リチャード・バックのレビュー一覧

  • かもめのジョナサン【完成版】
    余りに神話的というのか、聖書を呼んでいるような不思議な信仰心がページを捲れば捲るほど芽生えていくのだが、少し期待値を上げすぎた感が否めない。ただなぜだか分からないけれど最後のページを閉じた時、ジョナサンにまた会いたいと思った。
  • かもめのジョナサン【完成版】
    今のわたしにとっては掴みどころのない作品。
    わかったような気がするところがあると思ったら、気付けば置いていかれているような…

    定期的に読み返すと、その時々の自分の状態で印象が変わるのかなあという感じ。
  • かもめのジョナサン【完成版】
    以前、友人からお薦めされた本。
    読んだ人により千差万別だと思うけれど、私は
    ・まつり上げ、讃えたり信仰したりすることが重要なのではない。その大元にある考え方を自分自身によって体得することこそが重要。
    ・肉体の限界が精神の限界なのではない。肉体は場所や時間など様々な制約をうけているため、無限の思想が自...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    頭では何かしらの良い示唆的なものを感じる気がするのだけれど、もやもやとした違和感が最後まであった。確かに食べ物のために争い合う事はやめたいと思うけど、食べるために飛ぶ人生(鳥生?)の何がダメなんだろう?とも思った。
    ダメなあのカモメたちを、自分が教え導かねばというらエゴイズムのようなものを感じる箇所...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    簡単な文章ですぐに読める。
    解説が大変面白かった。
    作品からどんな思いを持つかはそれぞれだと思うが、これを読んでジョナサンのようにたびに出ようと思わなかったのは私がもうイイ歳だからかな。
  • かもめのジョナサン【完成版】
    最初から何故だかわからないけどジョナサンに対して否定的なポジションを取りながら読んでいた。
    食べることよりも飛ぶこと、高い位置から仲間を見下ろし自分の正義を貫こうとする、天に登って「白く」輝き、自分は特別ではないとしながらも明らかに特別な能力を発揮するジョナサン。自分の教えが形骸化し、意思に反して偶...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    かもめのジョナサンは飛行に対しての憧れがあった。ところが、他のかもめ達は日々、食事を探すためだけに空を飛び、魚を奪い合っていた。そんな中、かもめの掟を破ったジョナサンは集団を追放されてしまう。彼は自由を求めて旅に出る。

    人々が当たり前に受け止めてしまっている社会的地位に焦点を当ててそこから脱却する...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    完成版じゃなくて古い方を読んだからchapter4は読めてないのだけれど。

    星の王子さまに次ぐ寓話らしい。
    かもめのジョナサンが群れを出て、通常のかもめの生き方を脱し、飛行法に励んでいく話。

    率直に、ジョナサンは研究者っぽい生き方だなと思った。
    chapter4で神的な話になるらしいけれどそれを...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    リチャード・バック(1936年~)は、米国の飛行家、作家。もともとは飛行機に関するルポルタージュ作品を書いていたが、寓話的小説『かもめのジョナサン』で一躍脚光を浴びた。
    本書『かもめのジョナサン』は1970年に発表(全3部)され、当初はほとんど注目されなかったが、当時の米国でのヒッピー文化に後押しさ...続きを読む
  • かもめのジョナサン【完成版】
    元カレの愛読書で、名作と聞くので当時読んでみたのですが、なんか、私のように努力とかがんばるとか苦手な人には向かない話かもしれません…
  • かもめのジョナサン【完成版】
    ただ食べるだけの生を止め、好きなことを極める生き方を選んだカモメのジョナサン。
    早く飛ぶための研究を行い、カモメとしての伝統的な生活を重んじる両親と社会からは疎まれる毎日です。
    しかし、やはり彼は自分を信じて高みへ昇ります。
    彼が見つける生きる意味とは。
    人間が書いたカモメの物語ですので、当然我々の...続きを読む