紙吹みつ葉のレビュー一覧

  • おいしい給食 Road to イカメシ

    Posted by ブクログ

    映画を見てから読みました。
    映画でダイジェストになってたあのシーンが小説ではほぼフルバージョンで読めたので満足しました!
    このあと〇〇編が始まって欲しいです。
    甘利田先生、そろそろ自分のすぐそばに居る女性にもっと目を向けてみては?と思いつつ、でも給食のことしか頭にないのが甘利田先生なんだからそのままでいて欲しい、という気持ちもあり……。次のエピソードも楽しみに待っています。

    0
    2024年07月14日
  • おいしい給食 餃子とわかめと好敵手

    Posted by ブクログ

    おいしい給食シーズン2の原作本の位置づけで、ドラマもこの本も大まかなあらすじは同じ。ドラマのほうが見ていてわかりやすいところが多いけど、本の方だと登場人物の考えていることなどがわかりやすい印象があった。
    それにしても、給食もここまで極めるとなると本当にすごいなぁ、と思わざるを得ない。
    そして、最後のシーンはシーズン2の人間関係の総まとめとして、とてもいいシーンだと思ったりもする。

    0
    2022年05月23日
  • おいしい給食 餃子とわかめと好敵手

    Posted by ブクログ

     給食をこよなく愛する中学教師・甘利田幸男をコミカルに描いた作品。ドラマ化された前作の続編。

          * * * * *
     
     設定がおもしろい。

     まず主人公がいい。
     給食への情熱や歓喜を抑えきれない子どもっぽさと他者に対して見せる冷徹さとのギャップ。給食好きを看破されても白々しくとぼけきろうとするところには愛嬌さえ感じてしまいます。
     しかも時々口にする端的かつ含蓄に富んだセリフ。大抵は給食愛から発しているに過ぎないのに不思議に問題の本質を突いていたりするのです。

     担任クラスの生徒たちもいい。
     厳格で親しみを見せない甘利田が実は愛すべき人物であることを皆、ちゃんと見抜いてい

    0
    2022年02月03日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    時は1984年、市立中学校における学校給食を題材とした一教師と一生徒のおいしく給食を食べる密かなバトルの物語。
    創立100年とあったが、新制中学は昭和22年からのはずで、年数があわない。旧制中学でも市立ではないからなぁ。でも、そんな些細な点も気にならないくらい物語は面白い。
    鯨の竜田揚げなんかが給食に出るなんて昭和のイメージを醸し出します。(バブル期には捕鯨は禁止されていたので、きっと以前よりは出てくる頻度は少なくなっていたはず)昭和の人には懐かしすぎます。
    各物語の冒頭の給食の絵?写真?もそうですが、細かい給食描写で食欲がわきまくり。お腹がならないように注意して読んでください。
    ラストは良か

    0
    2020年07月28日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    元々映像化されていることを知らずに読んだが、バトル描写?がコミカルでありながら、給食を巡るストーリーもワクワクさせられて楽しい一冊だった。孤独のグルメのような甘利田先生の脳内コメントが食欲をそそった。牛乳ビンの蓋を剥がす時に1枚だけめくれてしまう現象が、とても懐かしかった。

    0
    2025年11月30日
  • おいしい給食 チリコンカンと北の友達

    Posted by ブクログ

    内容としては、テレビ版のシーズン3のノベライズ。
    校歌斉唱などは小説はさっぱりとした表現になっているけど、
    それぞれの話で、このあたりどうなっていたのか、
    というテレビでは分かりづらかった部分なども
    分かるので、テレビを見てから見てみると
    また違った内容が楽しめると思う。

    0
    2024年10月26日
  • おいしい給食 卒業

    Posted by ブクログ

    映画版を観たのちに、読みました。
    映画でのそれぞれのシーンの気持ちが明確に分かって、そこの表情はそういう気持ちだったのかと、改めて楽しめました。シリーズ好きであれば、映画観た後でも楽しく読めると思います。

    0
    2024年10月18日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    給食をこよなく愛する数学教師の甘利田と生徒の神野が、いかに給食を美味しく食べるかに全てをかけて、密かにバトルを繰り広げる毎日を描いたストーリー。そして、密かに連帯感を感じ始めていた甘利田と神野。

    映画やドラマがあるとは知らずに読んだが、給食の各メニューをいかにも美味しそうに描写していて、なんだかまた給食を食べてみたくなる。

    教育委員会の決定により、給食廃止が決まったことを知った後、神野が校内放送で給食への思いを語るシーンはしみた。

    0
    2024年06月04日
  • おいしい給食 卒業

    Posted by ブクログ

    楽しい。
    神野くんは中学生のときに甘利田先生のような大人に出会えて良かったなあ… というか、羨ましいなと思いました。

    0
    2024年03月10日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    母親が料理下手なせいで、並外れた給食好きになってしまった中学校教諭の甘利田幸男が給食を愛しすぎるあまり珍事を巻き起こすコメディー。好敵手神野ゴウや甘利田の行く手を阻む教育委員会の登場も見どころ。

    0
    2023年05月07日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    「私は給食が好きだ。給食のために学校に来ていると言っても過言ではない。」
    ここまで給食愛に溢れている甘利田先生最高。
    映画も面白かったがノベライズも面白い。
    ぜひどちらも見てほしい。

    教師という立場からそれを生徒にバレてはいけないと思っている先生。(周囲にはバレバレだが)給食献立を凝視する先生。メニューの名前からどんな食べ物なのか想像する先生。(オーロラソースがけとは)給食愛に溢れていて改めて給食っていいよな、と思った。なぜ給食はあるのか考えることができ食育の勉強にもなる作品。

