POOのレビュー一覧

  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    国民的アイドルグループであるLEDに反旗を翻したアイドルやファンたちによる、熱量の高い作品。
    自分たちが目指すアイドル像に向かって一気に駆け抜けていく終始熱いストーリー展開で、中々に良い作品でした。下火の心の中の声が会話文に紛れ込んできており、微妙に読みにくいのだけが気になった。

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    2023年04月24日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    アイドルになりたい女の子がアイドルになるまでのお話。一筋縄ではいかないキャラクタ達の中で二人の主人公は障害を乗り越えて成長していき、読後感は意外にも(?)何だか爽やかです。
    「アイドルに恋するのはつらいことだ。応援すればするほど相手は遠くに行ってしまう。」

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    2020年05月31日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    アイドルという稼業でない青春な憧憬を説得力もって読ませてくれる一作
    よういにたにかえられぬ価値ある一品
    最近読んだ作品だと『ストライクフォール』と同じく
    全体を眺めて登場人物たちそれぞれにに役割振られているきちんと感が堅苦しいが
    ちゃんと自覚的に心象を適度に開陳させているところはより上手い

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    2018年10月19日
  • 新訳 雪の女王 アンデルセン名作選

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    少女ゲルダが、少年カイをさがす旅に出るが、行く先々で色々なことがある。それをのりこえていくゲルダの姿がカッコイイ!

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    2017年03月28日
  • 新訳 雪の女王 アンデルセン名作選

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    これまでに何度かいろいろなバージョンで読んでいるはずなんだけど、あ、こんなに語りかける口調なんだ、と初めて知った。途中で出会ったおばあさんの家で、花たちの語る支離滅裂な物語のなかに、けっこうどきっとするようなダークな話があったりするし、おとぎ話のようだけどやっぱりアンデルセンって、どことなく深淵をのぞいてる感じがする。
    12羽の白鳥は、好きなお話だけどグリムだと思ってた。たぶん類話があると思う。
    夜鳴きウグイスも好きなお話。このバージョンは、ウグイスのキャラも立っていてとてもいい。しんみりした。

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    2015年01月21日
  • プリンセス・ストーリーズ 白雪姫と黒の女王

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    “鏡よ鏡、かべの鏡よ。この世で一番美しいのは、だれ?” 魔族最後の生き残りである美しき妃・ジュリアナはそう尋ねずにはいられなかった。けれども、その美しさは永遠には続かない。次にいちばん美しくなるのは、母妃を早くに亡くした王の末の娘・白雪姫だった―― “世界でいちばん美しくなければいけない” 次第にその美しさを失っていく黒の女王と、無垢なるがために何も知らない白雪姫。二人の運命はすれ違っていく。“世界でいちばん美しくなければいけない” なぜ、どうして? その悲しい理由とは――? 世界的に有名な童話「白雪姫」をモチーフに、人気作家・久美沙織が、お妃様とラストに大胆なアレンジを施した誰も知らないプリ

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    2013年08月15日
  • プリンセス・ストーリーズ 白雪姫と黒の女王

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    グリム童話の「白雪姫」を物語の流れはそのままに、大胆にアレンジした作品。
    現代の価値観や倫理観、読者の感覚に合わせて物語を膨らます手腕はさすがのもの。
    それぞれの登場人物に血が通い、行動に意味合いや説得力を持たせて、魅力が増しています。

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    2025年02月23日
  • 新訳 雪の女王 アンデルセン名作選

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    そういえば読んだことがなかったな、と思ったので手に取った。絵がとってもかわいい。
    少女ゲルダがカイを探すため、裸足で旅立つ。いく先々では優しいけれど外に出さないおばあさん、カイに似た王子と王女の住む城、山賊の砦、ラップランドのおばあさんたちと雪の女王の城。
    一貫性がなくて、まるでRPGの大冒険のよう。女の子が主人公なのも面白い。
    途中オニユリが話したのがインドのサティーという風習だったので、ドキッとした。
    白鳥の王子は、いちばん気遣ってくれた末の王子が半分しか魔法が解けなくてかわいそうじゃない?と思った。

