リチャード・バックのレビュー一覧

  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ネタバレ

    はい、というわけでね
    トレードマークは荷台に描かれた聖徳太子の一万円札!
    恐妻家で子だくさん
    いつも明るくて、情にもろくて騙されることも多いそんな人
    運転技術もたいしたことなくて、腕っぷしもからっきしだし、けっこうなビビり
    だけど一番星桃次郎のピンチには必ず駆けつけ、恐怖に震えながらも4トン半の小さなトラックで倍以上あるトラックに立ち向かいます

    そうなんよ!わいのヒーローは桃次郎じゃなくて「やもめのジョナサン」やったんよ!

    なんでジョナサンはそんなことが出来たんだろう?
    それはきっと自分の心の声に常に忠実だったからじゃないか?と思うのです

    本当はすぐにでも逃げ出したい状況で、迷わずアクセ

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    2025年09月28日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    働く喜び、生きる喜びを追求することによって、働く意味、生きる意味を自ら理解することができれば本望である。形式化、儀式化を通じて本質が変容することは避けられないのだろう。

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    2025年01月05日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ネタバレ

    人は人でしかないんだと思いたいと思った。

    能力、考え方、時代、色々な物事が混ざり合って今の自分がいると思った。

    そんな簡単じゃないぜえ、自由
    そもそも自由って自由じゃなかったりするぜ。

    それがそもそもの間違えだぜ
    そんな事を言ってちゃあなれねえぜ、自由。

    みたいな考えが右往左往しながら読みました。



    4章は、宗教とかニヒリズムを感じられて面白かったです。
    考え方も普遍的ものなんて無いのかもですね。
    ベルセルクの魔女さんが言ってたみたいに円環ではなく螺旋なんでしょうね。


    五木寛之さんの批評を全部読むと、色々な角度からの見方があると勉強になりました。

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    2024年02月14日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    完成版として発売時から新たにPart Fourが追記された本書で初めてこの作品に触れたが、あとがきでも書かれていたように、Part Threeまでだったらあまり面白いとは感じられなかったかもしれない。
    当時はアメリカのヒッピーから人気が広がったという話だが、それは理解出来つつも現代ではあまりウケないだろうなとも感じた。
    Part Fourにおいて、始まりに戻り時代は回るという事を感じさせられたのが良かった。

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    2023年06月17日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ・雨の日
    ・紅茶屋
    ・ヒッピーの聖典。
    ・お店に置いてたのでナナメ読み。

    ━━━━━━━━━━
    ・アルケミストと同様にスプーンの油にも触れている。
    ・ジョナサンの教えはやがて本質ではなく形式のみが受け継がれていく。
    ・パート4が書かれたのは近年、40年かかったそうな。
    ・すべてが茫洋としてすべてが確信系の本。
    ・印象的だった部分↓
    ・ジョナサン:「自分を追い出した者に教えてあげなさい」
    ・ジョナサン:「私は皆と変わりない、自分の事を知り、すでに練習を始めていることが重要だ。」

    ━━━━━━━━━━
    ・飢えた事がある世代と、そうでない世代では大切にしているものが違う。

    ・大切なのは丸が重な

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    2022年04月03日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    形而上学の学びと人間が陥りやすい(現在の人間社会が陥っている)罠、宗教や権威についてカモメの社会を通じてフィクションでありながら、はっきりと描かれている作品

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    2022年04月03日
  • かもめのジョナサン【完成版】

    購入済み

    生の追求

    ただ生きること。天敵から身を守り、食事を得て、子を育てること。これらは尊く、ないがしろにできるものではないと思う。しかし、それらと同等の強い想いを別に持つことができたなら、人生に強靱さが加わる。

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    2021年10月27日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ひとつのことを極めることで得られる解脱、悟りようなものはあると思う(少なくともあってほしい)。五木寛之氏は「ゾーン」と書いているが、そういう一時的な感覚ではなく、人生観を変えるような何かである。それは、生死を扱うような武術・武道の類のみならず、茶道や華道などにもみられるし、禅的にいえば仕事家事全般、なんでもそうだろう(要は、取り組み方)。

    ジョナサンにとっては「飛ぶ」ということが、それだった。作者のリチャード・バック氏が戦闘機や曲芸飛行のパイロットであったこと、シルバ・マインド・コントロールの経験者であることを考えると、本人の体験をもとに記したものであることは想像に難くない。

    悟りを得た人

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    2021年09月18日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    10代前半の頃に読み、非常に感銘を受けた本。
    人生で一番つまらない時期を過ごした今、完全版を買って読み返してみた。
    感想が思い浮かびすぎて、上手く言葉に出せない
    つまらない言葉になるけど、自分の人生を振り返るきっかけになった。

