あらすじ
この世界には「移動できる人」と「移動できない人」がいる。
日本人は移動しなくなったのか?
人生は移動距離で決まるのか?
なぜ「移動格差」が生まれているのか?
通勤・通学、買い物、旅行、引っ越し、観光、移民・難民、気候危機……
日常生活から地球規模の大問題まで、移動から見えてくる〈分断・格差・不平等〉
独自調査データと豊富な研究蓄積から「移動階級社会」の実態に迫る!
【本書のおもな内容】
●「移動は成功をもたらす」は本当なのか?
●半数弱は「自由に移動できない人間」だと思っている
●5人に1人は移動の自由さに満足していない
●3人に1人が他人の移動を「羨ましい」と思っている
●移動は「無駄な時間」なのか?
●移動は誰のものか?――ジェンダー不平等という問題
●格差解消に向けた「5つの方策」とは?……ほか
【目次】
第1章 移動とは何か?
第2章 知られざる「移動格差」の実態
第3章 移動をめぐる「7つの論点」
第4章 格差解消に向けた「5つの観点と方策」
「移動」をもっと考えるためのブックリスト
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Posted by ブクログ
話題の新書。
「移動格差」という言葉を初めて知った。
この新書、ずばりこの概念を生み出しただけで、勝ちだ。
移動にまつわるアンケートを取り、年収別に比較している。
くっきり結果に表れる。
3人に1人が過去1年以内に居住都道府県以外に旅行していない
海外渡航経験は年収によって2倍の差がある
まあ、考えてみれば当たり前のことだ。
移動には費用がかかる。
年収が多い人ほど移動にお金が使える。
64歳、定年間際の私もその問題に直面しつつある。
定年で会社を離れれば、定期代の支給がなくなり、
自腹で移動しなくてはいけなくなるのだ!
思えば、、、
私の移動は幼稚園時代に始まる。
まずは市内の幼稚園までバス通園。
小学校は市内まで電車通学。
引っ越した後は徒歩通学だったが、
小5の秋から受験勉強を始めたため、電車で隣の市の塾に。
さらに6年生では週に1回都内の塾の本校に。
そして中学からは都内、高校は都をまたがった他県へ、、
どんどん日常の行動範囲が広がっていった。
旅行、も、両親が島の生まれだったので、
当時急行、フェリーを乗り継いで一日がかりで親の実家へ。
併せて小旅行も。
小学の林間学校は軽井沢、6年生は日光、
中学からは毎年あちこちへ旅行、、九州、北海道、、
自家用車で大学の卒業旅行その1で九州一周。
初の海外旅行はご多分に漏れず大学の卒業旅行その2で
当時流行していた格安のサイパンへ。
(学生を海外に慣らすための赤字覚悟の旅行会社の戦略だったとか)
会社に入ってからも、
全国の事業所にサポートのために出張に行ったり、
研修と称してアメリカに行ってきたり。
新婚旅行は北海道、家族旅行も娘の合格祝いで沖縄まで足を延ばし、、、
子供が巣立って気楽になってからは旅ランと称して、
47都道府県のフルマラソン制覇を目指を走りだしている。
(子供が小さいうちは関東近県のマラソン中心)
この本の移動格差からすれば、十二分に移動させてもらっている。
恵まれているのだ。
・・・だからこそ、定年後年収が減り、定期もなくなる状況が怖い。
移動格差に飲み込まれるのか。
しかし移動格差は年収だけの問題ではない。
移動にはインフラがいる。
鉄道、道路が整備されていなければ、
いくらお金を持っていても、自動車を持っていても、
列車移動、自動車移動はできない。
地域格差が生じる。
その意味では首都圏にいる自分は恵まれている。
徒歩圏内にJRの駅がある。
あとは運賃をどうするかだけ。
移動体験が新しいアイデアの創出、イノベーションにつながり、
成功になる、という体験談。
そうなると、強者はさらに強者になり、
弱者はさらに弱者になってしまう。
移動格差。教育格差と同じ意味を持つことになる。
さらに移動により消費するエネルギー。自然破壊。
移動にまつわる問題は複雑だ。
まずは自分の身のふりかただな、、
第1章 移動とは何か?
第2章 知られざる「移動格差」の実態
第3章 移動をめぐる「7つの論点」
第4章 格差解消に向けた「5つの観点と方策」
「移動」をもっと考えるためのブックリスト
Posted by ブクログ
移動と成功率は比例するとも言われている。
それはなぜか、新しい刺激や世界は学習能力を極限に高める。しかし元々高いスキルを持った人材が、人脈を形成するという必然の結果を生んでいるため、そのように見えている可能性もある。
健康状態や資産、運とかそういった条件も絡んでくるので注意。移動強者だけの狭い世界に入ってはダメ
一度移動するとさらに移動しやすくなる。
僕が実家を出る時も確かにそうだった。
Posted by ブクログ
「移動する人が成功する」なんて簡単な話ではありませんでした。普段何気なく移動していますが、そこには可視化されていない格差があり、その一つ一つも様々な視点から見ることができる。正直、交通の便が悪いところに住んでいる人、移動しない人のの「自己責任」でしょ。という考えでしたが、この本を読んで、すごく浅はかな考えだったと反省しました。「移動」のテーマを勉強したい人の最初の本におすすめだとおもいます!!
