野町和嘉のレビュー一覧

  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    尊敬する方からいただきました。

    『ゆるしの気持ちを身につければ
    その記憶にまつわる負の感情だけを
    心から手放すことができるのです。
    ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく
    「自分を自由にする手段」です。』(本文より)
    毎晩祈りを捧げ、懺悔していても、過去の出来事に知らず知らずに拘っています。
    言葉の一つ一つが心に沁みます。
    チベットに行ってみたくなりました。

    0
    2015年04月05日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    ダライ・ラマ14世の名言集で、「ゆるし」をテーマにしている。書かれている事は、とてもシンプルで、どこかで聞いた事のあるものばかりだが、彼の言葉として聞くと、一言一言に納得してしまう。

    ゆるしとは「相手を無罪方面にする手段」ではなく、「自分を自由にする手段」です。

    この一文が特に重かった。ほんと「ゆるし」とは、永遠不変のテーマだと思わされる。

    またこの本のもう一つの目玉は、野町和嘉氏による写真が沢山使われている事。写真には、チベットの風景とそこで暮らす人々が収められている。

    0
    2012年05月14日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゆるしの気持ちを身につければ、
    その記憶にまつわる負の感情だけを
    心から手放すことができるのです。
    ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、
    「自分を自由にする手段」です。 (P6)

    愛、ゆるし、思いやりにより、
    私たちはさらなる希望と決意を手にし、
    より明るい未来に向かって進むことができます。
    怒りや憎しみに負けてしまえば、道に迷い、
    苦痛に満ちた人生を送ることになってしまいます。 (P8)

    0
    2011年07月25日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    東日本大震災がおこる前から読み始めていたが、震災後また読み返した。ダライ・ラマ法王の言葉が、よりいっそう胸に響いた。
    他人を思いやることが大切。当たり前のことだけど、ときどき忘れてしまいそうになる。つらいときこそ、もっと恵まれない境遇の人々のことを考えられる人間でありたい。

    0
    2011年03月23日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    読みながらずっと涙が止まりませんでした。
    戒律のため朝昼しか食事をとらないけど時々お腹がすいてビスケットなどを食べてしまうそうで、
    大変失礼ながら萌えてしまいました。

    0
    2011年01月07日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    うえつじといえば、テンジン・ギャツォが大好きであることで、日本ではつとに有名ですが、今回はそんなダライ・ラマ14世のお言葉を紹介します。

    ・怒りや憎しみでは、問題を解決することはできません。それらを解決できるのは、思いやりと真の優しさによる癒しだけなのです。世界平和を持続するための手段は、「思いやりによるゆるし」しかない。私はそう思うのです。

    ・人類、さらにはすべての生きとし生けるもの--人間も動物も--には、幸福を求め平和に暮らす権利があります。これとは反対に、他人に痛みや苦しみを与える権利を持つ者など一人もいません。

    ・ゆるしの気持ちを身につければ、その記憶にまつわる負の感情だけを心

    0
    2010年09月21日
  • 祈りの回廊(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    祈ることって美しいですね。 この本の最後の一文です。「多様な思想が共存できるところから、生き延びてゆくための知恵は生まれるのであろう。」

    0
    2009年10月04日
  • 祈りの回廊(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    日本人にとっては曖昧だけど、世界には宗教は非常に大きな意味を持っている。そんな各国の聖地を巡るドキュメント。結構レアな場所やイベントにいっているので、記録としても貴重。写真もすばらしい。

    0
    2009年10月04日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    「ゆるす」言葉という題名と著者が「ダライ・ラマ」であるので、読み始めました。
    チベットをチベットの人のものとしてあげたいものです。
    私が毎日拝んでいる言葉「生きとし生けるものが全て幸せになりますように」は、ダライ・ラマの言葉だったような気がします。
    この言葉を唱えるようにしてから、人生が良い方向に動き出した気がします。

    0
    2025年01月13日
  • 祈りの回廊(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    宗教が人を動かしうるポテンシャルの大きさを改めて知った。とりわけ、メッカでおおぜいの人が集まった広場を尖塔(ミナーレ)から見下ろしたような写真が素晴らしかった。あれは本当に圧巻だ。

    そうしたエネルギーの大きさも本質だけれど、このエネルギーが結局排他性(他の宗教との対立)をもたらしているのだろうと思うと、問題は簡単ではあるまい。一方で、他宗教との対話を唱えたヨハネ・パウロ2世(ローマ法王)とか、牧歌的な仏教国ブータンの豊かの生活のことも知り、また少し、この世界も捨てたものではないと思うのである。

    0
    2014年12月04日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    言葉にすると嘘臭く陳腐に感じ、言葉の限界を思い知らされます。それでも目に見える物にすがろうとする自分が嫌になりました。
    ゆるす、とはとらわれない事だとも思いました。

    0
    2014年09月27日
  • 長征 毛沢東の歩いた道

    Posted by ブクログ

     蒋介石の国民軍に追われ、毛沢東率いる紅軍は1万2千キロの撤退を開始する。当時の毛沢東が歩いた道を「長征」というのだ。道は中国内陸部を行く、どの風景も素晴らしい。見ごたえがある一冊である。

    0
    2013年01月30日
  • 写文集ナイル

    Posted by ブクログ

    ナイルを舞台に調査したアフリカの記録。民族の生活がよりリアルで牛とともに生きるディンカ遊牧民族の写真に衝撃を受けた。牛の糞尿を生活の糧としており、一体となっている様がとても神秘的である。下唇に皿の大きさで女性の美人度を計ったり変わった習慣もある。

    0
    2011年11月21日
  • ゆるす言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ダライ・ラマの言葉はありがたい言葉の一言である。
    目から鱗の言葉が幾つもあった。
    だだ後半部分が、ちょっと宗教的意味合いが強く、少し残念である。

    0
    2011年07月23日
  • 祈りの回廊(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    チベットのチベット仏教徒、イスラム教の聖地メッカとメディナの イスラム教徒、エチオピアの古代ユダヤ教直系のキリスト教徒、カトリックの 総本山ヴァチカン。巡礼し、祈る信者達の写文集。 115点の写真が見とれてしまうほど、とてもきれいです。

    0
    2009年10月04日