福田篤人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原書のタイトルは「Disrupt」(破壊)。
破壊的思考は、常識を打ち破るもの(従来の改善とは全く異なったレベルで)。
ペインポイントではなくリトルミスマッチを起点にするところがポイント。
ストレスを感じているところに「すき間」を見つけ、すき間を埋めることから破壊的なソリューションを導き出す。
問題(理想と現実との差)を起点としないので、生み出されたソリューションは、問題を解決するものではない(実はなくても困らない)ことも非常に興味深い。
問題解決だけがソリューションではない(売れるアイデアはもっと他にもある)ということに気づかせてくれる。
9分間プレゼンも非常に面白そう。ワークショップ -
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Posted by ブクログ
初めて訪れた土地では、現地の人々にとっては常識で気に留めないようなことでも、新鮮に感じることがある。新商品のデザインに必要なのは、このように物事を先入観に囚われずに「見る」ことであり、そのための手法や要諦を「デザインリサーチ」のプロが解説した一冊。
人々があるニーズを満たす際には「最低満足度」と「最高満足度」という二つの境界線に囲まれた「快適ゾーン」があり、これを「境界線マップ」として描くことで、新製品に対する受容度が予測できる。ここで重要なのは、境界線マップは人々が暮らす社会環境によって大きく異なることであり、それを知るために著者はリサーチのたびに現地で生活し、実体験から多くの知見を得てき -
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Posted by ブクログ
アイデア出しから仕上げ方からプレゼン術まで、frogのノウハウをまとめた本。キーワードは破壊的なアイデアとソリューション。商品の仕様を変えるといった既存のモデルの焼き回しでは戦えず、淘汰される。イノベーションの議論に近いものだと思うが、全く新しいアイデア、ビジネスモデルをどのようにして生み出すかということを、オリジナルな手法を持って解説している。
まず、確りした世界の潮流、業界の流れや置かれた状況、個別の状況まで理解しているという前提で、破壊的な仮説を立てることから始まる。こんな事あり得ないというアイデアの中で大切な切り口が生まれる。その次に、破壊的なチャンスがあるのかどうか、具体例では3 -
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Posted by ブクログ
今月のハーバードビジネスレビューの特集が「行動観察xビッグデータ」だが、その「行動観察」のプロが、日常見ているなにげないことから、ニーズをつかむ、まさに原題は『Hidden in plain sight』。日本に住み、行動観察していたとことで、事例でも京王線に乗っている人の一日の事例など、日本人の行動観察も多数。自分のなにげない行動が、世界の常識とは違うし、そこにチャンスがあるかもしれないと、思った。様々な国で観察しているからその違いに気がつくということもあるだろうが、私たちも、ちょっとニュートラルに観察してみると何気ない行動から、意外な発見があるかもしれない。
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Posted by ブクログ
原題は”Hidden in Plain Sight"。原題の方が内容に合っていると思われる。
世界各地域において行動観察を行うことにより、どんな状況においてもビジネスチャンスがある事を示唆している。
行動観察と言っても、他の人と同じ視点で観ていてはいけない。問題意識を持って物事を見る事により、疑問が生まれ、ニーズに結びつけることができる。
クリステンセンが「イノベーションのジレンマ」の中で、お客様が片付けたがっている”用事”に着目すべきと言っているが、本書の指摘はこれに近いものがある。どちらがより深いニーズに辿り着けるのか、あるいはどちらが取り組み易いのかを考え直してみたい。
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