伊藤将人のレビュー一覧

  • 移動と階級

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    現代(2025)の日本において、移動は制限されてはいない。移動とは体験であり、色々な場所を巡るのは良い体験と経験値となるだろう。地方出身の人が上京するにしても、関東出身の人が地方に行くにせよ、その選択には開かれている。手っ取り早いのは旅行が良いだろう。国内旅行も様々である。お金を掛けずに旅を楽しむことは充分に可能だ、
    移動は様々な体験をもたらしてくれる。本著でも示唆されている通り、移動の最大の効果は「移動を通じて人生の選択肢を広げ、自己変化や社会参加を可能にし、個人の人生と社会階層の形成に決定的な影響を与えること」であり、これによって「移動できる人」と「移動できない人」との間に新たな格差・階級

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    2025年11月07日
  • 移動と階級

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    移動における階級差を論じた本。
    男性よりも女性が、健常者よりも障害者が、高収入者よりも低収入者が、移動において不利益を被っている状況である。
    移動は大きな権利であるため、公共によって格差を是正される必要があるものである。「モビリティ・ジャスティス」と言えるような考え方や価値観が浸透していけば良いのにと思った。

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    2025年10月29日
  • 移動と階級

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    オーディブルにて。
    「移動」に格差があるなんて思ってもみなかったので、面白い切り口だった。移動することは個人の意思の問題だけだと思っていたが、深掘りされることによって新しい目線を得られた。移動手段にも格差があること、持病や都合によって移動を制限される人がいること、グローバルエリートと呼ばれるような長距離移動者との経済格差など…。男女間にも格差があり、女性の方が移動決定権がない等という話も、女性である私には気になるポイントだった。

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    2025年10月28日
  • 移動と階級

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    この手の話が意外とないのだろうなと思う。いろんな最近の話題本をうまく引用して書いた印象がある。驚きの切り口があるわけではないが、

    移動すべきかを自ら決められるか?
    移動に難しさを感じてないから

    などを保たれる権利の重要性について、さまざまな角度から書いてくれていて、まさに入門書。おすすめ図書が巻末にあることと、各章のまとめがあることはありがたい。

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    2025年10月14日
  • 移動と階級

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    興味深いテーマ。
    書かれている内容は、まぁそうだよね、と意外感はないけれど、こうして考える材料まとめて提示してくれているのは、ありがたい。

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    2025年10月08日
  • 移動と階級

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    何かで紹介されていた。

    移動と階級(格差)は存在するのか?という内容

    大学の講師が書いているので、論文のような固い文章だった。

    旅行に行ける人が恵まれている、とはそんなに思っていなかったから、行きたいところに行けるのは当たり前ではないのだなと思った。

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    2025年10月07日
  • 移動と階級

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    移動という普段何気なく行なっているものにも格差という概念が存在することを認識した。割と都心エリアに住んで新幹線や飛行機にも割と気軽に乗れる現況は恵まれているなと感じた。

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    2025年10月05日
  • 移動と階級

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    年収の高いひとのほうがたくさん移動している、といったことは直感的にわかることではある。データの裏付けは必要なので本書内にも収録されているが、一般的な読者にとっては「そりゃそうだろう」と思うかもしれない。

    新書であり移動に関する入門書でもあるため、ひとつの事柄を深掘りする前にテーマが移り変わっていく。
    本書における階級というのは、大きく分けてふたつある。ひとつは資本(主に年収)、ふたつめは性別や障害といった生まれついての条件。大雑把にいえばひとつめが後天的な、ふたつめが先天的な条件である。

    あまり知らない分野なのでおもしろい話もあるにはある。テーマとはあまり関係ないが、自動車事故におけるジェ

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    2025年10月02日
  • 移動と階級

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    現代社会において存在する異動格差。その概念と向かうべき道筋について論じた一冊。このような格差も結局は経済格差の一つの表れなのではないかと感じた。

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    2025年09月19日
  • 移動と階級

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    自分は移動している方で、移動格差の上位まではいかないが、中の上級くらいにいると認識している。留学経験もあり、移動経験が人生を豊かにすると信じていたが、それだけではないとも経験した上で実感もある。自分の常識を肯定もするし、経済格差が移動格差を生んでいる現実に警鐘や気付きも与えてくれる本だった。

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    2025年09月08日
  • 移動と階級

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    モビリティスタディーズという領域から移動格差についてデータとともに整理している本。正直なところ、並べてられているデータについては、おそらく多くの人が仮説としてもっているものから特にかわりがないこで、読んでいて大きな気づきがあるかというと少ない。ただ、「〇〇からの移動」ではなく「〇〇への移動」という観点や特定の理想化された人への移動支援によるネガティブ影響などは、移動を考えていくうえでは重要な視点だと感じた。

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    2025年08月27日
  • モビリティーズ研究のはじめかた――移動する人びとから社会を考える

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    本のタイトルや表紙の絵からは楽しそうで読みやすそうな雰囲気が漂っていたのに、内容はほぼ論文、、(汗)
    モビリティに関して様々な角度からの考察がされていて新たな気付きもありました。
    たとえば、「旅行」と「輸送」
    周遊旅行のツーリストは点と点をつなぐ「輸送」であり、本来の旅行での移動と知覚の親密なつながりが失われているという指摘には過去の自分のツアー旅行を思い返してみて腑に落ちました。

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    2025年08月15日