【感想・ネタバレ】移動と階級のレビュー

あらすじ

この世界には「移動できる人」と「移動できない人」がいる。

日本人は移動しなくなったのか?
人生は移動距離で決まるのか?
なぜ「移動格差」が生まれているのか?

通勤・通学、買い物、旅行、引っ越し、観光、移民・難民、気候危機……
日常生活から地球規模の大問題まで、移動から見えてくる〈分断・格差・不平等〉
独自調査データと豊富な研究蓄積から「移動階級社会」の実態に迫る!

【本書のおもな内容】
●「移動は成功をもたらす」は本当なのか?
●半数弱は「自由に移動できない人間」だと思っている
●5人に1人は移動の自由さに満足していない
●3人に1人が他人の移動を「羨ましい」と思っている
●移動は「無駄な時間」なのか?
●移動は誰のものか?――ジェンダー不平等という問題
●格差解消に向けた「5つの方策」とは?……ほか

【目次】
第1章 移動とは何か?
第2章 知られざる「移動格差」の実態
第3章 移動をめぐる「7つの論点」
第4章 格差解消に向けた「5つの観点と方策」
「移動」をもっと考えるためのブックリスト

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新書として良かったのではないか
引用文献はどれも比較的新しいようで、現在の潮流がなんとなく知れてよかった
帯に書いてる「人生は移動距離で決まるのか?」は全く本筋じゃないですね。嫌だよね出版社って奴らは…

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代の「移動」に関する広範な事例を扱った1冊。特に自動車運転(開発)に関するジェンダーギャップの存在がつい最近まで放置されていたことはショックだった。また米国における中高年白人大生を中心とするノマドワーカーの実態は我が国でもあまり知られていないのでは?
手を広げすぎて言及が及ばない部分もあると思われるが岩大の移動格差に対して一石を投じる書だった。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モビリティに関する分析の入門書。広く浅く感はあり、まあそうですよねという内容が多いんだけど、移動困難性という自分にとって新しい視点を得ることができた。階級という言葉を使うのはちょっと悩ましいけど。
個人的に、出産後にジェンダーによる移動困難性は強く感じてなかなか辛かったので、他の事情にも思いを馳せやすくなったかもしれない。
著者が若い方だけど長野出身ということで、いろいろ考えるのだろうなと推察。

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局のところ、「移動力で成功できる」というのは、資源を持つ強者に特有のバイアスであり、再現性は低い。
経済的に恵まれた人々が、環境負荷を顧みず世界中を飛び回る─その裏返しにすぎない。

このあたりは「そりゃそうだよね」と思う部分だが、この本は、男性と女性、余裕のある人とそうでない人、都市と地方、環境との関係といった多様な視点から「移動」を問い直してくれる。
言われてみれば、そんな風に考えたことはなかったと気づかせてくれる一冊。

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2025年11月08日

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