方が面白くなっている、がある
この(2)は(1)以上に、グッと来た
つまり、この『スモーキング サベージ』は文句なしで、良い漫画だ
ダーティで残酷、けど、人間そのものが、はっきりと描かれているように思う
アクション面では、『職業・殺し屋』(西川秀明)に負けちゃっているけど、人間ドラマがゴン太って意味では、結構、良い勝負になっている
何度も言ってしまうけど、人の世に蔓延る毒を、更に強い毒で殺す、それが生む爽快感は、ほんと、クセになる
ここまで、中毒性を高められる岩城先生は、確実に、漫画家として -
Posted by ブクログ
漫画読みなら、こういう経験があるんじゃないだろうか
終わってしまって残念、と思っていた良い作品の続編が、他の出版社から出ている事に、その(1)が本棚に並んでいるのを見て気付き、書店でガッツポーズをつい、決めちまった経験が
私は何度もある。周囲から、白い目で見られると分かっていても、この歓喜は、抑えきれるものじゃない
『鬼切丸伝』や『ミスター味っ子 幕末編』、『鉄鍋のジャンR』も嬉しかったが、これらの作品以上に、テンションが爆上がりして、腰が抜けそうになったのは、そう、この『スモーキング・サベージ』だ
『スモーキング』を、岩城先生が納得できる形で完結させてくれた(ハズだが)講談社、週刊ヤングマ -
Posted by ブクログ
リアルタイムで連載を追っていなくて、単行本で完結していた事を知るってのはしょっちゅう
その度、凹んでいる訳だが、この『スモーキング』が(5)で完結していたと知った瞬間に襲ってきたショックは、他の作品の比ではなかった
けど、そのショックなんて、呆気なく吹き飛ぶくらい、本編は最高だった
さすがに、一発即決とは行かなかったが、脳内会議の末、この『スモーキング』は殿堂入りに決定した
ありがとうございます、岩城先生
エグい描写だけでなく、人間ドラマとしても私の心にグッと来る青年漫画だった、この『スモーキング』は
確かに、殺人は悪だ。復讐の代行としても、その本質が変わる物じゃない
けど、悪を殺す悪だからこ -
Posted by ブクログ
そろそろ、この『スモーキング』も実写化の話が出るんじゃないかな、と期待している
できりゃ、『カイジ』か『ミュージアム』のスタッフに手掛けて欲しいな
悪が悪を裁き、毒が毒を制し、邪が邪に罰を下す。ある種の「スカッ」が、この『スモーキング』には満ち溢れている
正直、ヤンマガ連載作品の中でも一、二を争う、子供に読ませちゃいけない漫画であるのは確か。まぁ、子供以上に、現実と虚構の区別もつかない、ダメな大人にも読ませちゃならんけど
人を殺すのは悪だ、どんな大義名分があろうが、その手を血で汚せば、世界は閉じていく一方だ。けれど、この世には死ぬべき極悪人が多い。そんな社会を腐らせる害虫を駆除できるのは、自身 -
Posted by ブクログ
ハッキリ言える、この『スモーキング』、確実に『職業 殺し屋』(西川秀明)の肩を掴んだ、と。次巻では、振り向かせるだけの力を見せてくれそうで楽しみだ
決して、『職業 殺し屋』の質が劣っている訳じゃない。毒で毒を制す、ダークヒーロー系の作品に限って言えば、間違いなく、トップ3に入るだろう
そんな作品に追いつける可能性が出るほど、『スモーキング』もとい岩城先生の実力がメキメキと上がっているんだろう
岩城先生の努力も当然ながらある。しかし、担当編集さんのサポートもあってこそだな、と私は感じた
正直な感想を言えば、この『スモーキング』は、週刊ヤングマガジンに掲載されているからこそ面白さが高まっている、と -
Posted by ブクログ
やっぱ、私、この黒さ、好きだなぁ
『職業・殺し屋』(西川秀明)のようなド派手アクション、『不能犯』(宮月新/神崎裕也)みたいな精神が軋むエグさがある訳じゃ無いんだけど、血がダメな人も、逆に、R18Gが問題ない人でも読みやすいトコが、この『スモーキング』の、他の非合法系、殺し屋メインの漫画にはない魅力だろう
毒で毒を制す、この言葉を、そっくり、漫画にしたような感じなので、背徳感混じりのスカッと感がある
悪人だから殺して良い訳じゃ無い。薄っぺらいにしろ、正義と呼べる行動を貫くのであれば、無傷で捕らえ、警察に突き出し、法の裁きに任せるのが最も正しい
けど、それは現実でも、漫画の中でも、リアリティのな -
Posted by ブクログ
漫画ってのは、エグい内容の方が面白いものだ。ちょっと、例えが乱暴になってしまうが、ちょっと体に悪いジャンクフードの方が、美味さがガツンと響いてくるのに近いんだろう
内容は至って、シンプルだ。社会の闇に生きる、裏の仕事のプロが、その世界のルールすら破った外道に罰、つまり、死の制裁を与える、いわば、毒を毒で制しているストーリーだ
西川秀明先生の代表作、『職業・殺し屋』の特徴は、凄惨な殺人描写や、濃厚すぎるエロさだが、この『スモーキング』はその二点がないので、読みやすいだろう、血や痛みに弱い人も・・・・・・まぁ、それでも、気分が悪くなってしまっても、私や岩城先生は申し訳ない事に責任が取れないので、自 -
なかなか面白い。
どうしようも無いクズの集まりなんだけど、クズなりの仁義やルールを守ってる所が面白い。
作者が一緒だからかも知れないけど、スモーキングに似た所が散見してる気がくる。
ちなみに美堂ってスモーキングの破壊師のミドなのかな?
スモーキングのLastで、ミドが「美堂薫」と言う新たな戸籍を手にした上で、別の組織に移動した旨が書いてあったんだけど…