青葉優一のレビュー一覧

  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    読みやすくて面白かった。 
    とても綺麗で、優しくて、柔らかくて、美しくて、清らかで、悲しくて、辛くて、切なくて、泣きたくて、微笑む物語。 

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    2016年07月13日
  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    大切な人を失った瞳。どれだけ辛いのか想像できないほどだけど、大切な人を残して死んでしまった宗一も辛いだろう。近くで見ていても、何もできないのが特に。2人が「話している」ところは少なかったけれど、お互いのことを心から大切に思っているのは伝わってくる。あんな事故さえなければ。と思わずにはいられないけれど、それが無理ならせめて瞳に幸せになってもらいたい。も思った。それが宗一にとっても幸せだと思うから。

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    2020年01月14日
  • 王手桂香取り!2

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    一巻から一貫してぶれない中学生だから許されるさわやか青春将棋部もの
    将棋が背景でも材料でもなく
    ちゃんと将棋小説している実に奇特な作品
    局面図を一切用意せず文章だけでふんいきを伝えるのも
    これまでになく潔い
    飛車角金銀はカラオケボーリングはいいのだろうか
    とかそういうどうでもよいことは気にさせない
    偉い

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    2018年10月25日
  • 王手桂香取り!3

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    第一部完となっているが実質三巻完結
    駒娘の配置を完全に間違えた作品だったが
    将棋描写のそれっぽさがちゃんと出来ているのが何よりの特長
    実際の強さ描写としてはもちろん無理もあるのだろうけれど
    そこは割り切って良くできている
    主人公もヒロインもライバルなど周囲の人物描写もきちんとできていたが
    明らかに児童書とかそちらむけの内容なので
    中高生向けライトノベルとしては力不足だったのは仕方ないところか
    ライトノベルという場では難しいかもしれないが
    素朴な良さを見失わずに頑張っていただきたいところ

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    2018年10月20日
  • 繰り返されるタイムリープの果てに、きみの瞳に映る人は

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    タイムリープもの好きだけど、リープする度に代償が掛かることにはぞくっとした。考察は後になる程複雑に感じたが総じて面白かった。

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    2018年06月14日
  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    一途な愛を感じる作品でした。あらすじで紹介されているように、主人公で幽霊となる宗一は「生前にプレゼントしたものだけ触れることができる」という能力をもっています。まるで『ゴースト/ニューヨークの幻』を彷彿とさせるような設定ですが、こちらでは周りの状況の変化から主人公の中でさらなる葛藤があり、見応えがあります。最後にたどり着いた結論に対しては、この本を読んでいるだけの一介の読者ですぎない私でも、「主人公らしいな」という思いが芽生えました。

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    2018年03月06日
  • 王手桂香取り!3

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    ネタバレ

    最後の対局、藤井システムへの急戦ということで、なんとなくですが手の流れも理解でき、局面が無いながらドキドキさせられました。
    ある程度の棋力が無いと、完全に理解は出来ないのですが、
    個人的には非常に楽しめたシリーズでした。
    続編は…出版されれば読みますが、ここが綺麗な終わり方という気もします。

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    2016年12月07日
  • 王手桂香取り!

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    ネタバレ

    将棋というだけで読んでみました。
    駒が美少女、名人の娘が先輩など安易な設定だと期待していなかったのですが、
    燃える展開で楽しめました。
    横歩取りの捉え方など、将棋経験者ならではの視点だと思いますし、
    大会の様子もよくご存知に感じました、作者は学生将棋経験者な蚊のせいが高そうです。

    桂香先輩のしぐさに一々ときめく主人公ですが、確かに可愛く見えます!(見える描写です)
    結論として非常に楽しんでしまっています。
    きっと続編も読みます。

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    2016年11月28日
  • 王手桂香取り!2

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    ネタバレ

    一巻に比べ圧倒的に面白くなってて吃驚した。
    三人娘リストラして女王様一本に絞ったの吉。
    敵役が生意気で調子に乗ってるちょっと強いだけのやつじゃなくなったのも吉。
    恋愛要素(具体的にはデートシーン)が思いのほかしっかりしてて吉。
    まだ粗を感じる部分もあったけど、前巻では足りなかったなぁ、という部分を埋めてくれたような気がして満足感を得られました。

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    2014年09月01日
  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    ネタバレ

    タイトルから察する通りのラブストーリー。
    正直よくありそうな感じの作品。

    純愛で切なく、読んでて時々鼻の奥がつんとなる。
    透明感ある世界観です。

    最後はちゃんと2人とも報われてほっとしました。

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    2022年03月13日
  • 王手桂香取り!