Posted by ブクログ
今まで移動について深く考えたことがなかった。
ただ漠然と経済格差によって移動に制限があることは感じるくらいだった。
例えば、旅行だって経済的な余裕によって行ける場所が限られるのは感じていたし、住む場所だってそうだ。
ただ、経済的な理由以外にも様々な理由で移動ができない、又は移動をせざるを得ないことがあると知った。
より厳密に言えば、知ったと言うより今までは当たり前に受け入れていた現実を改めて格差として言語化してもらったと言った方が正しい。
移動が良い、悪いではなく、あらゆる角度から多面的に考察されていて興味深かった。
環境的な部分や、性別、心身の健康、障害、そして近年の気候変動など自由な移動を妨げる要因は複雑に絡み合っている。
直近ではコロナ禍のパンデミックも理由の一つになっていたし、最近の熊被害もそうだろう。
そうした移動格差をどのように是正していくか、考えるためのきっかけになる本だった。
個人的には地方の過疎化問題に興味を持った。
やはり町がなくなっていくのは寂しいし、どうしたら地方へ人が移動してくるのか、支援できるのかは気になるトピックである。
最後に移動についてより知りたい人向けにおすすめの本が紹介されている。
気になる本もいくつかあったので読んでみたい。
Posted by ブクログ
〈概要〉
移動から見えてくる、分断、格差、不平等を説明した本。
〈移動格差〉
人々の移動をめぐる機会や結果の不平等と格差。
また、それが原因で生じる、様々な社会的排除と階層化のこと。
〈移動の機会と経験の差〉
移動できる人と移動できない人、移動しやすい人と移動しにくい人の間で、移動の機会や量、経験の差が存在する。
〈データ分析結果〉
約半数弱は自分を、自由に移動できない人間だと思っている。
3人に1人は、他人の移動に、うらやましいと思う。
その一方で、移動経験が顕著に高い、モビリティ・グローバル・エリートがいる。
〈移動と自己責任〉
「移動力を発揮して成功」は、移動強者に限定的な特権的な思想。移動の成功も失敗も、自己責任ではない。そもそも、介護や障害、金銭的に余裕がないなどで、移動ができない人もいる。
〈まとめ〉
「いつでもどこにでも、移動できることが当たり前」と思ってきた人は、それがある種の恵まれた地位や権利であることを認識すべきである。
〈私見〉
結論として、かなり刺激を受けた本。
移動ができるのは当たり前。それをするかしないかは、仕事での強制力の働く転勤等を除けば、個人の自由と考えてきた。
本書は、移動をしたくても金銭的、家庭的な事情などで、できない人がいることを、データ分析結果で示した。
昨今の、「移動をすれば成功への近道」というような思想からすると、不平等な環境にあることを示唆している。
移動することもしないことも、自己責任。わかりやすいがために支持されていると思われるが、この考えに対して、一石を投じた本。
Posted by ブクログ
もし社会学の役割が、社会に存在する不平等や格差を人々に問いかけ、課題として提示することにあるとすれば、本書はまさに「移動の社会学」を論じた一冊だと言えるでしょう。
移動と社会階層の関係について、以前から漠然と感じていたことや「言われてみれば確かに」と思うような事柄が、明確な言葉で示されており、多くの気づきがありました。
仕事や旅行を通じて国内外さまざまな場所へ移動できる自分の境遇を、改めて大切にしたいと感じるとともに、「新書を読むのも、たまにはいいものだな」と思わせてくれる読書体験でした。
Posted by ブクログ
当然移動さえすれば良い、という訳ではない。移動の中で何を感じ、移動した先で何を感じ何をするかが重要であって、海外旅行に行っても買い物して豪華な食事をしてラグジュアリーなホテルに泊まって終わり、では何も生まないただの浪費で終わる。
かけた時間と金銭に見合う対価を得ようとする貪欲さがあれば、移動の多寡は二の次に過ぎないしそうあって欲しいと思う。
谷島屋書店本店にて購入。
Posted by ブクログ
仮説と結論ということではなく
いろんな角度でリサーチしたことをまとめた感じなので
移動する人が金持ちとか偉い人とかそんなイメージが覆されるとかそういった類ではなかった
確かに移動手段を選べるのは収入が高いとか低いとか関係がある
収入だけでなくジェンダーや障害の有無、年齢などにもよって変わる
Posted by ブクログ
結局のところ、「移動力で成功できる」というのは、資源を持つ強者に特有のバイアスであり、再現性は低い。
経済的に恵まれた人々が、環境負荷を顧みず世界中を飛び回る─その裏返しにすぎない。
このあたりは「そりゃそうだよね」と思う部分だが、この本は、男性と女性、余裕のある人とそうでない人、都市と地方、環境との関係といった多様な視点から「移動」を問い直してくれる。
言われてみれば、そんな風に考えたことはなかったと気づかせてくれる一冊。
Posted by ブクログ