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    2020年07月04日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    こういう青春ど真ん中なやつ、いい。読み始めナズマが頑張る話かと思ったけど、アコのヒロイン力が圧倒的、でも主人公といわれると違うけど、群像劇とも言いづらい。なんか不思議な構成だった。とにかくアコのぶっきらぼうな脳内多弁キャラが可愛いの一言。小ネタ大好きな作家だからそれが生きるキャラづくりだなーと。確かに手さぐり感は否めないけど、持ち味の勢いを殺さずポップな話になっていて好きだった。好きなツッコミは『「踊りに行こう、ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・アコチン」「……誰が謎の記号だ」』

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    2017年03月07日
  • 新訳 雪の女王 アンデルセン名作選

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    ゲルダとカイはとっても仲良しの女の子と男の子。けれどもある日、カイに悪魔の鏡の欠片が突き刺さってしまった。やさしい心を失くしたカイは雪の女王に連れられて凍てついた世界の果てへ消えてしまった。カイを探してはだしのまま、ゲルダは広い広い世界に旅立つ。カラス、山賊の娘、トナカイらに助けられた先で、ゲルダはカイと再会出来るの――? アンデルセンの名作が装いも新たに角川つばさ文庫で登場! 「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」も収録。

    アナ雪も見たし、前に雪の女王(絵本)読んだのはもう大分前だったのでいっちょ復習してみようかなー、と言う感じでちょいす。挿絵は白雪姫と黒の女王と同じ方ですごく雰囲気合ってました

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    2014年06月09日
  • 新訳 雪の女王 アンデルセン名作選

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    POOさんの挿絵がいっぱい!つばさ文庫!

    雪の女王はアニメ映画でみたことあったけど、
    ゲルダがかわいい
    山賊むすめもかわいい
    一途な愛!いいな~

    白鳥の王子もいいね
    絵がかわいいからいいなあ

    夜鳴きうぐいすって話ははじめてかな

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    2014年02月23日
  • プリンセス・ストーリーズ 白雪姫と黒の女王

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    グリム童話白雪姫を現代の少年少女向きにアレンジ

    POOさんの絵がかわゆすぎる〜
    王子かわいい

    大筋にそんなにちがいはないけど設定に無理がなくて上手

    絵がほんとにかわいい

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    2013年11月17日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    アイドル。それも地下アイドルものである。いや地下アイドルというアイドルはいないそうだが。アイドル界隈には詳しくないのでよくわからんが、おもしろかった。
    しかし主人公の特性がいまいち活かされていなかったような気はする。

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    2017年02月08日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    デビュー作の「耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳」はあまりの電波加減についていけなかったが、本書は強烈な灰汁が抜けてクセ程度にまろやかになっている。文体に溶け込むようにポップでリリックな爽やか甘酸っぱいアイドルもの。
    国民的アイドルグループであるLEDをクソと言い、ライブで観客を殴りまくったりLEDをディスる歌を歌ったりとまだ強烈な灰汁があるが、ヒロイン下火の口少ない言葉と心の中での独り言とヒーローのナズマがうまく沖津区というアイドル地区を生み出している。

    イラストに表れているようなポップでキュートなアイドルが仲間とトップアイドルを目指し、あとから思い返せば青春でしかない日々を過ごす。恋愛やアイ

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    2016年10月09日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

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    ネタバレ

    石川博品版アイドルマスター。登場人物たちの軽妙なやりとりとそれぞれが生き急ぐ様の緩急が良い。アイドルたちのパフォーマンスはフィクション的でありつつも、もしかしてありえるかも?と思える楽しさがあった。やっぱ石川博品なんだよなぁ

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    2016年09月24日
  • メロディ・リリック・アイドル・マジック

    k.h

    ネタバレ 購入済み

    偶像の産物

    個人的にはAKBは商法や事務所契約関連以外はアイドルとしてまっとうだと思うのですが、AKBやモーニング娘のようなアイドルを否定して、ラブライブのような学生アイドルこそが真のアイドルであると信じてやまない謎の宗教じみた人たちのお話。
    主人公の共感覚?と思われる音楽を視覚する異常な能力は特に何も活かされず、それに悩む少年というだけの位置づけで、見た目が美しい歌を奏でる数多の異名を持つヒロイン下火に惚れて奔走する青春ストーリー。
    そんなアイドル物で青春物ですが、女性同士のドロドロしたものは一切描かれていなく読んでいてストレスはない。
    特に内容はなく、可愛い女の子たちがわちゃわちゃしてるだけなの

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    2019年12月14日