伊藤将人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代(2025)の日本において、移動は制限されてはいない。移動とは体験であり、色々な場所を巡るのは良い体験と経験値となるだろう。地方出身の人が上京するにしても、関東出身の人が地方に行くにせよ、その選択には開かれている。手っ取り早いのは旅行が良いだろう。国内旅行も様々である。お金を掛けずに旅を楽しむことは充分に可能だ、
移動は様々な体験をもたらしてくれる。本著でも示唆されている通り、移動の最大の効果は「移動を通じて人生の選択肢を広げ、自己変化や社会参加を可能にし、個人の人生と社会階層の形成に決定的な影響を与えること」であり、これによって「移動できる人」と「移動できない人」との間に新たな格差・階級 -
Posted by ブクログ
年収の高いひとのほうがたくさん移動している、といったことは直感的にわかることではある。データの裏付けは必要なので本書内にも収録されているが、一般的な読者にとっては「そりゃそうだろう」と思うかもしれない。
新書であり移動に関する入門書でもあるため、ひとつの事柄を深掘りする前にテーマが移り変わっていく。
本書における階級というのは、大きく分けてふたつある。ひとつは資本(主に年収)、ふたつめは性別や障害といった生まれついての条件。大雑把にいえばひとつめが後天的な、ふたつめが先天的な条件である。
あまり知らない分野なのでおもしろい話もあるにはある。テーマとはあまり関係ないが、自動車事故におけるジェ