現代(2025)の日本において、移動は制限されてはいない。移動とは体験であり、色々な場所を巡るのは良い体験と経験値となるだろう。地方出身の人が上京するにしても、関東出身の人が地方に行くにせよ、その選択には開かれている。手っ取り早いのは旅行が良いだろう。国内旅行も様々である。お金を掛けずに旅を楽しむことは充分に可能だ、
移動は様々な体験をもたらしてくれる。本著でも示唆されている通り、移動の最大の効果は「移動を通じて人生の選択肢を広げ、自己変化や社会参加を可能にし、個人の人生と社会階層の形成に決定的な影響を与えること」であり、これによって「移動できる人」と「移動できない人」との間に新たな格差・階級が生じる社会問題の根幹を成していることを明らかにしていくことである。
つまり、単なる交通手段の問題でなく、移動の自由を公平に保障し、格差を解消することが社会全体の公正と包摂性に直結すると主張している。
さて、本著で主張される効果を最大限得られる手段としては、自分が済んでいる場所から県外へと離れて済むことが望ましいだろう。一度、知らない土地で住み、仕事をするのは良い体験を得られる。現代において、仕事も技術があれば、住む場所を選ばずとも東京とも地方とも海外とも仕事は容易に出来る。
本著に付け加えるとすれば、どこにでも住みながら全国と仕事が出来る職業スキルを身につけると良いと私は思っている。格差というデメリットもあるが、外へ視線を向け、学び、体験し、出戻りで帰省して仕事をするのも良いだろう。珍しいことではない。制限もされてはいない。現代に関所があるわけでもない。開かれているのだ。目的を持って移動するのであれば、それは私やあなたにとってとても効果的で最大の恩恵を享受することを可能とするだろう。
Posted by ブクログ
移動における階級差を論じた本。
男性よりも女性が、健常者よりも障害者が、高収入者よりも低収入者が、移動において不利益を被っている状況である。
移動は大きな権利であるため、公共によって格差を是正される必要があるものである。「モビリティ・ジャスティス」と言えるような考え方や価値観が浸透していけば良いのにと思った。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
「移動」に格差があるなんて思ってもみなかったので、面白い切り口だった。移動することは個人の意思の問題だけだと思っていたが、深掘りされることによって新しい目線を得られた。移動手段にも格差があること、持病や都合によって移動を制限される人がいること、グローバルエリートと呼ばれるような長距離移動者との経済格差など…。男女間にも格差があり、女性の方が移動決定権がない等という話も、女性である私には気になるポイントだった。
Posted by ブクログ
この手の話が意外とないのだろうなと思う。いろんな最近の話題本をうまく引用して書いた印象がある。驚きの切り口があるわけではないが、
移動すべきかを自ら決められるか?
移動に難しさを感じてないから
などを保たれる権利の重要性について、さまざまな角度から書いてくれていて、まさに入門書。おすすめ図書が巻末にあることと、各章のまとめがあることはありがたい。
Posted by ブクログ
何かで紹介されていた。
移動と階級(格差)は存在するのか?という内容
大学の講師が書いているので、論文のような固い文章だった。
旅行に行ける人が恵まれている、とはそんなに思っていなかったから、行きたいところに行けるのは当たり前ではないのだなと思った。
Posted by ブクログ
移動という普段何気なく行なっているものにも格差という概念が存在することを認識した。割と都心エリアに住んで新幹線や飛行機にも割と気軽に乗れる現況は恵まれているなと感じた。
Posted by ブクログ
年収の高いひとのほうがたくさん移動している、といったことは直感的にわかることではある。データの裏付けは必要なので本書内にも収録されているが、一般的な読者にとっては「そりゃそうだろう」と思うかもしれない。
新書であり移動に関する入門書でもあるため、ひとつの事柄を深掘りする前にテーマが移り変わっていく。
本書における階級というのは、大きく分けてふたつある。ひとつは資本(主に年収)、ふたつめは性別や障害といった生まれついての条件。大雑把にいえばひとつめが後天的な、ふたつめが先天的な条件である。
あまり知らない分野なのでおもしろい話もあるにはある。テーマとはあまり関係ないが、自動車事故におけるジェンダー差の話などはすこしおもしろかった。(女性のドライバーの方が怪我が重くなるのは、衝突事故の実験をする際のダミー人形が男性サイズに作られているからといった話)
Posted by ブクログ
現代社会において存在する異動格差。その概念と向かうべき道筋について論じた一冊。このような格差も結局は経済格差の一つの表れなのではないかと感じた。
Posted by ブクログ
