面白そうな題名だと思ったら、竹内薫の本。期待通り面白かった。
フォトリーディング&高速リーディング。高速を交えて熟読。
どちらかというと、文系の人に対する理系への招待のような本。そもそも本書に載っているような「理系バカ」は本書を読まない。「文系バカ」は読むと思う。
著者が「グーグルの非公式入社
...続きを読む試験」を徹底的に考えたエピソードは、著者としては理系的考え方の紹介のつもりであったろうが、私としてはそのまんま「理系バカ」に思えて滑稽だった。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
42:文系バカは話せば誠意が伝わると思っている。ややもすると中身のないのに押しつけをすることにもなる。知ってる不利も文系バカのコミュニケーションを優先した結果。
60:統計には平均値のほかにも中央値がある。平均値で判断するのは「文系バカ」(と著者が言うが、じっさんは単なる「バカ」だと思った)。
89:比喩ができないのは「理系バカ」。
95:「理系バカ」の自己優越的弊害から逃れる方法・・・そんなバカには近付かないこと。
199-200:たけしが算数を英語で勉強している話。暇を見つけてイギリスの小学校の算数の教科書を読んでいるとのこと。成功する人の影の努力を知って刺激をもらった。