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    『ヒカルの碁』は絵を除いても良くできていた話だったなあ
    と思わせる本作のまずさではあるが
    小説で将棋を描く目新しさと
    登場人物を中学生にしたことでキャラクタの簡易さが救われているつくり
    将棋描写もそれなりに説得力を感じさせてよろしく
    あとはキャラクタがうまく回ってくれれば良くなるかも

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    2018年10月25日
  • 王手桂香取り!

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    将棋が題材というだけで取り立てて秀でたものは無い/ 駒の擬人化は確実に余所からの影響だし、物語自体はヒカルの碁だし/ 駒娘(笑)は桂香歩だけしか出てきてないからまだいい/ 筋は単純、文章幼稚/ 昨今の将棋ブームに乗っかればもしかしたら跳ねるかもという編集者の思惑が透けて見える程度の作品/

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    2018年10月08日
  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    ネタバレ

    まず、話を読んで連想するのは恋愛映画の名作(と自分は思っている)「ゴースト ニューヨークの幻」。シチュエーションは似ているけど、死んだ主人公の恋人にずっと寄り添っていく感じなので話の展開に派手な部分はあまり無い。最後、主人公の弟と恋仲になっていく展開はあまりにも安直な気もするが、生き残った弟にパソコンを使って恋人のことを頼むシーンと、コップに声を反響させる方法を使い、恋人と話をするシーンはやっぱり読んでいてグッとくる。こういうシチュエーションの好きな人ならお勧めかと。感想はこんなところです。

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    2017年06月26日
  • 復讐ゲーム ―リアル人間将棋―

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    たぶん青葉さんは後半部分を書きたくてこの物語を書いたのだと思う。
    前半部分は、後半への少し長すぎるほどの伏線。
    コインの表と裏のように、人にも表の顔と裏の顔がある。
    表の顔しか知らない者に、「こんな奴だったんだよ」と裏の顔を突きつけて感情をかき乱そうとする。
    戦略としては有りなのだろうが・・・。
    将棋というものをまったく知らない。
    駒の名前すらよくわからない。
    当然、その駒の働きもわからない。
    後半部分に入り、いきなり2六歩と言われても「えっ?」と戸惑ってしまった。
    一応解説はあるけれど、そもそも解説に書かれている説明文の単語がわからない。
    将棋を知っていればもっと楽しめたかもしれないけれど・

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    2017年04月28日
  • 王手桂香取り!2

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    ネタバレ

    この本に求めるのは2つ、ヒロインの可愛さと、将棋を指したいという気持ちを持たせてくれることです。
    どちらも満たしてくれました。
    鈍感なヒロインですが、将棋層には人気が高そうです。(偏見?)
    本作主人公の一番の一手、羽生さんの指した手をイメージして書かれたのか、
    飛車のただ捨ての手順は、手の良さが伝わりづらいきもします。

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    2016年12月07日
  • 神様もう一度だけ愛してると言わせて

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    ありそうなお話。
    読みやすかったし、嫌いなストーリーではなかったけど、もうちょっと何かが欲しかったな。


    幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は不慮の事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。瞳が再び幸せを掴むことをひたすらに願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを瞳に伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たして―?

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    2016年10月16日
  • 復讐ゲーム ―リアル人間将棋―

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    ネタバレ

    献本でいただいて読みました。
    将棋を知らないと意味が分からないと思います。私は一応知っていたので大丈夫だったけど、随分指していないのでちょっとネットでルール見ちゃった。
    あとここ最近まれに見る読後感の悪さが…。こういう結末が好きな人もいるかもですが、私は苦手だった〜。

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    2015年11月25日
  • 王手桂香取り!

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    将棋を題材にした小説はそこそこあるがラノベは少ないのではないか。一言で言ってしまえば、中学校の将棋部を題材にした青春ファンタジー。棋譜が見えないからか、ご都合主義に感じるところ、力業に感じるところも正直あるが、綺麗にまとまっているのも確か。

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    2015年06月01日
  • 王手桂香取り!

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    将棋が3度の飯より好きな主人公(中学生)の元に将棋の駒の化身と名乗る3人の少女たちが現れる。
    彼女たちの指導の下成長してライバルたちを倒していく将棋青春ラノベ。

    それなりに楽しい内容ではあったと思いますが、読後、このラノベは誰に読ませたいの?と感じました。
    将棋用語が多数使われているので、ある程度将棋の知識がないと状況が全く分からない。
    かといって将棋好きに読ませるには、将棋でなくラブコメ要素にまとめようとしているので、シナリオに惹きつける要素はない。
    もっと将棋に特化した内容の方が印象に残ったと思うんでちょっともったいないという印象を受けました。

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    2014年06月30日