嵯峨野功一のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
はじめに
第1章 教養人の話し方は、なぜわかりやすいのか
第2章 教養人が使っている「わかりやすさ」10の技術
第3章 あなたの周りの「教養バカ」7つのタイプ
第4章 語彙力こそが「わかりやすさ」である
第5章 【脱・思考停止】「わかりやすさ」にダマされるな
第6章 心に刺さるフレーズのつくり方
<内容>
タイトルからは「教養バカ」をディスる本かと思ったが、内容的には「わかりやすく」伝えるためにはどうすればいいかを書いた本だ。
では、その秘訣とは
①自分のアタマの中の「絵」を相手のアタマの中の「絵」に近づける
②専門用語や抽象表現などは避け、相手の世界に近づける言葉を選んで話す
③一文を短くして、つなぎの言葉(つまりは接続詞など)をうまく使う
④相手に興味を惹かせるフレーズをはさむ
⑤「3」にこだわる
⑥結論を先に言う
⑦伝えるためには準備が必要。その際に「カンペ」は用意すべし(ただし、できれば自分のアタマの中の「絵」を表現したものを
⑧表現技法として、語彙力を増やせ
また後半では、「わかりやすさ」に惑わされるな!ということで、そういうフレーズの裏を指摘。最終章では、トレーニング例も載っている。 -
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ネタバレ面白そうな題名だと思ったら、竹内薫の本。期待通り面白かった。
フォトリーディング&高速リーディング。高速を交えて熟読。
どちらかというと、文系の人に対する理系への招待のような本。そもそも本書に載っているような「理系バカ」は本書を読まない。「文系バカ」は読むと思う。
著者が「グーグルの非公式入社試験」を徹底的に考えたエピソードは、著者としては理系的考え方の紹介のつもりであったろうが、私としてはそのまんま「理系バカ」に思えて滑稽だった。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
42:文系バカは話せば誠意が伝わると思っている。ややもすると中身のないのに押しつけをすることにもなる。知ってる不利も文系バカのコミュニケーションを優先した結果。
60:統計には平均値のほかにも中央値がある。平均値で判断するのは「文系バカ」(と著者が言うが、じっさんは単なる「バカ」だと思った)。
89:比喩ができないのは「理系バカ」。
95:「理系バカ」の自己優越的弊害から逃れる方法・・・そんなバカには近付かないこと。
199-200:たけしが算数を英語で勉強している話。暇を見つけてイギリスの小学校の算数の教科書を読んでいるとのこと。成功する人の影の努力を知って刺激をもらった。 -
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ネタバレ日本の教育制度上、理系とか文系という選択はせざるを得ない。しかし、そこで生じてしまう選択科目。特に私立大学受験を目指した勉強では、極一部の科目しか勉強しないことになる。そして、大学に入った後も大した勉強をしないで済んでしまう。
勉強はしなければならないものではない。しかし、すれば豊かな生活やよりよい仕事に結びつく。それを知らない教育者が受験だけを目的に教えてしまっている現状がある。
やはり文理を両方学ぶことが重要だ。
現在の日本は文系が管理職で理系は労働者という構図がある。理系も管理職になれる力をつけなくてはならない。個人の中の文理のバランスはもちろんだが、社会の文理バランスも然り。 -
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文理両道。これこそが本当に頭の良い人。これがこの本の言いたいことであり、同意できる。
本の内容自体は☆3つくらいだが、自分は文系人間であるが、理系の知識にもっと興味をもち、知的好奇心の幅を広げていきたいと思わせてくれた、またお勧めの文献も知ることが出来た為☆4。
頭にガツンと来たのは、「ものづくり日本の根底にある学問が物理学なのだ」ということ。物理学を敬遠してどんどん人材がいなくなる日本。また地震が多いのにかかわらず専門家である地学者が減っている日本。将来技術で世界に誇れるものを生み出せる可能性が減っているのだと思うと空恐ろしい気分になる。自分は専門家には今更なれないが、理系情報にも興味を持って動向を知っておくぐらいはするべきだと感じた。科学雑誌も興味がある特集は読むように心がけたい。
また日本の教育について、横並びを好む風土が何かに秀でた人材を作りにくくしているということについても、問題意識を得た。政府は特別な人間を作るような教育は推し進めず、ハコモンだけを一生懸命作っている。使いこなす人材がいないのにハコモノだけ作ってもしょうがない。