聴猫芝居のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
元は仕事でスピンオフに接した作品、そこで「あれ、この作者、ネットのいじりかた上手すぎ?」と感じて本編を読んでみましたが……や、予想通りに上手すぎました。
現代日本です。ファンタジーではありません。学園ハーレム系ではないですが登場する女性キャラは多いです(主人公の相手はひとり)。少しずつ王道からは外しながら、ネットゲームをテーマにしてきっちり物語とキャラクターを作り上げています。
正直、ライトノベルの中でも文体の軽さは群を抜いていると思います(文体の軽重の議論は置いときますが)。個人の感覚としては、小説を読んでいるというよりは、それこそネットに公開されている個人の日記を読んでいる感覚に近かっ -
-
-
Posted by ブクログ
「都市伝説を集める」という設定で、MFの『101番目の百物語』などと印象がかぶりますが、今後どれくらい独自色を出せるかな、といった感じ。
内容自体は、時間の経過の描写が引っかかる以外は適度に勢いがあっておもしろいです。
追記
第18回電撃大賞 金賞受賞作。
(一部ネタバレ)
主人公・八坂出雲が、人の形を取った都市伝説"都市伝鬼"をに出会い、それらを成果としてノートに書き綴ることで「都市伝説を規定する」というおはなし。
ある大学の付属校に通う主人公。民俗学の権威で、尊敬する大学教室の研究室に入り浸っていたところ、その教授から「都市伝説をまとめないか」という誘いを受けるこ -
-
-
Posted by ブクログ
妖怪も、都市伝鬼も書く事になった主人公。
ついでに4人分の食費のため、お金が大ピンチ!
のため、後輩に昼ご飯を作ってもらった事が
すべてのきっかけ?
確かにこれは言い出しにくいものがありますが
相手が人でない分、言わないと分からないのでは?
なんかこう…嫉妬が入り乱れている状態です。
この手の小説で言えば、可愛いものですが。
所詮理由なんかは、本人に聞いてみないと分からない。
気になるなら本人に…ですが、これはスケールが違う。
そもそも見つけるまでに、くじけそうです。
とはいえ、すっきりするため、頑張るしかない?
愛の告白(?)もすごいかったです(笑) -
Posted by ブクログ
巷にあふれる、怪しげな都市伝説。
4年後に向けて集め始めた主人公の前に
その都市伝説達がやってきた!?
これをすべて、身を持って体験せねばならんとは…という
恐ろしい現実が待っているわけではありますがw
紫の鏡、は聞いた事あります。
ジェットは…言われてみれば?
ベットの下の、は怪奇ホラーではなく
都市伝説だった、というのを知りました…。
まったく知らないのは、コトリバコ、だけです。
しかしというかなんというか。
話がそこに流れて行くとは。
確かに伝えて知られる事が大事、とは
最初から言ってましたが。
結局、すべての存在は、神様と同じく
信じなければ力がでない、という事??