青葉優一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たぶん青葉さんは後半部分を書きたくてこの物語を書いたのだと思う。
前半部分は、後半への少し長すぎるほどの伏線。
コインの表と裏のように、人にも表の顔と裏の顔がある。
表の顔しか知らない者に、「こんな奴だったんだよ」と裏の顔を突きつけて感情をかき乱そうとする。
戦略としては有りなのだろうが・・・。
将棋というものをまったく知らない。
駒の名前すらよくわからない。
当然、その駒の働きもわからない。
後半部分に入り、いきなり2六歩と言われても「えっ?」と戸惑ってしまった。
一応解説はあるけれど、そもそも解説に書かれている説明文の単語がわからない。
将棋を知っていればもっと楽しめたかもしれないけれど・ -
Posted by ブクログ
将棋が3度の飯より好きな主人公(中学生)の元に将棋の駒の化身と名乗る3人の少女たちが現れる。
彼女たちの指導の下成長してライバルたちを倒していく将棋青春ラノベ。
それなりに楽しい内容ではあったと思いますが、読後、このラノベは誰に読ませたいの?と感じました。
将棋用語が多数使われているので、ある程度将棋の知識がないと状況が全く分からない。
かといって将棋好きに読ませるには、将棋でなくラブコメ要素にまとめようとしているので、シナリオに惹きつける要素はない。
もっと将棋に特化した内容の方が印象に残ったと思うんでちょっともったいないという印象を受けました。