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    2021年06月27日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    小学生の時に読んで、サイケデリックを体験してから読み直したら感想が変わった。自分が日々考えている統合と分断についてや何かを探求していくうちに分かり合える仲間が減ってしまうことこと、一般性を失った人はどうなるのか、人生における他人の存在意義など、自分が普段考えていることに近いことに関するヒントをくれる本だった。

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    2021年01月08日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    宗教とはなんなのか?哲学とはなんなのか?
    考えるヒントを与えてくれる1冊。

    読み終わった後は自分の感覚を1番大事にしたい。
    感じたままが今の私なんだなと思えた。

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    2020年12月26日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ・THE HIGHLOWS「十四才」から辿り着いた。名著でした。人生のストーリーは一生じゃ足りないよなって私も思った。

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    2020年08月14日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    第4章がよかった。読者一人ひとりの心に一羽のカモメが寄り添ってくれ、そのまま新しい景色の中へ連れていってくれるような作品だなと感じた。繰り返し読みたい

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    2025年04月20日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    噂で聞いていたがビレバンでふと出会い読んでみることに。星の王子さまとも対比される人生の喜びについて書かれている寓話らしいのだが断然こちらの方が良い!とにかく生きる喜びや好きなことを追求して、それを愛を持って人に伝えていくこと。「われらすべての心に棲むかもめのジョナサンに」という冒頭の言葉がよく示している。生活に気を取られてばかりいずに、ちゃんと生きる意味を追求すること、群衆に思考を停止して同調しないことを肯定してくれ、勇気をくれる作品。

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    2024年09月01日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    これから新たなこと挑戦しようとする人の背中を押して、自由に導いてくれるような本であった。
    周りに何を言われようと自分の自由に生きたらいいし、挑戦したことを周りに教えてたり、それを活かして助けてあげたりすることのできる人になれたら素敵だなと思った。

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    2024年06月13日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    開始: 2023/11/9
    終了:2023/11/10

    感想
    光り輝くカモメ。その姿を追って輝きを失うカモメ。大衆は愚かなのか。聖人は生まれつき成人なのか。宗教に救いはないのか。残響は消えない。

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    2023年11月10日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ネタバレ

    リチャード・バックの本は、読み始めるとたちまち辺りに静謐で夢の中の様なふわふわとした浮遊感に包まれる感じがして、プロペラ機で1人空を飛行している時はきっとこんな感覚なのかな。と夢想してみたり昔からとても好きなのだが、最近になって第四部があった事を知り今回初めて完成版を読んでみた。

    不思議な世界のカモメの話は、人間社会に生きる私たちがその意味を考えるうえで示唆に富んだ内容ではあるけれど、第三部までは童話(?)寓話(?)的な世界観の色が強く、説教くさく感じないまま物語は終わるという印象を持っていた。

    第四部ではジョナサンが会得した飛行技術や「カモメとはどんな存在か」を若いカモメ達に教えていく中

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    2023年05月13日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    生きる目的って。
    寓話なのかファンタジーなのか。児童文学の姿をしてるのに、読んでみたらとんでもない方向に流さる作品。エンデの「モモ」のような衝撃を受けました。

    谷口けいさんが好きだった本。ということで気になり読破。70年代後半に世界中でブームになったそうなので、知ってる方もいるでしょうか。

    かもめのジョナサンは、飛ぶことが好きなカモメ。
    他のカモメは餌を摂るために飛ぶが、ジョナサンは飛ぶこと自体が目的。より一層美しく、速く、「飛ぶ」ということをとことん追求していく。

    そんな他と違うカモメはどこの群れでも馴染めず、追放されしまう。そんなはぐれカモメ達が集まり、ジョナサンは飛ぶことをさらに追

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    2023年03月14日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    パート1でジョナサンが限界に挑むところが好みでした。後半になるにつれて考えさせられる部分も多かったです。

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    2025年05月22日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ネタバレ

    あとがきが最高!
    自分の疑問に向き合うために翻訳に挑戦したという著者の思考に感銘を受けた。
    食べるために生きることは醜いことではないという翻訳者の意見に賛同する。
    アメリカはトップダウンの神的な主導者の存在を渇望する。
    神聖なもの、完全なものになりたいと思い、努力すればなれるという思想的な物語だった。

    かもめ版ドラゴンボール。
    スーパーサイヤかもめ。
    瞬間移動はスピードを極めすぎ。
    脳細胞がトップギアにもほどがある。

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    2025年02月12日