伊藤将人のレビュー一覧

  • 移動と階級

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    移動と階級の話がみっちり。それぞれに対して参考文献があるから、新書としてはこれでいいのか。シートベルトのダミーが男性だけというのは確かにそう。身長150センチの女性には明らかに合っていないもの。ジュニアシート買うのかなあ。移動できるは逃げ出せる、は心から同意する。逃げられないと思うと逃げられる人にはしないことをする人は結構いるから。虐待の大半はこれ。

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    2026年02月09日
  • 移動と階級

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    何らかの解決よりは
    問題意識の共有のために書かれた本、という印象。

    移動という、日常のありふれた行動が、
    しかし、様々な理由によって格差付けられている。

    究極の問いは、憲法で守られているところの
    「文化的最低限度」の移動というのはどの程度を指すか、
    ということになるような気がする。

    完全な平等はありえない。
    切り捨てるような物言いになってしまうけれど、車いすの人の移動を健常者と同等に保障すると、莫大な社会コストになる。
    ただ、そのコストを金銭以外でどこまで緩和させられるか。
    上限が下限からどんどん離れていく(格差が広がる)社会において、常に問われる必要のある話題だと思う。

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    2026年02月01日
  • 移動と階級

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    新書として良かったのではないか
    引用文献はどれも比較的新しいようで、現在の潮流がなんとなく知れてよかった
    帯に書いてる「人生は移動距離で決まるのか?」は全く本筋じゃないですね。嫌だよね出版社って奴らは…

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    2025年12月30日
  • 移動と階級

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    話題の新書。
    「移動格差」という言葉を初めて知った。

    この新書、ずばりこの概念を生み出しただけで、勝ちだ。

    移動にまつわるアンケートを取り、年収別に比較している。
    くっきり結果に表れる。

    3人に1人が過去1年以内に居住都道府県以外に旅行していない
    海外渡航経験は年収によって2倍の差がある

    まあ、考えてみれば当たり前のことだ。
    移動には費用がかかる。
    年収が多い人ほど移動にお金が使える。

    64歳、定年間際の私もその問題に直面しつつある。
    定年で会社を離れれば、定期代の支給がなくなり、
    自腹で移動しなくてはいけなくなるのだ!

    思えば、、、
    私の移動は幼稚園時代に始まる。
    まずは市内の

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    2025年11月26日
  • 移動と階級

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    移動と成功率は比例するとも言われている。
    それはなぜか、新しい刺激や世界は学習能力を極限に高める。しかし元々高いスキルを持った人材が、人脈を形成するという必然の結果を生んでいるため、そのように見えている可能性もある。

    健康状態や資産、運とかそういった条件も絡んでくるので注意。移動強者だけの狭い世界に入ってはダメ

    一度移動するとさらに移動しやすくなる。
    僕が実家を出る時も確かにそうだった。

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    2025年11月23日
  • 移動と階級

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    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

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    2026年03月28日
  • 移動と階級

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    移動にまつわる社会学、モビリティーズスタディーズ入門としてかなり丁寧に書かれた良い新書でした。

    「行きたい場所に、いつでも行けますか?」
    「自分の移動を自分で決めて、実行できますか?」

    冒頭で二つの問いが投げかけられ、行ける人と行けない人、実行できる人と実行できない人、あるいは行く人と行かない人の間にはどのような違いがあるのか。それを経済的な格差、ジェンダー、障害や病、都市と地域、環境問題とグローバリゼーション、自由と移動、旅行・観光、移住、難民、歴史や技術などさまざまな社会的な観点から眺める視点と論点、そして価値観の違いがあることを提示していく。
    SNS等でしばしば見かける「移動する人が

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    2026年03月25日
  • 移動と階級

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    その視点はなかったの連打をぶち込まれた

    飛行機乗るがダサいって風潮が存在するのね
    言われてみれば燃料ガンガン使って飛ばしてるし、環境に悪いと言えばそうか
    普通に飛行機乗るって行動はシュッとしてるイメージでかっこいいと思ってた

    居住場所、勤務先などを考えるときに色々意識しようと思った

    インフラの観点から見ても男性は優遇されているのか

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    2026年03月23日
  • 移動と階級

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    ここで言う「移動」の定義が幅広くて、あらゆる角度から「移動」や「移動格差」を論じていて勉強になりました。社会階層的な話だけではなくて、移民、ジェンダー、気候変動など色んな視点で書かれています。「移動する人のほうが豊か」というような内容ではなくて、誰でも自分事とし考えられる構成になっています。

    私は旅行や出張、引っ越しも、何でも移動することや、移動時間そのものが好きなんですが、よく思い出すのが…勝間和代氏が「移動するだけで充実しているように感じるから、何か生産的なことをやり遂げたと勘違いしないように」的な話をされていたこと(うろ覚えなので解釈違っているかも)

    ・移動(旅など)することで自分が

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    2026年03月15日
  • 移動と階級

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    移動は政治的、経済的、社会的なものである。
    ジェンダーによるバイアスも影響している。
    移動不可財の存在が移動の理由の一つ。

