市瀬まゆのレビュー一覧

  • 羊飼い王女の戴冠

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    タイトルが微妙だったので、ずいぶん積読になってましたけど、読んでみたら面白かったです。

    最初は羊飼いとして暮らしていた王女メリエルが、他の親族がみんな死んじゃって、強制的に王宮に戻され、しかも勝手に王配まで決められちゃってるって、メリエルにしたらジェットコースター並な生活の変化に戸惑ってましたけど、彼女なりに考え、よい政治をしようと努力してるのが、ただのふわふわヒロインでなくて好感が持てました。

    トラヴィスもメリエルに対して、最初はぞんざいな扱いをしてましたけど、だんだん惹かれていってますし、2人の心情の変化が想像できて、ちょっとニヤニヤ。

    王太子はたぶん死んでないだろうなって思って、後

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    2016年06月21日
  • 羊飼い王女の戴冠

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    幼い頃に宮廷から追放され田舎で羊飼いをしながら育ったメリエル。そんな彼女を女王にし自らがメリエルの夫になるために都から侯爵トラヴィスが迎えに来る。しぶしぶ王宮へ入るが宮廷では家臣に舐められ女王反対派には命を狙われる始末。けれどトラヴィスはそんなメリエルを時に厳しく時に優しく見守り、命がけで守ってくれる。彼に徐々に心が惹かれていくメリエル。そして少しずつ政務のことが分かるようになったメリエルは庶民の気持ちが分かる女王になりたいと願うようになる。

    最初はどうかな~と思いながら読み始めましたが、なかなか面白かった。主人公のメリエルも羊のようにフワフワした田舎娘かと思いきや、なかなかにしっかりしてい

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    2016年01月17日
  • 覇王の娘

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    第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞受賞作。

    明咲トウルさんのイラストだったので買ってみました。

    カバーイラストの阿仙〈あせん〉をすっごいもふもふしたい!!

    と思いました、まる。



    中華風ファンタジーで、公主さまと武人の結婚から始まる恋愛――とうのがだいたいのお話。

    それだけだと私、最後まで読めないので、つまりそういうことです(苦笑)

    ただのラブロマンスではなく、謀略あり、おてんばあり、ギャグありで、とてもおもしろい作品でした。

    感想垢でも、読んだの記録でも書いたけれど、藍爺〈らんじい〉と阿仙のやりとりに爆笑したwww

    すごいいいコンビになりそうだwww

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    2014年09月11日
  • 羊飼い王女の戴冠

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    2歳で追放された王宮へ、王女として戻る事に。

    今まで好きなように遊んで食べて寝ていたというのに
    衣食住が保障された、恐ろしい世界へようこそ?
    夫となるヒーローとやりあっていますが
    猫が犬に喧嘩を売っているようなもの。

    仕事として頷くだけ、という状態ですが
    それに喧嘩を売ってくる貴族。
    これはこれで、前置きもなく発言を求めているので
    不敬になりそうなものですが…。
    議会中だからよし、なのでしょうか?

    言う事をききまくっている羊がかわいいです。
    そして王妃は、若干爪が甘いというか
    直接的すぎて、分かりやすかったです。

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    2019年01月21日
  • 覇王の娘

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    功績をあげて帰ってきたら、報償として
    第3公女と犬っぽいものがやってきた。

    閉じ込められていたというわりに、嫁いでくるのは徒歩。
    ここまでくるのに通らねばならない数々のものは
    一体どうしたのでしょう?
    仇だというのに屋敷の住人に~という
    よくあるパターンです。

    教訓としては、急いては事をし損じる、と
    焦るな危険、でしょうか?
    あからさまに怪しいのに、判断を見誤ります。
    難関が出てきますが、それもさくっと解決。
    ご都合主義、というわけではありませんが
    そこまで大変な事もなく、無事終了。

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    2017年06月02日
  • 恋する公主と危険な子守り武官

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    大国の公主茈凜と幼馴染みの天彰のお話。
    最初は茈凜は天彰のことを幼馴染みとしか見てないけど、自分に縁談が降って湧いたことから、だんだん天彰を意識し出してる過程が分かり易かったです。

    天彰も鉄壁の理性で茈凜への恋心を隠していますけど、茈凜の結婚相手の那珀が現れてからは、その理性が吹き飛ぶこともあって、これぞ青春って感じです。

    那珀は分かり易い悪役でしたけど、最後にキツネに変わってしまったり、実は那珀は影武者でニセモノだったとか、予想外の展開にちょっとびっくりしました。

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    2016年07月08日
  • 悪しき王女は練習中!~夫が教える甘いキス~

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    偶然と悪意が重なって、隣国で悪女として有名になってしまっていた貧乏小国の王女ユディが、その評判を買われて、期間限定、離婚前提で隣国の王妃として迎えられるってところから始まるお話。

    最初は離婚前提だったのに、お互いに惹かれはじめて、最後はリシャールの心変わりで離婚はなし。結末も悪役も予想は付いてしまう状態でしたが、まあ、ハッピーエンドだからいいかな。

    惜しいのは、ユディが小国の王女でもやればできるところを見せたいって感じだったのに、結局そこの描写はなくて、イサドラはユディがいい人ってのは分かったみたいなんですが、その他大勢の貴族達や長老なんかは、結局ユディを認めたのか不明。リシャールの政務を

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    2015年08月16日
  • 悪しき王女は練習中!~夫が教える甘いキス~

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    設定とジャケ買い。
    貧乏王国の王女が大国の王様と契約結婚。しかも、離婚を前提とした。どこかで読んだことがあるような設定ですね(笑)
    リシャールのS気質はなかなか良かったですが、ユディが明らかに罠だろうと思うような場面に1人で乗り込んでいき、そしてリシャールに助けられるという展開がちょっと多すぎ?とか思いました。リシャールじゃないけど、もうちょっと警戒心と危機感を持とうよ!と思ったり。
    序盤が良かっただけにラストへの持って行き方がいまひとつで盛り上がりに欠けた感じがあったので、ちょっと残念でした。でもハッピーエンドだし、まぁ良かったと思います。

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    2015年04月09日
  • 覇王の娘

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    ネタバレ

    微妙。
    まず、ヒーローの名前が別の作家さんの作品を連想させてしまうのがいただけない。その辺り、受賞後に何とかすることはできなかったんだろうか。
    事件も今ひとつ緊迫感のないままさらっと流して終わってしまったし……。

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    2014年12月31日
  • 守護姫さまの恋修行

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    武家の名門一家に育ったけど、女であるゆえにそろそろ嫁がないといけない莉瑠と、王族だけど目的を失って放蕩している朱槙のお話。

    二人とも魅力的ですが、脇役のキャラがなんともいえずいい味を出していました。特に莉瑠の祖父の子厳と笵王がよくて、莉瑠と朱槙を結びつけた刺客が子厳だったとは予想が付きませんでした。かわいい孫娘を突き落としていながら、鍛えていてよかったってつぶやいた子厳には笑ってしまいました。

    王太子様は全然出てこなかったのはちょっと残念です。

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    2014年10月02日
  • 覇王の娘

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    「ルルル文庫 優秀賞&読者賞」ということと、イラストが明咲トウルさんだったんで買ってみました。

    巴煬も琳玲も結構好きな性格でした。前半の誤解はありますし、なんで王が琳玲を離宮に閉じ込めたのかとか、阿仙の正体なんかは後半で解けますが、なんかちょっと物足りなかった気がします。悪役が比較的予想が付きやすかったからかなぁ。

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    2014年06月07日