丸川哲史のレビュー一覧

  • 台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア

    Posted by ブクログ

    デリケートで複雑な台湾、東アジアの歴史について、出来る限り多方面から解き起こそうという内容だと受け止めました。
    自分の知識足らずで十分に理解できていないところがあるので、それ以上の評価はできないのですが、全体像を俯瞰するという目的では良い本かと思います。

    台湾のことを知ろうとすれば、おのずと日本、中国、東アジア全体を見渡さなくてはなりませんし、冷戦構造、アメリカの存在も抜きにはできません。
    冷戦後の東アジア、アメリカに頼らない東アジアのグランドデザインを考えねばならないのだなと思いました。
    さらに広く、西洋と東洋の関係性など、今まで疎かった視点も与えてもらったと感じています。

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    2011年06月04日
  • 台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア

    Posted by ブクログ

    台湾映画が好きだから、その台湾という国について学ぼうと思い立ち手にとった。台湾の近代史も新しい見地から既往の成果も踏まわれよくまとめられているし、文章も読み易く、良質な本だと感じた。

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    2011年05月05日
  • リージョナリズム

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    自他を区別する文化地政学的境界設定の問題を、私たちの無意識化された「言説編制」の問題として捉え直し、その変容過程を跡付け、他者認識や地政文化が流動化するなかで、リージョナルなものの再編の可能性を探る。

    [ 目次 ]


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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年07月14日