あらすじ
「頭が高い! 我こそが真の将棋神、女王である!」 中学校将棋団体戦の東日本代表の座を勝ち取った歩の前に、最も偉大な駒、王の駒娘が現れる。来るべき決勝大会に向け、歩を鍛えてくれるという。そのスパルタンな指導を受け、さらに棋力をあげていく歩。一方では桂香と息抜きのお出かけをして、少しづつ距離を縮めていく。 そして迎えるは中学校将棋団体戦の決勝大会。桂香の中学時代最後の大会。最強の中学生を相手に、歩たちの白熱の戦いがはじまる!
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Posted by ブクログ
一巻から一貫してぶれない中学生だから許されるさわやか青春将棋部もの
将棋が背景でも材料でもなく
ちゃんと将棋小説している実に奇特な作品
局面図を一切用意せず文章だけでふんいきを伝えるのも
これまでになく潔い
飛車角金銀はカラオケボーリングはいいのだろうか
とかそういうどうでもよいことは気にさせない
偉い
Posted by ブクログ
一巻に比べ圧倒的に面白くなってて吃驚した。
三人娘リストラして女王様一本に絞ったの吉。
敵役が生意気で調子に乗ってるちょっと強いだけのやつじゃなくなったのも吉。
恋愛要素(具体的にはデートシーン)が思いのほかしっかりしてて吉。
まだ粗を感じる部分もあったけど、前巻では足りなかったなぁ、という部分を埋めてくれたような気がして満足感を得られました。