    0
    2022年10月14日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    ドラマを見て知った作品。1980年代の給食風景がよみがえる。読んでみるとドラマが原作に忠実に作られているのがわかる。ドラマでは描かれなかった甘利田と御園のロマンスも心地よい。市原隼人のキャラが濃すぎたせいか,本の中の甘利田が市原隼人で固定されてしまったのは仕方がないだろう。まだ手に取ってない方は本を読んでからドラマを見られることをお勧めします。どちらも最上のコメディです。
    あらすじ(背表紙より)
    ハンサムだが無愛想な数学教師・甘利田幸男。彼の唯一の楽しみは「給食」だ。鯨の竜田揚げ、冷凍ミカン、アゲパン―。構成を見極めバランス良く味わう甘利田に対し、彼を挑発するように斬新な方法で食す生徒が現れた

    0
    2020年04月16日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    テレビドラマと同じ部分もあるけど、小説版ならではの展開もあった。小説版のほうが全体にシリアスな印象で、テレビドラマのほうがエンターテイメントな印象がある。
    いずれにしても、とにかく給食について熱い展開が多くて楽しかった。
    最後のあたりの映画に対応するところは、思っていた以上にシリアスでビックリしたけど、最後のメニューはとても良かったと思う。

    0
    2020年02月27日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    ドラマや映画にもなった『おいしい給食』(私は未視聴です)小説が先なのか映像が先なのかは知らないのだが、愉快でコミカルな作品だった。寡黙で表情があまり動かない数学教師、甘利田は給食を食べるために学校に来ていると言っても過言ではない。(ていうか本人がそう語っている)理由は母親の料理があまりにも美味しくなさすぎるから。なんとも悲しくなる。そんな彼が担任を受け持つ中学校一年一組にある強敵が現れる。神野ゴウ。ことあるごとに給食を"変化球"で味わう曲者。甘利田は神野の奇行に最初は腹立たしく、敵対心剥き出しだった。しかし、あまりにも美味しそうに味わう神野を見てその気持ちはどんどん薄れ、給

    0
    2025年11月26日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    学校 ★★☆  大人  ★★☆

    不愛想で生徒にも教師にも厳しい中学数学教師・甘利田。彼は給食のために学校に来ているといっても過言ではないと密かに自認している。
    そんななか甘利田のクラスの副担任として産休補助の国語教師・御園がやってくる。
    甘利田の指導は厳しいが、余計なことを言わず、自身の情熱が向いているのは給食。
    甘利田の考え方や、やり方が理解できず振り回される御園。

    そんなマイペースな甘利田にも、密かに戦っているものがあった。
    それは自分のクラスの生徒で、給食大好きな神野。
    給食を愛する甘利田は、供される給食を、そのまま受け入れ美味しく食べる。
    しかし神野は、ルール違反もなんのその。自分

    0
    2024年11月24日
  • おいしい給食 チリコンカンと北の友達

    Posted by ブクログ

    1作目より「おいしい給食」に近づいてきたかも
    過去3作で1番好きだった。
    食事の描写もおいしそう。
    セリフが忠実だからドラマを思い出せるのがいい。
    作者の方は過去につよきすのノベライズもされてたみたいで、つよきすなつかしい!とやや興奮。

    0
    2024年06月13日
  • おいしい給食 餃子とわかめと好敵手

    Posted by ブクログ

    Season1のドラマが面白かったので、読みました。給食に真剣に向き合っている姿は微笑ましくもあり、羨ましくもあります。 王道の方法で楽しむ甘利田先生と、アイディア王の神野くんの対決?腕試し?がとても面白かったです。 給食が懐かしく、食べたくなりました。 誰かの好きなものを馬鹿にしたり否定したりするのではなく、微笑ましい気持ちで見ていられるような、この本のような世界になったら幸せだなと思いました。

    0
    2023年06月08日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    給食を愛する中学校教師の甘利田と、同じく給食を愛する生徒神野ゴウ。いかに給食を美味しくアレンジして食べるか…給食の時間に静かに火花を散らす2人の戦いが面白い。ドラマは動画サイトで何話か見たことがあって、完全に脳内での甘利田先生が市原隼人でした。
    給食美味しかったなぁ…また食べたい。

    0
    2022年12月15日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    市原隼人さん主演で2019年秋にテレビドラマが放映され、2020年春に映画が公開、来月からドラマのセカンドシーズンが始まるらしいです。この本は原作本という話ですが、出版されたのが2020年1月…ということは、ノベライズ的な感じでしょうか。

    「私は給食が好きだ。給食のために学校に来ていると言っても過言ではない」

    だがそんなことは決して周りに知られてはならない…と、心の奥底でのみ給食を愛する数学教師・甘利田と、斬新な方法で給食を楽しむ生徒・神野…1980年代の公立中学校を舞台に描かれる学園コメディです。

    甘利田先生は表面上はめっちゃ厳しいのに頭の中は給食のことばかり…でも実は生徒たちのことを

    0
    2021年09月12日
  • おいしい給食

    Posted by ブクログ

    市原隼人主演の映画の原作本。
    私は観ていないが、彼の教師役を想像しながらだから読みやすかった。
    時代背景が私とそう変わらず、ニヤニヤせずにはいられなかった。
    紙製蓋の牛乳瓶、ミルメーク、ソフト麺…(笑)
    主人公の食レポを聞いていると、あれ?どこかで聞いた事がある…そうだ!「孤独のグルメ」byテレビバージョン(笑)

    0
    2021年01月12日