リチャード・バックのレビュー一覧
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人は人でしかないんだと思いたいと思った。
能力、考え方、時代、色々な物事が混ざり合って今の自分がいると思った。
そんな簡単じゃないぜえ、自由
そもそも自由って自由じゃなかったりするぜ。
それがそもそもの間違えだぜ
そんな事を言ってちゃあなれねえぜ、自由。
みたいな考えが右往左往しながら読みま...続きを読むPosted by ブクログ -
周りに流されず、ただ飛ぶことを追求したジョナサン。
当時のヒッピー文化と相まって、人気になったそうだが、時代背景に関して勉強不足であり考察するのが大変難しい。Posted by ブクログ -
完成版として発売時から新たにPart Fourが追記された本書で初めてこの作品に触れたが、あとがきでも書かれていたように、Part Threeまでだったらあまり面白いとは感じられなかったかもしれない。
当時はアメリカのヒッピーから人気が広がったという話だが、それは理解出来つつも現代ではあまりウケない...続きを読むPosted by ブクログ -
・雨の日
・紅茶屋
・ヒッピーの聖典。
・お店に置いてたのでナナメ読み。
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・アルケミストと同様にスプーンの油にも触れている。
・ジョナサンの教えはやがて本質ではなく形式のみが受け継がれていく。
・パート4が書かれたのは近年、40年かかったそうな。
・すべてが茫洋としてすべてが...続きを読むPosted by ブクログ -
形而上学の学びと人間が陥りやすい(現在の人間社会が陥っている)罠、宗教や権威についてカモメの社会を通じてフィクションでありながら、はっきりと描かれている作品Posted by ブクログ
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ただ生きること。天敵から身を守り、食事を得て、子を育てること。これらは尊く、ないがしろにできるものではないと思う。しかし、それらと同等の強い想いを別に持つことができたなら、人生に強靱さが加わる。
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ひとつのことを極めることで得られる解脱、悟りようなものはあると思う(少なくともあってほしい)。五木寛之氏は「ゾーン」と書いているが、そういう一時的な感覚ではなく、人生観を変えるような何かである。それは、生死を扱うような武術・武道の類のみならず、茶道や華道などにもみられるし、禅的にいえば仕事家事全般、...続きを読むPosted by ブクログ
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10代前半の頃に読み、非常に感銘を受けた本。
人生で一番つまらない時期を過ごした今、完全版を買って読み返してみた。
感想が思い浮かびすぎて、上手く言葉に出せない
つまらない言葉になるけど、自分の人生を振り返るきっかけになった。Posted by ブクログ -
小学生の時に読んで、サイケデリックを体験してから読み直したら感想が変わった。自分が日々考えている統合と分断についてや何かを探求していくうちに分かり合える仲間が減ってしまうことこと、一般性を失った人はどうなるのか、人生における他人の存在意義など、自分が普段考えていることに近いことに関するヒントをくれる...続きを読むPosted by ブクログ
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宗教とはなんなのか?哲学とはなんなのか?
考えるヒントを与えてくれる1冊。
読み終わった後は自分の感覚を1番大事にしたい。
感じたままが今の私なんだなと思えた。
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・THE HIGHLOWS「十四才」から辿り着いた。名著でした。人生のストーリーは一生じゃ足りないよなって私も思った。Posted by ブクログ
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他人が自分勝手に見える、私のことを否定していると、感じることは、実は、自分自身も自己中心的。あの人はジョナサンやなと思っていたが、そんな自身もジョナサン。
世界側から物事を捉えると、感じ方が変わるのかも。
と感じた一冊。Posted by ブクログ -
改革者が現れ、その生き方が広く広まり、やがて宗教として形骸化していくという、どの宗教にも当てはまるような物語です。
カモメにとって飛ぶことは単に餌を取るための手段では無いという考え方は、人にとって行動する事と置き換えると興味深いものがあります。
昔から時々読み直す本でしたが、第4章が発表されて初めて...続きを読む -
開始: 2023/11/9
終了:2023/11/10
感想
光り輝くカモメ。その姿を追って輝きを失うカモメ。大衆は愚かなのか。聖人は生まれつき成人なのか。宗教に救いはないのか。残響は消えない。Posted by ブクログ -
リチャード・バックの本は、読み始めるとたちまち辺りに静謐で夢の中の様なふわふわとした浮遊感に包まれる感じがして、プロペラ機で1人空を飛行している時はきっとこんな感覚なのかな。と夢想してみたり昔からとても好きなのだが、最近になって第四部があった事を知り今回初めて完成版を読んでみた。
不思議な世界のカ...続きを読むPosted by ブクログ -
生きる目的って。
寓話なのかファンタジーなのか。児童文学の姿をしてるのに、読んでみたらとんでもない方向に流さる作品。エンデの「モモ」のような衝撃を受けました。
谷口けいさんが好きだった本。ということで気になり読破。70年代後半に世界中でブームになったそうなので、知ってる方もいるでしょうか。
かも...続きを読むPosted by ブクログ -
名著だと言われている本を読んでみた。なるほど、なかなかいい本かもと思った。
ジョナサンをはじめまるで人のような数羽のかもめの生きようが描かれる。私は、若いうちは人に後ろ指をさされようと自分の信じたことに懸命に向き合い、その時期を過ぎれば若さゆえの頑なさやわが身第一という姿勢に変化が生じ、後から来る者...続きを読むPosted by ブクログ -
シンプルだけど生きることの本質が書かれている気がする。禅にも通じる考え。偶像化することも良し悪しあるなと。Posted by ブクログ
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生きていく上で必要な事。それは自由と冒険と愛。多分そういうような事を書いていると思うんだけど私には難しかった。読んでて、自分の内面を探り出されるような感覚がたまらなく気持ち悪かった。Posted by ブクログ
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カモメが主人公で、カモメの視点で全てが描かれる不思議なお話だった。所々に本物のカモメの写真が挿入され、勢いよく飛ぶ姿を見ることができた。
尖った杭でもそれを貫き通せば己の道を確立し高みを目指すことができる。
そんな気持ちになるような作品。Posted by ブクログ