石黒由紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毅然とした佇まいに、媚びず、優雅で、美しく、愛嬌たっぷりで、気まぐれで、可愛いくて、そしてミステリアス。
猫って、なんて素敵なんだろう。もしも、猫を創造した神様がいるのなら、間違いなく私は信仰者になるであろう。それくらい猫が好きなのです。
本書は、作者の石黒さんの愛猫である、「コウハイ」を中心に、知人、友人を含めた猫の色々なエピソードを、毎回、二ページほどでまとめてあり、好きなときにちょっとだけ読むこともできたりと、非常に読み勝手がいい。
その中のひとつ
「猫は人間の顔だけを人間だと思っており、首から下は台だと思っている」
を読んで、公園で人懐こく近づいてきた野良猫が、約1時間あまり、私の太腿の上で丸まって寝ていたことを思い出した。そうか、あの時は私の太腿を寝台のように思っていただけだったのか。でも、そんなすれ違いでも構わない。猫のうれしそうな顔と、その温もりを堪能できただけで、私は満足だった。
また、猫は、自分のしたいことをするためのみにしか行動しないことを、別の本で読んだことがあるが、この本の中の、飼い主が目を覚ました後を見計らって、三度鳴いたのを最後に生涯を終えた猫のエピソードを読むと、その時の猫のいちばんしたかったことが、飼い主への別れの挨拶だったということになり、猫にも愛情のようなものがあるのではないかと思うと、何か凜とした気分になるとともに、胸が切なくなった。
他にも、少年が猫を抱いて散歩していたエピソードなどもあって、何が真実かなんて、誰にも分からない。でも、猫を飼っている方なら、その思い方や見え方も違うはずだし、捉え方次第で明るく前向きになれるのなら、それでいいんじゃないだろうか。
特に、猫に関しては、全てが明らかにならない方が絶対にいい。ミステリアスなのが、いちばんの魅力だと私は思っているから。 -
Posted by ブクログ
豆柴犬の"センパイ"と雑種猫の"コウハイ"の写真集なのですが、4コマ漫画風にしてセリフをつけているので楽しく見れる。
犬と猫が仲良し姉弟のように暮らしていて、大きくなったら母と息子みたいな感じになっている。
子猫の"コウハイ"が家に来た日の写真、"センパイ"が子犬だった時の写真もある。
「猫は、うれしかったことしか覚えていない」で、"コウハイ"の長い被毛を切ってやる話があったが、本当に毛が長い猫ちゃんだ。
この長い毛が切られてサッパリした時だと思われる"コウハイ"の姿は凛々しい。
雑種猫としか書いていないが可愛らしいので猫の種類をちょっと調べてみたら、ラグドールとかスコティッシュフォールドという猫種に似ている。
好きな犬の種類も柴犬なので、この二匹の犬猫が一緒にいる様子がたくさん見られて癒されました。 -
Posted by ブクログ
「大切なことはすべて○○が教えてくれた」というフレーズを時々耳にします。
○○には「本」「野球」「音楽」など何でも入るが、「猫」もピッタリはまると思った。
猫は、落ち込まない
猫は、本気で戦う
猫は、ほどよく無視する
猫は、淡々と過ごす
猫は、………
と、「猫は、こんなふうにして生きているよ」ということを綴ったエッセイですが、人生訓として読むこともできます。
猫のように生きて行けたらいいなと思う。
なんとなく知っている話ばかりだけれど、何度聞かされても猫とか犬の話題は微笑ましい。
ミロコマチコさんの絵が本書の面白さを倍増させるのに一役かっている。
絵を見ているだけでも微笑ましい。
「しあわせ4コマ豆柴センパイと捨て猫コウハイ」という2匹の写真で作った本もあったので一緒に読んだ♪
実際の猫ちゃん達の姿が愛らしく感情移入しやすいので一緒に読んで正解! -
Posted by ブクログ
犬と猫が仲がいいって、素敵ですよね!
ほっこり優しいフォトエッセイです。
豆柴のお姉ちゃんが先住。
2010年、豆柴センパイが5歳のときに、オス猫のコウハイがやってきました。
捨て猫だったコウハイはやんちゃで、元気いっぱい。綺麗な子ですよ~。
おっとり優しい豆柴センパイのちょっと困った顔も愛おしい。
手術の話や、ある老猫を看取ったこと、センパイのダイエット、震災への心構えなど、話題はいろいろ入っています。
猫飼い、犬飼い、あるいは好きだけど事情があって飼えない人、これから飼いたいと思っている人、被災地の犬猫が気になる人‥
何かと関心のある話題でしょう。
写真にはひたすら癒やされます☆
1冊目『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』はロングセラーだそうです。