自分は移動している方で、移動格差の上位まではいかないが、中の上級くらいにいると認識している。留学経験もあり、移動経験が人生を豊かにすると信じていたが、それだけではないとも経験した上で実感もある。自分の常識を肯定もするし、経済格差が移動格差を生んでいる現実に警鐘や気付きも与えてくれる本だった。
Posted by ブクログ
モビリティスタディーズという領域から移動格差についてデータとともに整理している本。正直なところ、並べてられているデータについては、おそらく多くの人が仮説としてもっているものから特にかわりがないこで、読んでいて大きな気づきがあるかというと少ない。ただ、「〇〇からの移動」ではなく「〇〇への移動」という観点や特定の理想化された人への移動支援によるネガティブ影響などは、移動を考えていくうえでは重要な視点だと感じた。
Posted by ブクログ
時折目にしていたこの題目と主張、本書はこの観点での議論の入口を紹介する内容となっている。大きく前半部分と後半部分での組み立てに少々分裂した感はあるものの、全体像の理解には問題ないだろう。
移動している人、移動できる人にはその逆側にいる人のこと、その気持ちはわからないというところが出発点になるだろうかと思える。そして、自分自身が頻繁に移動しているところにあって、このことを外部から直線的に指摘されたようなそんな感覚を持った。
移動と階級に因果関係があるのかも実際のところわからない。格差の問題の一端だとまとめてしまうこともできるだろう。インターネットの中で何もかもできた気分になる時代になっているからこそ、リアルを味わえることに価値があり、本物を享受できるかできないかという本音だろうか。
Posted by ブクログ
移動好きの私は、ともすれば移動は当然のものと考えてしまいがちだが、世の中には移動に困難を抱える人がたくさんいる。障がい者や経済困窮者だけでなく、高齢の人、世話すべき家族を持つ人など、そういった人は想像以上に多い。そして、好きなときに移動できる人と移動に困難を抱える人とのあいだでは当然、機会の差が生まれてくる。本書は、そのような移動格差 (mobility gap) に焦点を当てる。まず、移動とはなにか思考を掘り進め整理したあと、移動格差について様々な側面から考察する。
私にとって未知の内容は少なかったものの、内容はよく整理されていた。移民がイノベーションを生みやすいという研究の紹介や、自動車が長らく男性の運転者を前提に設計されており安全性に性別での格差が生じているという話は、知らなかったので勉強になった。また研究者としては、引用がしっかりしており参考文献にあたりやすいのも好印象だった。筆者は昨年に博士課程を修了したばかりの方で、若くしてさっそく分野を一般にわかりやすく紹介する本を出版できていることに尊敬の念を抱いた。年収と性別でしかクロス統計しておらず「階級」という題をつけるのはやや過剰であると感じたのと、グラフの表現に一部改善の余地があることが少し気になったが、全体的にわかりやすい文体で幅広い読者に届けようとする姿勢が素晴らしいと思った。
Posted by ブクログ
モビリティーズ・スタディーズというタームもそうだが、単なる人間の移動以外にも伝搬・輸送されるあらゆるものを「移動」に含めたときに捉える範囲が漠然としていないかと気になった。一方で、階級差についてはさもありなんという話が、体験格差などでも取り上げられる部分ともかぶるが、提言として政策などに結びつけていくべきとしているのだろうが、本著ならではの面白みはそれほどでもなかった。
Posted by ブクログ
気になって読んでみました。移動できることは当たり前ではない、と気付かされます。移動にも格差がある、と。勉強になります。新書は気になるトピックについてサクッと情報収集できるので好きです。
Posted by ブクログ
移動は人だけでなく、モノ金情報が対象
ムーブメント(ただの物体の移動
モビリティ(移動をとりまく環境を含めた
移動不可能財
〇〇からの移動だけでなく、〇〇への移動の重要性
移動するものだけでなく、移動しないものの価値を論じる必要がある
気候難民
移動とは社会的であり政治的
移動する人がすごいと考えられがちだが、移動しないことにも意味がある
人生は移動距離で決まるのか?という私が思ってた問いに対する答えとはちょっと違った
移動したから何か変わるというより、元々移動できる環境にあった人が移動でき、そうでない人が移動できないという移動の自由における格差を説明する本
Posted by ブクログ
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移動格差はこれまでもなんとなく認識していたが、現在の能力だけでなく過去の経験や未来の意思を含めた移動資本という考え方は、いかにして移動の格差が再生産され階級が固定化されるかの説明としてしっくりきた。
いかにしてこれを是正するか