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    2026年03月08日
  • 移動と階級

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    「行きたい場所に、いつでも行けますか?」
    「自分の移動を自分で決めて、実行できますか?」

    この2つの問いかけから始まる本。

    2つ目はYesだけど、1つ目は完全にYesではないかな。
    組織で働いていると「いつでも」が難しいから。

    この本で興味深かったのは、自動車の安全性は男性が基準で設計されているから、女性の方が事故の確率が高いという話。
    男性ユーザーの方が多いから仕方ないんだろうなぁと思いつつ、ちょっと残念、かつ気を付けなければと思った。

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    2026年02月19日
  • 移動と階級

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    人生相談をベースに本の紹介するポッドキャストで紹介されていたので興味が湧いたので読んでみた。
    決して移動が出来ることが良い・有利、という訳ではないけど身体的に精神的にそして家族の介護などの状況によって移動できない人口がいることやその状況に縛られることが女性の方が多いこと、娯楽のために飛行機に乗ったことない人は年収が低いことが分かっていることを説明している。
    性別によって移動のしやすさが違ったり、車の構図が男性にフィットした形になっていたり、安全性を検証する実験では男性の平均的な身長と体重を反映したモデルを使用されていて女性が乗った場合は最近まで検証されていなかったことも話されていた。Invis

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    2026年01月25日
  • 移動と階級

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    一見平等に見える移動の自由ですが、社会的な状況によって損失や差が発生しているということについて書かれた本です。
    経済的な状況や難病や介護などによる移動を中心とした様々な影響について
    書かれています。

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    2026年01月25日
  • 移動と階級

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    現代の「移動」に関する広範な事例を扱った1冊。特に自動車運転(開発)に関するジェンダーギャップの存在がつい最近まで放置されていたことはショックだった。また米国における中高年白人大生を中心とするノマドワーカーの実態は我が国でもあまり知られていないのでは?
    手を広げすぎて言及が及ばない部分もあると思われるが岩大の移動格差に対して一石を投じる書だった。

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    2025年12月23日
  • 移動と階級

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    「移動する人が成功する」なんて簡単な話ではありませんでした。普段何気なく移動していますが、そこには可視化されていない格差があり、その一つ一つも様々な視点から見ることができる。正直、交通の便が悪いところに住んでいる人、移動しない人のの「自己責任」でしょ。という考えでしたが、この本を読んで、すごく浅はかな考えだったと反省しました。「移動」のテーマを勉強したい人の最初の本におすすめだとおもいます!!

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    2025年12月05日
  • 移動と階級

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    今まで移動について深く考えたことがなかった。
    ただ漠然と経済格差によって移動に制限があることは感じるくらいだった。
    例えば、旅行だって経済的な余裕によって行ける場所が限られるのは感じていたし、住む場所だってそうだ。

    ただ、経済的な理由以外にも様々な理由で移動ができない、又は移動をせざるを得ないことがあると知った。
    より厳密に言えば、知ったと言うより今までは当たり前に受け入れていた現実を改めて格差として言語化してもらったと言った方が正しい。
    移動が良い、悪いではなく、あらゆる角度から多面的に考察されていて興味深かった。

    環境的な部分や、性別、心身の健康、障害、そして近年の気候変動など自由な移

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    2025年11月01日
  • 移動と階級

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    〈概要〉
    移動から見えてくる、分断、格差、不平等を説明した本。

    〈移動格差〉
    人々の移動をめぐる機会や結果の不平等と格差。
    また、それが原因で生じる、様々な社会的排除と階層化のこと。

    〈移動の機会と経験の差〉
    移動できる人と移動できない人、移動しやすい人と移動しにくい人の間で、移動の機会や量、経験の差が存在する。

    〈データ分析結果〉
    約半数弱は自分を、自由に移動できない人間だと思っている。
    3人に1人は、他人の移動に、うらやましいと思う。
    その一方で、移動経験が顕著に高い、モビリティ・グローバル・エリートがいる。

    〈移動と自己責任〉
    「移動力を発揮して成功」は、移動強者に限定的な特権的

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    2025年10月18日
  • 徹底攻略 Microsoft Azure Fundamentals教科書[AZ-900]対応

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    1章、2章がazureとは関係無く取っ付きにくい内容になっているのが懸念点ではあるが、全体的に分かりやすかった。
    ただ若干試験範囲からすると物足りない分野もあると感じたので、並行して過去問を解くことをおすすめする。

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    2024年06月02日
  • 移動と階級

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    移動は社会的で政治的で経済的な行為であり、不平等や格差が存在する、という話。詳細なデータを用いて解説してくれるので解像度は上がったけど新しい切り口での学びはあまりなかった。

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    2026年03月19日
  • 移動と階級

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    人々の階級とそれによって形作られる移動に対しての一冊。移動によって生じる格差や、階級の違いによって選択できる異動が異なってくるなどについて解説されている一冊。終始、移動に関する総論といった感じで、もう少し事例などを深掘りした各論も読んでみたかった。

    巻末のブックリストに示されたら中から数冊手に取ってみようかなと。

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    2026年02月18日